お刺身が大好きだけど、アニサキスが怖くて不安…そんなふうに感じたことはありませんか?チエばあちゃんです。
初めて自分でお魚をさばく方や、スーパーのお刺身でも大丈夫なのか心配な方、多いと思います。
でもね、アニサキスの予防法をきちんと知っておけば、怖がりすぎなくて大丈夫ですよ。
今日は初めての方でも実践できるように、5つのステップでアニサキス対策をお伝えしますね。
ステップ1:まずアニサキスの正体を知っておきましょう
アニサキスというのは、お魚に寄生する長さ2〜3cm・幅0.5〜1mmほどの白い糸のような寄生虫なんですよ。
サバ、アジ、サンマ、イカ、サケ、カツオ、イワシなど、私たちがよく食べるお魚に幼虫がいることがあります。
普段は魚の内臓にいるのですが、お魚が死んでしまうと内臓から身(筋肉)のほうに移動してくるのが厄介なところです。
目で見える大きさなので、知っていれば気づくことができますよ。
ステップ2:アニサキス食中毒の症状を覚えておきましょう
もしアニサキスの幼虫がいるお刺身を食べてしまうと、幼虫が胃や腸の壁に刺さって、ひどい症状が出ることがあります。
「急性胃アニサキス症」の場合は、食べてから数時間〜十数時間後に、みぞおちの激しい痛みや吐き気が起こります。
「急性腸アニサキス症」の場合は、食べてから十数時間〜数日後に、下腹部の激しい痛みが出ます。
他の食中毒と違って下痢の症状がないのが特徴です。
「下痢はないけど、とにかくお腹が痛い」というときはアニサキスかもしれません。
また、アレルギー反応でじんましんやかゆみが出ることもありますよ。
少しでもおかしいなと思ったら、消化器内科や内視鏡のある病院をすぐに受診してくださいね。
ステップ3:加熱・冷凍でアニサキスを確実に死滅させる方法
アニサキス予防で最も確実なのが、加熱と冷凍です。
まず加熱ですが、70℃以上で加熱すればアニサキスはすぐに死滅しますよ。
煮魚や焼き魚にすれば安心ですね。
中までしっかり火を通すことを意識してくださいね。
次に冷凍ですが、マイナス20℃で24時間以上冷凍すれば死滅します。
スーパーで「刺身用」として売られているお魚は、業務用の冷凍庫で48時間以上冷凍処理されているので安心ですよ。
ただし、家庭の冷凍庫は業務用ほど温度が低くないので、48時間以上は冷凍しておくのがおばあちゃんのおすすめです。
「加熱用」と書いてあるお魚の切り身やお刺身にできない肝などは、アニサキスがいる可能性が高いから「加熱用」なんですよ。
絶対に生では食べないでくださいね。
ステップ4:目視確認と新鮮なお魚選びで予防する
お刺身で食べたいなら、とにかく新鮮なお魚を選ぶことが大切です。
鮮度が落ちるとアニサキスが内臓から身に移動してしまいますからね。
それから、調理する前には必ず目で見て確認してください。
アニサキスは2〜3cmの白い糸のような姿をしているので、注意して見れば見つけられますよ。
見つけたらお箸やピンセットで取り除きましょう。
お刺身にするときは薄くスライスしたり、イカならイカソーメンのように細く切るのも効果的です。
アニサキスは少しでも傷がつくと死んでしまうので、細かく切ることで予防になるんですよ。
ステップ5:「よく噛む」だけでは不十分!正しい知識で安心を
「よく噛めばアニサキスを退治できる」という話を聞いたことがあるかもしれませんね。
でもね、これだけに頼るのはとても危険なんですよ。
アニサキスの幅はわずか0.5〜1mmしかないので、歯の隙間をすり抜けてしまうことがあります。
それに、アニサキスの体はとても丈夫で、普通に噛んだだけでは切れないことが多いんです。
せっかくの美味しいお刺身を噛むことばかり気にして味わえないのも、もったいないですよね。
それから、酢じめ・塩漬け・醤油・わさびでもアニサキスは死にません。
シメサバだから大丈夫、わさびをたっぷりつければ安心、というのは間違いですので気をつけてくださいね。
まとめ:アニサキス予防の5つのポイント
最後に、今日お伝えしたアニサキス予防のポイントをおさらいしましょうね。
1. 新鮮なお魚を選ぶこと
2. 調理前に目で見て確認すること
3. 加熱は70℃以上でしっかり火を通すこと
4. 冷凍はマイナス20℃で24時間以上(家庭では48時間以上)
5. お刺身は薄くスライスか細切りにすること
酢・塩・醤油・わさびでは死なないこと、よく噛むだけでは不十分なことも忘れないでくださいね。
正しい知識があれば、お刺身は怖いものではありませんよ。
新鮮なものを選んで、目で確認して、必要なら加熱・冷凍する。
これを習慣にすれば、安心してお魚を楽しめます。
よかったら今日から試してみてくださいね。




