季節が変わるのを虫達が一番早く感じているのでしょうか!
気温が上がり夏に入る前にセミが鳴き、気温が下がりはじめるとコオロギ達が鳴き始めますね。
それを考えると、日本は春夏秋冬と季節があるので、季節に応じた楽しみ方ができていいですね。
特に秋は、虫達の鳴き声が聞こえてくると夏の暑さから開放された気分になります。
やっと涼しい過ごしやすい季節になってくれると喜ぶ人達も多いです。
今回は秋の訪れを知らせてくれる秋の虫達について、鳴き方や種類をまとめてみます。
秋を代表する虫の種類
秋を代表する虫達は、童謡にも登場していますよね。
こちらの動画でも、それぞれの虫の画像が出てきますが、童謡にでてくる秋の虫達とその特徴を紹介していきたいと思います。
「松虫」
出典:https://xn--lckci5a5bwcwfsdxg9557c7t7e.com/
松虫は、東北の南部~沖縄にかけて生息しているのですが、最近では生息地が少なくなり、家の周りで見かけることもあまりありません。
大きさはスズムシより少し大きいくらいです。
スズムシは、生息地が広く日本全国で見られます。そして、スズムシは平安時代から生息していて、良い音色なので泣き声を楽しむために、飼育されていたようです。
現在でも、ホームセンターなどで販売されているのをよく見かけますよね。
「コオロギ」
出典:https://jbkk.at.webry.info/
私達が一番よく見かける秋の虫といえば「コオロギ」ではないでしょうか。
私達の時代もコオロギを捕まえていましたが、現在でも秋になるとコオロギを捕まえている子供達を見かけます。それほど全国的にコオロギは生息しています。
「くつわ虫」
出典:https://blogs.yahoo.co.jp/
くつわ虫は、関東の南に生息する虫で、名前の由来は馬の手綱の器具「くつわ」の音に似ているので、つけられた名前です。体色は、緑色をしていてキリギリスの仲間です
「馬おい」
出典:https://dictionary.goo.ne.jp/
馬おいは、北海道以外の日本に生息しています。バッタやキリギリスの仲間で、鳴き方には特徴があります。
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秋の虫の鳴き方は?
上記で紹介した秋の虫達ですが「鳴いている」と表現してきましたが、正式には、前羽をこすり合わせることで音を発生させています。で
も鳴いていると思うほうが、気持ちよく感じますよね。
そして、鳴いているのはセミと同じで「雄」だけなのです。
あれだけ綺麗な鳴き声が、雄だけに出せるなんて何か意味があるのでしょうか?
その理由の1つは、雌に自分の居場所を知らせるのと、誘う時に鳴きます。
そしてもう1つの理由は、自分の縄張りを知らせるために鳴くといわれています。
ではここからは、それぞれの虫の鳴き方を紹介します。
「松虫」
松虫は、秋の虫の中でも特徴的な鳴き方をします。
童謡では「チンチロ チンチロ チンチロリン」と表現されています。他には「チッ」や「ピッ」などとも鳴きます。
「鈴虫」
鈴虫の鳴き声は「リーンリーン」といった感じではないでしょうか。
泣き声も優しいので聞いていると心地よい気持ちになりますよね。飼っていた方も多いのではないでしょうか?
「コオロギ」
コオロギの鳴き方は童謡では「キリキリキリキリ」となっています。こちらの動画の鳴き声もキリキリタイプでしょうか?でも、実際に私が聞いた泣き声は「コロコロコロ」と鳴いていたような気がします。
調べてみると「キリキリキリキリ」と鳴く時は、縄張り争いなどで緊張した時に出すようです。
「くつわ虫」
くつわ虫は、名前の由来のとおり「ガチャガチャ」とパワフルの鳴きます。
「馬おい」
童謡の中では「チョンチョンチョンチョン スイッチョン」と鳴いているようです。
私が実際に聞いた泣き声は「スイッチョン」でした。鈴虫やコオロギと音色を奏でてくれていました。
秋になると窓を開ける機会も増えるので、夜にテレビを消して静かにしていると、虫達の合奏会が聞こえてきます。
たまには、虫の声を聞いて心を穏やかにするのも良いことだと思います。