急に親しい方や親族がなくなったら、
お通夜に伺うことになりますね。
知恵ばぁの年になると、こういった
機会も増えてくるものです。
お通夜のマナー、意外と間違って
いる方も多いようです。
若い方は慣れないことなので仕方が
ないかとも思いますが、ちょっと調べれば
分かること。
きちんとしていると、お互い気持ち
良いですね^^
今日は、お通夜のご霊前 相場金額や
御霊前 書き方をまとめてご紹介します。
お通夜はご霊前?ご香典?ご仏前?違いについて
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最近の香典袋にはご丁寧に
『御霊前』『御仏前』『御香典』の
紙が入っていることが多いですね。
お通夜は急なことですから、急いで
香典袋を買ってきて、いざ名前を書いて…!
というときに、あれ?どれを使えばいいの?
と迷う時も。
迷ったら、「御霊前」を使いましょう!
それぞれの違いは以下の通り^^
【御霊前】
仏教、神道、キリスト教のすべての宗教
で使うことができます。
相手の宗教を知らない場合は、こちらが
無難でしょう。
【御香典】
仏教のお葬式では使います。
お葬式が仏式なら、御香典でもOKです。
【御仏前】
注意! お通夜、お葬式では使いません。
こちらは、仏教の法事の際に使います。
具体的には、49日の法要の時からです。
※亡くなった方は、7週間(49日)の間、
あの世とこの世をさまよっています。
その間に、親族がしっかりとお祈りすることで、
無事にあの世に行って、生まれ変わる
ことができるのですって^^
そこで初めて仏さまになるので、
49日からはご仏前なのですね。
あとは、蓮の花の絵がかいてある袋は
仏教しか使えません。
コンビニやキヨスクでは共通の袋を
売っていることが多いので、そういった
お店で買ったのなら大丈夫でしょう^^
お通夜の御霊前、表書きの書き方のマナー
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さて、お通夜はご霊前を用意すればOK!
香典袋を用意したら、いくつか袋に
記入することがあります。
まずは、筆ペンを用意しましょう。
このとき、できれば薄墨が良いですが、
最近はあまり気にしない方も増えています。
(薄墨は、むかし墨を摺って書いていた時代に、
涙で墨が薄くなってしまった、急いで駆けつけた
ので墨を摺る時間も惜しかった、などの
意味があります。)
水引より上、中央に「御霊前」。
水引より下、中央に名前をフルネームで書きます。
夫婦連名の場合や会社の場合の
書き方は、長くなるのでこちらの
記事でまとめましたので、
そちらもどうぞ^^
⇒御霊前の書き方、金額や住所は横書き?会社見本や連名夫婦の場合
裏面には住所、金額を記載します。
中袋がある場合は、そちらにも
金額と住所、名前を書きましょう。
後でお金を仕分ける親族の負担を
減らせるよう、読みやすい字で
書いてあげましょうね。
お通夜の御霊前、相場金額はどのくらい?
さて、香典袋の用意ができたら、
最後にお金を入れましょう。
案外、入れ忘れという方もいるのです^^;
これは親族としては、後から連絡しづらいものです。
お金の入れ方も最近では気にしない
方も増えていますが、正式なマナー
は以下の通りです。
・お札が2枚以上の場合は、向きをそろえる。
・新札(ピン札)は使わないこと
・袋の正面から見て、お札は裏面が
表にくるように入れる。
(人物の顔が見えない向き)
お札を入れたら、香典袋の裏は
上からかぶせるようにします。
(結婚式はこの逆です)。
お通夜 御霊前の相場は、付き合いの
度合や年齢によっても変わってきます。
近しい人に事前に確認するのが
安心ですが、御霊前の相場は以下の通りです。
・親戚関係 10,000円~30,000円
・家族 30,000円~100,000円
地域性もありますので、
年上の方に聞いておくと安心できます。
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