こんにちは、チエばあちゃんです。
秋になると、どこからともなく甘い香りがふわっと漂ってくる——そう、キンモクセイの開花時期がやってきた合図ですよね。
あの香りをかぐと「ああ、秋が来たなぁ」としみじみ感じるものです。
今日は、キンモクセイの香りの効果効能や、昔からおばあちゃんたちが暮らしの中で活かしてきた知恵と、今どきの便利な楽しみ方を合わせてお伝えしますね。
まず知っておきたいキンモクセイの開花時期と特徴
キンモクセイは、モクセイ科の常緑樹で、中国南部が原産の木です。
日本には江戸時代に伝わってきたのですが、じつは日本に入ってきたのは雄株だけだったので、実や種がつかないんですよ。
ちょっと不思議な話ですよね。
開花時期は9月下旬から10月上旬で、黄色やオレンジ色の小さなお花がたくさん咲きます。
ただし、見頃はたったの5日〜1週間ほどと、とても短いんです。
だからこそ、あの香りに気づいたときは「今年も会えたね」と嬉しくなるものですよ。
昔のおばあちゃんたちは、キンモクセイの咲く時期で秋の深まりを感じとっていました。
「キンモクセイが香りだしたら、そろそろ衣替えの仕上げをしなさい」なんて言ったものです。
今はスマホの天気予報で気温がわかりますけれど、花の香りで季節を知る暮らしというのも、なかなか素敵なものですよね。
大きな庭木のイメージがあるかもしれませんが、じつは鉢植えでも育てられますよ。
マンションのベランダでも楽しめるので、気になる方はぜひ園芸店でチェックしてみてくださいね。
キンモクセイの香りの効果効能を知ろう
キンモクセイといえば、あの甘くて華やかな香りが最大の魅力ですよね。
昔から中国では「桂花(けいか)」と呼ばれ、お茶やお酒、お菓子、漢方薬にまで使われてきました。
まさに薬食同源の知恵が詰まったお花なんです。
現代のアロマテラピーでも、キンモクセイの香りにはリラックス・鎮静作用があるとされています。
精神を落ち着かせて、イライラや不安をやわらげてくれる働きがあるんですよ。
ラベンダーや柑橘系と同じように、心をほぐしたいときにぴったりの香りです。
さらに近年の研究では、キンモクセイの香り成分には抗炎症作用やお肌のエイジングケア効果も期待できるといわれています。
整腸作用があるとされ、お腹の調子を整えたり、からだを内側から温めたりする働きも注目されているんですよ。
昔のおばあちゃんたちは、キンモクセイの花びらを摘んでお茶に浮かべたり、砂糖漬けにして保存食にしたりしていました。
今ならキンモクセイの精油(アロマオイル)やルームフレグランスが手軽に手に入りますから、ディフューザーでお部屋に香りを広げるのもおすすめです。
昔ながらの「桂花茶」も通販で買えますので、秋の夜長にあたたかいお茶で一息つくのも良いですね。
よくある疑問と昔ながらの知恵で解決するコツ
「キンモクセイの香りで虫除けになるの?」と聞かれることがありますが、じつはこれ、本当なんですよ。
キンモクセイの花には「γ-デカラクトン」という香り成分が含まれていて、アブラムシやダニ、コナジラミなどを寄せつけにくくする忌避効果がわかっています。
昔の人がキンモクセイを庭先に植えていたのは、香りを楽しむだけでなく、こうした虫除けの知恵もあったのかもしれませんね。
今は虫除けスプレーやアロマの虫除けグッズが便利ですが、お庭にキンモクセイを一本植えておくだけで、自然の力で害虫を減らせるというのは嬉しいことです。
ただし、ハナアブだけはこの香りが大好きなようで、寄ってくることがありますよ。
でもハナアブは人を刺さない虫ですから、安心してくださいね。
「開花が短くて見逃してしまう」というお悩みもよく聞きます。
チエばあちゃんのおすすめは、咲き始めの花を少し摘んで、小さな器に水を張って浮かべること。
お部屋の中でも2〜3日は甘い香りを楽しめますよ。
もっと長く楽しみたいなら、花びらをハチミツに漬ける「キンモクセイのハチミツ漬け」を作ってみてください。
お湯で割れば冬でもあの香りが味わえます。
ちなみにキンモクセイの花言葉は「謙虚」。
あんなに存在感のある香りを放つのに、お花自体はとても小さくて控えめなんです。
なんだか見習いたいなぁと思うのは、チエばあちゃんだけでしょうか。
秋の短い開花時期だからこそ、キンモクセイの香りに出会えたときは特別な気持ちになれますよね。
昔ながらの知恵も現代のアロマグッズも上手に取り入れて、今年の秋はキンモクセイの香りをたっぷり楽しんでみてくださいね。




