御霊前にお花をお供えする時に渡すお金を供花料と言いますが、書き方は熨斗袋に薄墨で供花料と書けばいいのでしょうか?
香典の事は、ネットでも熨斗袋への書き方は紹介していますが、供花はお供えとして包む場合が少く、あまり掲載されていません。
そこで今回は、薄墨で書くのか?など供花料について、まとめてみたいと思います。
供花料とは?
供花料?あまり聞きなれない言葉ですよね。
親族や親しい友人が亡くなった経験がある人は、知っている可能性はありますが、それ以外の人は知らないこともあると思います。
しかし、訃報は突然に起こってしまいますので、供花料について知っておくと、いざという時に役立ちます。
供花料とは、故人に供花をお供えするときに、葬儀社に渡すお金のことで、香典とは別に包みます。
供花?となる人のために、簡単に供花のことについてまとめますね。
供花とは、葬儀に参列した時に祭壇の周辺に飾られている花(生花)のことをいいます。
この供花には、一つ一つ名前が書かれていますよね。
その名前の札を札名といいますが、札名に書かれている名前の人が、その供花をお供えしています。
供花をお供えする場合なのですが、一般的には故人の葬儀を担当している葬儀社が準備するのが、1番多く一般的な方法です。
他にも、インターネットや近所の花屋で供花を注文する場合もあるのですが、葬儀社によっては「他社からの供花はお断り」としているところも多いため、葬儀社に準備してもらうのが一般的となっています。
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供花料の書き方、熨斗袋は薄墨?
供花をお供えしたい場合は、葬儀社に直接手配して支払いも直接葬儀社に渡すのですが、手配が間に合わない場合や喪家が一括で手配している場合は、供花料として包む必要があります。
供花料なのですが、直接葬儀社に渡す場合は封筒などにいれなくても良いのですが、受付に出す場合は供花料とわかるように封筒にいれ供花料と明記する必要があります。
一般的には香典などと同じで、白黒の紐で「結び切り」の水引きを使用し、薄墨で「御供料」と書きます。
しかし、供花料には決まりがないので、白い封筒に名前を記入して渡す場合も多いようです。
供花料、連盟の場合の書き方
葬儀場に飾られている供花の中には親族以外に目立つのが会社関係や友人関係です。
供花料の書き方は、この場合も香典と同じになり白黒の結び切りの水引きか白い封筒を使用します。
連名で書く場合は、肩書きがある人や目上の人を1番右に書くようにします。
人数が多い場合は「○○一同」として書き、一応中に個人名を入れておくようにしましょう。
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供花料の金額の相場は?
供花料の金額は一般的には7,000~15,000円までの物が主流となっています。
この金額は1基(生花が1つ)の値段になっているので、一対(生花が2つ)にする場合は倍の値段になります。
スタンドタイプの供花は、15,000~20,000円と少し高くなっています。
供花料の相場は上記のようになっているのですが、葬儀場のスペースや統一感などもあるので、葬儀社の担当の人と注文の際に相談してみるのが、1番良い方法といえます。