先日、娘の友だちから電話がかかってきたんですよ。
「初めての妊娠で安産祈願に行きたいんですけど、何を準備すればいいかわからなくて…」って、少し不安そうな声でした。
実はね、戌の日の安産祈願って、知らずに行くと恥ずかしい思いをしたり、余計な出費が増えたりすることがあるんですよ。
今日は、チエばあが何度もお参りに付き添ってきた経験から、失敗しやすいポイントを中心にお伝えしていきますね。
安産祈願の「戌の日」とは?まず知っておきたい基本
安産祈願というのは、妊娠5ヶ月目の「戌の日」に神社やお寺で赤ちゃんの無事な誕生をお願いする、日本の大切な風習なんですよ。
犬はお産が軽くて子沢山なことから、その犬にあやかって「戌の日」にお参りするようになったんですね。
戌の日は十二支のひとつで、12日ごとに巡ってきますから、だいたい月に2〜3回あります。
ここで最初の注意点なんですが、「戌の日ならいつでもいい」と思って何も調べずに行くと失敗します。
というのも、戌の日が大安や友引と重なる日は特に混み合うんですよ。
人気の神社だと、1〜2時間待ちになることも珍しくありません。
妊婦さんが長時間立ちっぱなしでは体に負担がかかりますから、事前に神社のホームページで混雑状況を確認して、できれば予約をしておくのが安心ですよ。
それから、戌の日にこだわりすぎて体調が悪い日に無理をするのは本末転倒です。
神社の方に聞いても「お母さんの体調が一番大事ですよ」とおっしゃいますから、戌の日以外でもご祈祷は受けられるということを覚えておいてくださいね。
安産祈願の服装・持ち物で失敗しないポイント
「何を着ていけばいいの?」という質問はとても多いんですよ。
結論からお伝えすると、シンプルなワンピースやきれいめの普段着で十分です。
パパさんはスーツの方が多いですが、ジャケットにチノパンくらいでも大丈夫ですよ。
ただし、ここでよくある失敗をお伝えしますね。
一つ目は、靴の選び方です。
ご祈祷の際に靴を脱いで本殿に上がることが多いんですよ。
ブーツやひも靴だと脱ぎ履きに手間取って慌てますし、ヒールの高い靴は砂利道で転ぶ危険があります。
フラットで脱ぎ履きしやすい靴を選びましょう。
素足やサンダルは神社では失礼にあたりますから、必ず靴下やストッキングを履いてくださいね。
二つ目は、防寒・暑さ対策を忘れることです。
本殿の中は冷暖房がないことがほとんどです。
冬はひざ掛けやカイロを持参し、夏は日傘や扇子があると安心ですよ。
初穂料と腹帯|知らないと損する準備の注意点
安産祈願には「初穂料(はつほりょう)」というご祈祷のお礼を納めます。
相場は5,000円〜10,000円で、多くの神社がこの範囲です。
ここで知らないと損するポイントがあるんですよ。
初穂料に腹帯やお守りが含まれている場合と、別料金の場合があるんです。
せっかく自分で腹帯を買って持っていったのに、初穂料に含まれていて二重になってしまった…というのはよく聞く話です。
逆に、腹帯が別料金だと知らずに予算が足りなくなることもありますね。
必ず事前に確認しておきましょう。
初穂料を納めるときの注意点もあります。
のし袋(白赤の蝶結び)に入れて、表書きは「初穂料」または「御初穂料」と書くのが正式です。
「お金をそのまま裸で出してしまった…」と後から恥ずかしい思いをした方もいらっしゃいますから、のし袋は事前に用意しておくといいですよ。
腹帯については、「帯祝い」ともいわれる通り、安産祈願の大切な要素です。
昔ながらのさらしタイプの岩田帯のほか、最近は巻きやすい腹巻きタイプやベルトタイプも増えていますよ。
神社によっては持参した腹帯にご祈祷してもらえるところもありますので、どのタイプが使えるか事前に確認しておくと安心です。
安産祈願でよくある失敗と対処法まとめ
最後に、チエばあがこれまで見聞きしてきたよくある失敗をまとめておきますね。
・予約せずに行って長時間待ちになった
→人気の神社は必ず事前予約か、混雑しにくい時間帯を確認しましょう。
・体調を無視して戌の日にこだわった
→戌の日以外でもご祈祷は受けられます。
お母さんの体が最優先ですよ。
・初穂料をのし袋に入れなかった
→白赤蝶結びののし袋に「初穂料」と書いて準備しましょう。
・腹帯の扱いを確認しなかった
→含まれるか別料金か、持参してよいか、必ず事前確認を。
安産祈願は、赤ちゃんとお母さんのための大切なお参りです。
事前の準備をしっかりしておけば、当日は穏やかな気持ちでお祈りできますよ。
どうか無理をせず、ご家族で素敵な思い出にしてくださいね。




