【食事編】良い母乳を出すために、食事で気をつけるべき5つのポイント!

スポンサードリンク

育児にはたくさんの不安・悩みがあると思いますが、
その中でも母乳について悩んでいるママはたくさんいると思います。

赤ちゃんにとって重要な母乳、我が子のために少しでも良い母乳を与えてあげたいですよね。

今回は前回に続いて、良い母乳を出すために気を付けておきたい食事についてまとめました。

これからママになる方、今まさに授乳真っ最中のママなど、たくさんの方の参考になれば嬉しいです♪

赤ちゃんにとって重要な母乳

赤ちゃんにとってママの母乳は特別なものです。

赤ちゃんが生まれて初めて口にするもの

赤ちゃんがオギャーと生まれたら、育児はすぐにスタート!

これから出産を控えている多くの方は、「はたして自分の母乳はちゃんと出るのだろうか・・・。」と不安に思われる方も多いことでしょう。

出産後2~3日の間に、ママの乳腺から分泌される母乳を「初乳」 といいます。
初乳の分泌量はごくわずかですが、その中には「免疫グロブリンA」と言われる免疫物質がたくさん含まれているのです。

赤ちゃんが初乳を口にすることで、この物質が胃や腸の粘膜に広がり、細菌やウィルス、アレルギーの原因となるタンパク質の侵入を防いでくれるんですよ。

母乳の大切な役割

また、母乳の中には「ラクトフェリン」というタンパク質も含まれています。
このタンパク質は、赤ちゃんの腸の中で鉄分と結びつき、腸管からの鉄分吸収を効率よくする働きがあります。

腸管から鉄分が効率よく吸収されることで、結果的に大腸菌の繁殖を抑えることができ、いわゆる「善玉菌」を優勢にすることができるんです。

このように、赤ちゃんにとって母乳はとても重要な役割を持っています。

これからママになる方、そして今授乳真っ最中のママ、愛しい我が子のためにも良質な食事で良い母乳を作ることを心掛けましょう!

スポンサードリンク

良い母乳を作るための食事

赤ちゃん

栄養バランスのいい食事とは?

あなたは母乳を飲んでみたことがありますか?
母乳はママの血液からできているので、ママが食べたもの1つで母乳は美味しくもなり、またマズくもなるんです。

赤ちゃんが美味しいと感じる母乳は、どういった食事からできるんでしょう?
その答えは、昔ながらの和食にヒントがあります。

主食のご飯には水分がたっぷり含まれており、他の炭水化物に比べて消化が良く、皮下脂肪になりにくいものです。

また、豆腐や納豆、味噌といった大豆製品には、タンパク質やビタミンなど、たくさんの栄養素が含まれています。

そして、煮物などに多く使われる大根やにんじん、ごぼう、れんこんなどの根菜類は、母乳の出を良くすると言われています。

さらに、おひたしなどにされる葉物類や海藻類には、母乳をサラサラにする効果も。

このように、良い母乳を作るためにはバランスのとれた食事が必須不可欠!
まさに和食の献立が、良い母乳作りに最適なんです。

栄養バランスのいい献立とは?

主食ではご飯の炭水化物を、主菜ではタンパク質を中心に、副菜では野菜やきのこ、海草類などを置いて献立を作りましょう。

さらに、乳製品や果物も取り入れると、もっとバランスよくなります。

とはいえ育児は、赤ちゃんのお世話で手一杯・・・。
毎食、栄養バランスばっちりの食事を準備するのは大変ですよね。

そんな時は、食事の色をできるだけカラフルにすることを心掛けましょう。

納豆やアボカド、野菜ジュースでも手軽に栄養価の高いものがとれます。
おやつには、いりこやナッツ、ドライフルーツなどがおすすめです。

妊娠中や授乳中、アルコールは避け、カフェインの摂りすぎに注意すれば、基本的に食べてダメなものはありません。
刺激のある食べ物だって、母乳の味は変えてしまうものの、いろんな味を赤ちゃんに経験させることも大事だと言っている小児科医もいるそうです。

まずは、特定食材に偏りすぎない、バランスのとれた食生活を心掛けることから始めてみましょう!

母乳をマズくするのは脂肪!

ダメ!

数ある栄養素の中でも、母乳の質・量に最も影響を与えるのが脂肪!
お菓子やピザなど、高カロリーで高脂肪なものは、母乳の質を悪くし、マズくします。

脂肪を摂るなら、なるべく植物性のものを摂りましょう。
また、動物性脂肪であっても、魚を中心にバランスよく摂れば大丈夫です。

特に白身魚は、授乳中のトラブルを抑えてくれるのでおすすめですよ~!

水分をしっかりとろう

母乳は9割近くが水分からできています。
出産直後は出産の時の出血などで体の水分は失われています。

また、授乳中のママで、のどが乾いたり便秘がちになっていたりする場合は、水分が足りていないのかもしれません。
小分けにして、1日2リットルの水分を目安にたっぷり摂りましょうね。

水分は、常温水や温かい水、ノンカフェインのお茶やタンポポティーなどで補うと良いですよ。
カフェインや糖分を多く含む飲み物は控えましょう。
豆類は母乳に良いものなので、豆乳もおすすめですよ。

[amazonjs asin=”B002FMX46I” locale=”JP” title=”ノンカフェイン たんぽぽ茶 ブレンド ポット用 ティーバッグ 30個入”]

血流の循環をよくするために

母乳はママの血液からできていますので、血流がよくないとたくさん出てくれません。
血流の循環をよくするためには、体を冷やさないことが重要!

冷房で体が冷えないよう、少し厚着をしたりブランケットを羽織ったりして体温調節に気を付けましょう。

また、水分補給では冷たい飲み物をとることは控えましょう
体を温めてくれるスープや飲み物をこまめにとるといいですね。

生野菜よりも温野菜のほうが、体を冷やさずたくさんの量が摂れるのでおすすめです。
特に、根菜類は体を温めてくれます

体を温めて水分をしっかりとりましょう!

ぜひコチラの記事もあわせてお読みください♪

スポンサードリンク