暑い夏が過ぎると過ごしやすい秋の季節が始まります。秋の時期になると、晴れていても夏とは空気の重さが違い、軽いような感覚を受けませんか?同じ晴れの日なのに、これだけ体感が違うのはなぜなのでしょうか?
そして、秋の晴れた日のことを「秋晴れ」といって、私達でも普段使う言葉ですが、意味をキチンと知っていますか?
今回は秋晴れの意味や時期について、まとめてみたいと思います。
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秋晴れの意味とは?
秋晴れと言う言葉を一番耳にするのが、天気予報ですよね。
最近の天気予報は、天気図を説明するときなど素人にでも解りやすく説明してくれる番組が多いので、見ている側も見ていて楽しめますよね。
夏が終わると「秋晴れ」という言葉もよく耳にするようになります。
秋晴れとは、簡単にいうと秋の晴天のことをいいます。秋に入り、空気が夏と入れ替わるように澄んでいる真っ青な青空のことをいいます。よく台風が通過した次の日に使われることがありますよね。
では、天気予報で秋晴れと表現する時の空は、どんなふうになっているのでしょうか?
秋晴れと天気予報で発表されるには「移動性高気圧」が日本を覆っている時に使います。
移動性高気圧とは、字を呼んだとおり「移動する高気圧」のことを言い、形は丸や長丸で日本を丸ごと覆う大きさをもっていて、春と秋に多く現れ晴天をもたらしてくれます。
しかし、秋晴れが何日も続くということはなく、日本を覆っていた高気圧が移動してしまうと、低気圧などが近付いてきて雨が降ってしまいます。
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秋晴れはいつからいつまで?
一応全ての季節を気象庁では区切っているようなので紹介しておきます。
春は「3月~5月」
夏が「6月~8月」
秋が「9月~11月」
冬は「12月~2月」
になっています。
したがって、秋晴れの期間は9月~11月の晴天の日をいいます。
秋はまだ台風の発生があったり、秋晴れとは反対に天候が悪い日も多いので、秋晴れになっている日は外で思いっきりスポーツなどをして楽しんでくださいね。
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その他、秋の天気や雲を表す言葉
秋に入ると、秋晴れの前に起こる天候が長雨です。「秋の長雨」という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
それと同じように「秋雨前線」という言葉も聞いたことがありますよね。秋の長雨の時期は夏が終る頃の9月頃からはじまります。
夏に活発になる太平洋高気圧が南に下がり、大陸の冷たい高気圧がせり出してくることで、互いに性質の違う空気がぶつかることで、大気が不安定になり発生するのが「秋雨前線」です。
この時期には、台風の発生も多いので、秋雨前線と台風が一緒にきてしまうと、大きな被害が起こってしまう心配があります。
しかし、この秋の長雨が起こることで、夏から秋へと季節が移っていくのがわかります。
季節が変わったのは雲をみてもわかりますよね。私の場合は、晴天の日に「うろこ雲」を見つけると「秋が来たな~」って実感してしまいます。魚の鱗(うろこ)のような雲をジーッとみていると、心が澄んでいくような気持ちになります。
皆さんも自分なりの秋の感じ方を、楽しんでみましょう。
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