母乳はママの血液からつくられいて、「白い血液」とも言われています。
赤ちゃんの大切な栄養源となる母乳ですので、より良い母乳をつくってあげたい…。
そのためには、ママ自身が健康でいなくちゃ!
私生活で気を付けるポイントに注意して、赤ちゃんが元気にすくすく育つための良い母乳づくりに励みましょう!
目次
良い母乳を出すための気をつけるべきポイントとは?
なるべくストレスを溜めないように!
ストレスは母乳の分泌に大きく影響してきます。
どんなに栄養たっぷりのものを食べていても、ママに強いストレスがかかると、母乳を押し出す働きのホルモンが分泌しなくなり、母乳が出なくなってしまうんです。
また、ママが不安だったり怒っていたり、悲しみやイライラなどのストレスを抱えていると、赤ちゃんもイライラしたりかんしゃくを起こしたり…。
ママの感情が、母乳からダイレクトに赤ちゃんにも伝わるんです!
ママのストレスは赤ちゃんをも不安にさせてしまうので、できる限りストレスを溜めないことが大切です。
赤ちゃんが眠っている間に好きな本を読んだり、誰かとおしゃべりしたり、リラックスできる時間を作ってみましょう!
赤ちゃんのお世話や家事は、周りの人たちにも協力してもらいながら過ごしましょうね。
運動不足を解消しよう!
ストレス発散には運動もおすすめです。
また、母乳は血液からできているので、全身の血流を良くするのにも最適なんです!
授乳中の運動は、軽めの運動で十分!
散歩や雑巾がけ、ヨガやストレッチなどを取り入れてみましょう。
もし外出できるようなら、赤ちゃんと一緒にベビーダンスはいかがですか?
赤ちゃんを抱っこしながら、リズムに合わせて踊るエクササイズです。
赤ちゃんの首が座った頃から大丈夫。
月齢の近いママにも会えるので、気分転換になりますよ。
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身体は冷やさないように!
冷えは母乳の大敵!
身体が温まれば、胃腸の機能が高まって血液の循環も良くなり、母乳の出が良くなりますよ。
冬の寒い時期だけでなく、夏でもクーラーなどで温度が低い室内に長時間いても身体を冷やしてしまいます。
お風呂に浸かって身体を温めたり、少し厚着をしたりと、日頃から身体を温めるよう意識してくださいね。
上手く休息をとろう!
良い母乳をたくさん出すためには、ママがリラックスしていることが大切なんです。
とはいえ、慣れない育児や睡眠不足で、ママたちは心身ともに疲れ果てています。
こんな状態では、血流が悪くなって良い母乳も出にくくなってしまいますよね。
体の疲れを回復するために睡眠は重要ですが、授乳中はなかなか眠れませんよね。
赤ちゃんが眠ったときには昼間でも一緒に眠り、夜も夜更かししないで赤ちゃんと一緒に休みましょう。
ちなみに、たとえ眠れなかったとしても、横になって目をつむっているだけでも疲労回復につながるそうです。
5分、10分でもいいので、目をつぶって横になってみましょう。
精神的な休息も大切!
時間はなかなか取れないかもしれませんが、ちょっとでもいいので自分だけの時間を作ってみましょう。
自分の好きなこと、したいことをすると自分に余裕ができるもの。
また頑張ろうと思えるはずですよ。
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良い母乳のためには飲ませ方も大事
おっぱいをあげたいという気持ちが大事!
出産直後は母乳が出にくかったり、赤ちゃんが上手に飲めないことはよくあります。
授乳間隔が短いなあと感じても、赤ちゃんが欲しがって泣いていたら吸わせましょう。
赤ちゃんが飲みたいだけ飲ませていれば、3~4日ほどで胸に張りがでてきて母乳の出る量は増えてきますよ。
美味しい母乳は新鮮!
赤ちゃんが美味しいと感じる母乳は、授乳間隔が2.5~3時間程度で自然と湧き出てくる新鮮な母乳なんだそうです。
赤ちゃんはこの間隔を体内時計で本能的に感じ取り、2~3時間ごとに母乳を欲しがるようです。
間隔が空きすぎてしまった母乳は赤ちゃんにとってまずい母乳になってしまうんです。
少し絞ってから飲ませてあげるといいですよ。
授乳で大切なのはママの優しい目
赤ちゃんに母乳をあげている間は、しっかり赤ちゃんの顔を見てあげましょう。
質の良い母乳が出るためには、「プロラクチン」と「オキシトシン」という愛情ホルモンの分泌がポイントになります。
プロラクチンは母乳をつくり、オキシトシンは母乳を押し出すホルモンです。
愛おしいわが子の顔や泣き声、乳首を吸われたりすることで、愛情ホルモンはたくさん分泌され、母乳もたくさん出るようになります。
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