こちらの記事では、爪白癬の爪切り方法、ぶ厚い爪を治すには?についてご紹介します。
感染している人が10人に1人いると言われているのが「爪水虫」です。
出典:https://fusspflege.izumi-hifuka-clinic.com/
正式な名前は「爪白癬(つめはくせん)」と言います。
爪白癬の原因は「白癬菌」によるものです。
この白癬菌に感染している患者数は、爪白癬に感染してる人より多く、
5人に1人の割合でいるようです。
白癬菌は、感染力が非常に高いので、水虫に感染している人が、
その状態を放置していると皮膚から爪に感染して爪水虫になるケースがとてもが多いです。
今回は、「爪白癬」についてご紹介します。
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爪白癬の症状とは
同じ白癬菌が原因でなる水虫と爪白癬とは症状に違いがあります。
水虫の場合は、痒みや水ぶくれ、皮のめくれなどがあり、
その中でも痒みが水虫の一番の特徴ですが、
爪白癬の場合は、痒みや痛みなどの感覚的な症状はありません。
進行が進むと、歩く時に痛みがある場合もありますが、通常はありません。
感覚的症状がない分、感染していても気づかない場合もあるようです。
従って、感染しているのか確認する場合は、外見で判断するしかありません。
しかし、外見で判断できる症状なので一度自分で確認してみるのもいいでしょう。
・爪が白く濁っている、茶褐色になっている
・爪が分厚くなっている
・爪が変形している
・爪の先がボロボロと崩れている
などの症状が見受けられた場合は、爪白癬の疑いがあります。
一般的に、爪白癬の場合は、親指に症状が現れ放置する事で、
他の爪へと感染していきます。
足の親指にこのような症状が1つでも見受けられたら、早めに病院に受診する必要があります。
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爪白癬の爪切り方法
「何この爪?」と自分で気づいて爪白癬だと分かるケースも多いです。
そんな時の、爪白癬の爪切り方法がわからない人も多いと思います。
通常の爪切り方法と違うので、説明しておきますね。
1.ぬるま湯で、爪白癬に感染しているところをふやかします。
爪白癬に感染している爪は、もろくて崩れやすいので爪そのものを柔らかくします。
2.爪が分厚い場合はニッパー型の爪切りで切ります。
分厚くなっていたり変形している爪は普通の爪切りでは切りにくいので、ニッパーがおすすめです。
3.仕上げは紙ヤスリを使います。
ニッパーで切った後は、紙ヤスリで形を整えていきます。
同じ方向に一定の力で紙ヤスリをかけていきます。
厚い爪の部分は、紙ヤスリで薄く仕上げていきます。
爪白癬の分厚い爪の治し方
爪白癬の場合は自分でもわかるということは、他人からもわかるということです。
女性は、夏場はミュールやサンダルを履くのでそれまでには治しておきたいですよね。
現在では、爪白癬の市販薬が販売されていないので
専門の病院で治療してもらうのが一番の早道です。
治療方法は「塗り薬「内服薬」「レーザー」の3種類になっています。
爪水虫の場合は、爪の中まで浸透して白癬菌をやっつける必要があるのですが、
塗り薬だと爪の中まで、あまり浸透できないので、
内服薬と並行して治療していったり、内服薬のみで治療する場合があります。
内服薬は、消化器系への副作用が出る場合があるので
肝臓が悪い人や胃腸が弱い人には向いていない治療法です。
飲み薬で治療できない人は、レーザー治療をしてもらう場合もあります。
先生と相談しながら、自分にあった治療法を選択してください。
そして、治療中の分厚くなった爪のケアは、上記で紹介した方法を参考にしてくださいね。
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