私達が一番使っている部分といえば、指先や手ではないでしょうか。
手の指をケガしてしまうと、生活にもなにかと支障がでてきてしまいますよね。
そんな手の指が急に腫れてしまい、痛みまでも伴ってし待った場合、原因何なのでしょうか?
また、病院に行く際は何科を受診すればいいのでしょうか?
目次
手の指が突然腫れて痛い原因
沢山の人が、手の指の腫れや痛みで悩んでいます。
社会人の方は他人と関わる機会が多い分、手に炎症をもっていると見た目が気になる場合が多く、パソコン作業も腫れと痛みで行えない場合があるようです。
主婦の方も家事や掃除、育児にと何かと手の指は使わなければいけないですよね。
腫れや痛みがあると生活に支障がでてしまいます。
この手の指の炎症は、いくつかの原因があるようなので紹介していきますね。
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「膠原病(こうげんびょう)・リウマチ性疾患」
膠原病とは、血管や関節、皮膚や筋肉などに炎症が起こる病気です。
原因がわからないところがあり、症状としては関節の痛みや腫れ、発熱や湿疹などが見られます。
女性に多く、若い女性でも起こっています。
その膠原病の一種がリウマチです。
リウマチは全身の関節に症状が現れますが、特に関節の中でもよく動かす部分に出ます。
関節リウマチの特徴は、朝起きた時に手のこわばりや関節の腫れや痛みがあります。
午後になると、徐々にその症状も治まっていきます。
関節リウマチは、男性よりも女性の方が3~4倍多く中年の人に起こりやすい病気です。
「へバーデン結節・ブシャール結節」
この病気は、指・関節の周りがプックリと腫れそれに伴い痛みもあります。
同じ症状ですが第一関節が腫れる場合が「ヘバーデン結節」第二関節が腫れるのが「ブシャール結節」といいます。
この病気の原因は、わかっておらず中年の女性に多くみられます。
関節部分だけが丸く腫れてしまい、放置しておくと指を動かさない時でも痛みを伴います。
「通風」
この病気は、女性よりも男性に多くみられる病気です。
排出されなければいけない尿酸が体に排出されずに溜まってしまい、関節付近で結晶化してしまうことで腫れ、それに伴って痛みも起こる病気です。
「ひょうそ」
ひょうそは、小さな傷口やささくれに黄色ブドウ球菌が侵入し、感染してしまう病気です。
特徴は、指先が腫れ硬くなりズキズキと痛みがあります。
手の指が腫れ痛みがある病気はこれだけもありました。
聞きなれたものから、ちょっとめずらしい病気までさまざまです。
自分にあてはまる症状がある時は、早めに病院を受診する必要があります。
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手の指の腫れや痛み、病院は何科?
手の指の腫れが痛い場合は、症状が悪化しないうちに病院で観てもらうのが良いでしょう。
手が腫れて痛い場合は、何科で受診してもらえば良いのでしょうか?
まず最初に疑うのは「骨に異常があるから腫れて痛みがある」と考えて、整形外科でレントゲンを取ってもらう方が多いようです。
しかし、原因が上記のような場合は整形外科では対処できない場合もあります。
膠原病・リウマチ性疾患・へバーデン結節・ブシャール結節の疑いがある場合は、リュウマチ科もしくは形成外科を受診し、通風は内科、ひょうそは皮膚科で受診するのが一番良いでしょう。
最近では、整形外科や大きな病院では「手の外科」という分野があるので、近くにある場合は「手の外科」を受診すれば間違いないと思います。
病気についてまったく心当たりがない場合は、整形外科を受診するのが良いでしょう。
手や手の指は、私達にとっては大切な部分なので早めに対策していきましょうね!