扁桃腺炎の痛みで寝れない!緩和や対処方法とは

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風邪を引くと、のどが痛くなることがありますよね?
喉の奥全体が痛く、咳が止まらなくなると、本当につらいです。

しかし!その辛さをさらに超える喉の痛みといえば、「扁桃腺の痛み」です。
特に、扁桃腺炎という病気になっている場合、夜も寝られないほど痛みが強烈になることも…。

今日は、扁桃腺が痛む場合の対処方法をご紹介します。

扁桃腺が痛くなるのはなぜ?

扁桃腺は、喉の入り口の両側にある器官です。
口を大きく開けて見ると、真ん中に口蓋垂(いわゆる、のどち〇こ)が見えますか?
その両側に見える、少しふっくらした部分が扁桃腺です。

扁桃腺は、主に子供の時に重要な役割を果たします。
体の免疫が整っていない時期に、扁桃腺は体に入ってくる病原体をやっつける、免疫の機能を果たします。

そして、中学生くらいになると体の免疫機能が整ってくるため、扁桃腺はほぼお役御免となります。
盲腸と同じようなものと言えるかもしれませんね。

しかし、大人になっても扁桃腺でウイルスを感知しやすく、たびたび腫れて痛みを発症する人もいます。
知恵ばぁの兄もそのタイプでしたが…。そういった方は、扁桃腺を手術で除去することで、症状を緩和できます。
つまり、取ってしまってもさほど問題ない器官というわけですね。

扁桃腺の痛みを和らげる方法

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扁桃腺が痛い!これは、経験した人にしかわからない痛みです。
「喉が痛いの?トローチでも舐めとけば?」なんて言われても、そうじゃないのよ~!!と心の中で叫びたくなるほど痛い(笑)

扁桃腺が痛むので、のどの両側、または片側のみが痛くなるのが特徴です。
痛みは、何もしていなくても鈍い痛みが続きます。
また、食事はおろか、自分のつばを飲み込むだけで、細かい針を束ねたもので扁桃腺をじんわり刺されるような痛みが起こります。

なにはともあれ、お医者さんにかかるのが一番の方法ですが、忙しくてすぐに行けない場合などは、緩和策を取って症状を和らげましょう。

喉を乾燥させない

乾燥することで、扁桃腺の痛みの症状はさらに悪化します。これがのちに紹介する、扁桃腺炎につながってしまう場合も。喉を乾燥させないために、一番有効なのはマスクをつけることです。特に、寝ている間は必ず付けたほうが良いでしょう。
最近は濡れマスクという便利なグッズもありますが、これがほんとおススメ。扁桃腺が腫れやすい人は常備しておくと便利ですよ。

うがいをこまめにする

扁桃腺の痛みは、扁桃腺についたウイルスが原因で起こります。
そのため、こまめにうがいをすることで、症状の悪化を防ぐことも期待できます。
また、のどが潤うと、一時的に痛みが緩和されるのでおススメです。

喉を温める

喉にマフラーやタオルを巻いて温めることで、痛みが緩和する場合があります。
また、のどを固定できるので安心感も生まれます。
冬場は、カイロやミニ湯たんぽを使うとなお気持ち良いですよ。

☆喉の痛みに効くツボ

喉が痛い場合、外からでも触るのはツライですよね。
ですので、今日は患部からは遠い、腕にあるツボをご紹介します。

上尺沢(かみしゃくたく)というツボです。

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呼吸器系に効果があるツボですので、のどに違和感を感じた際にも刺激してみましょう。
手のひらを上にしたとき、ひじの内側の線よりも少し上、中心よりも親指側にずれた部分にあるツボです。

痛みを感じるくらい、じんわりを親指を使って刺激します。

後は、ドラッグストアで売っている市販薬でも、扁桃腺炎に効果のあるものがいくつかあります。
スプレーや顆粒、うがい薬など、使うことで治りが早くなるのでオススメです。

こちらの記事にまとめてご紹介しています。

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扁桃腺炎とは

扁桃腺の痛みが悪化すると、扁桃腺炎になってしまう場合があります。
風邪やのどの乾燥、または疲れが溜まっているときに、扁桃腺炎にかかりやすくなります。

扁桃腺炎の主な症状はこちら。

  • 扁桃腺が痛くなり、表面に白い膿が溜まる
  • 38度以上の高熱が出る
  • 倦怠感、疲労感
  • 寒気
  • 頭痛
  • 耳の奥が痛くなる

一番分かりやすくショッキングなのは、扁桃腺を鏡で確認した時です。
表面に、噛んだガムを薄く伸ばしたような、白っぽい膜が張っているのが見えるかと思います。
これはウイルスや白血球の死骸が固まったものですが、なんだか気持ち悪いのですよね…。

扁桃腺炎、病院は何科に行くべき?

扁桃腺炎になってしまっても、基本的には体の免疫力を高めることで治っていきます。
でも、できれば自己流ではなく、病院にいくことで適切な対処を取った方が良いでしょう。

扁桃腺炎が悪化すると、扁桃腺周囲炎というさらにひどい痛みに発展してしまいます。

でも扁桃腺って喉にあるけど、どこの病院に行けばよい?意外と悩む方もいるみたいですね。
扁桃腺の病気の場合、耳鼻咽喉科へ行くのが正解です。
内科でも処置してもらえないことはありませんが、耳鼻咽喉科の方が症例も多く、より専門的な治療が期待できます。

主な治療法は、患部を消毒したあと、吸入。そして抗生物質を処方され、3~4日服用して様子をみることになります。
痛みがひどい場合は、痛み止めの頓服薬も処方してもらえます。

喉の痛みや腫れで、食べるのが憂鬱になるのが扁桃腺炎ですが、きちんと栄養や水分をとって、休養することが一番の治療です。
そのためにも、痛み止めは個人的にはありがたいと感じていますよ。

なにはともあれ!痛みのほかに倦怠感や発熱と、症状がツライ扁桃腺関連の病気。
異変を感じたら、なるべく早く対処していきたいものですね。

扁桃腺が痛いのに熱がない場合

扁桃腺が腫れると痛いのですが、熱が出てから病院に行ったり、休息を取ったりする方が多いでしょう。

しかし、中には扁桃腺が痛いのに、しばらく熱が出ない場合もあるようです。

こうした場合でも、急性扁桃炎になっている可能性がありますので、注意が必要です。

熱があれば休息を取ったりもしますが、熱がないとなかなか会社や学校も休みづらいですよね。

しかし、放置しておけば高熱が出たり、喉の奥に膿栓がびっちりということにもなりかねません。

扁桃腺の痛みは、普通の喉の痛みよりもつらい場合が多いので、
異変を感じたら、うがい薬でうがいをし、栄養のあるものを食べて安静にするようにしたいですね。

ご家族や友人などの変化も、気づいてあげられたらよいですね^^

扁桃腺炎が繰り返すのはなぜ?

扁桃腺炎とは、扁桃腺が炎症を起こした状態のことをいいます。扁桃腺がある場所は、自分で鏡で確認できるので、見てみてくださいね。口を開けると、奥の真ん中に「口蓋垂(のどちんこ)」があり、その両端の付け根に丸く腫れている部分が、扁桃腺です。

この扁桃腺に、細菌のインフルエンザ菌や肺炎菌など、ウィルスであるEBウィルスなどが感染し、炎症がおこります。

扁桃腺炎の種類は「急性扁桃腺炎」と「慢性扁桃腺炎」に分かれます。

「急性扁桃腺炎」とは、風邪などがきっかけで起こり、症状も高熱や寒気などがでる場合が多いです。扁桃腺部分は赤く腫れ、扁桃腺の表面に白く膿が見える場合もあります。

「慢性扁桃腺炎」は、急性扁桃腺炎の症状が、繰り返し起こる状態のことをいいます。

扁桃腺炎を繰り返さないために

扁桃腺の大きさは、人それぞれですが、通常は7歳~8歳まで大きくなって、大人になるにしたがって小さくなっていきます。扁桃腺は、私達の身体の免疫機能の働きをしているのですが、中学生くらいになると、身体のあちこちにあるリンパ節が発達してくるので、その頃には扁桃腺に頼らなくてはよくなります。

成人になると、扁桃腺はあってもなくてもよい気管になってしまいます。ですので、あまりに扁桃腺炎が繰り返し起こる場合は、手術をするのも1つの方法になります。扁桃腺をとることで、腫れも痛みも繰り返すことはなくなるので、かかりつけの病院で相談してみるとよいでしょう。

日頃から、帰宅した後は「うがい手洗い」を実行し、免疫力を高めるように食事も野菜や果物を取り入れ、睡眠をたっぷりとり、疲れを溜めないように心がけましょう。

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