梅雨の時期や夏、雨が降って洗濯物を部屋干ししている日など、湿気が多いときはジメジメして嫌な気分になります。気温は高くないのにジメジメして蒸し暑かったり、体に服がペタッと張り付いてきたりと不快感が大きくなりますよね。そこで今回は、部屋の湿度を下げる方法、簡単にできるものをご紹介します。
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部屋の快適な湿度は〇%
まずは、部屋の中で快適に過ごせる温度と湿度を知っておきましょう。快適な温度と湿度は、季節によって変わってきます。夏場では温度が25度から28度、湿度は55パーセントから65パーセントくらいです。冬場では温度が18度から22度、湿度は45パーセントから60パーセントです。
冬場は乾燥して湿度が下がりやすいので、加湿をしたほうが快適になります。夏場は何もしていなくても湿度が上がり、70パーセントを超えることはよくありますね。湿度が上がると、私たちが不快な気持ちになるだけではなく、カビや害虫などが出てくることがあります。
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湿度が上がると増えるカビや害虫
湿度や気温が高くなり、蒸し暑い季節になってくると発生するのがカビです。カビは窓の結露を放っておいたり、押し入れに物を詰め込んだまま閉めっぱなしにしていると出来やすいです。カビは見た目が悪いだけでなく、胞子を吸い込んでしまうことで体内に入り込み真菌症と言われる病気を発症することがあります。
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また、湿気が多い時期になると、害虫も多く出てきます。一戸建ての場合は、ムカデやヤスデに注意しましょう。外で徘徊しながら家の中に入ってきてしまう場合がありますので、入り口近くに落ち葉や廃材を置いておかないようにしましょう。
集合住宅の場合は、特に湿度が上がりやすく、ダニやチャタテムシが発生する場合が多いです。ダニは温度と湿度が高いときに出やすく、チャタテムシはカビが生えやすいところに出てきます。こういった害虫たちが出てこないようにするために、湿度の管理は大事です。
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では、湿度が上がってしまったときに簡単に下げる方法がないのでしょうか?簡単にできる方法をご紹介していきます。
湿度を下げる方法
湿度が高いと不快なだけでなく、家がいたんだりカビで健康を害したりすることもあります。家に湿度計を置いて、チェックするのを習慣化できると良いですね。そして、湿度が高い時は対策をしていきましょう。
①部屋の換気をする
部屋の中の湿気を出すには、部屋の窓を開けて換気をすることです。基本は外より中の方が湿気は多くなっているので、窓や扉を開けることで湿気を出すことが出来ます。このとき、注意したいのが2ヶ所の窓か扉を開けることです。こうすることで風通しがよくなり、早く湿度が下がります。
②部屋に炭を置く
炭には無数の小さな穴が開いており、その穴が部屋の湿気を吸収してくれる働きがあります。さらに炭は嫌な臭いも吸収してくれるので、部屋干しの臭いやカビのような臭いも消してくれます。
しかし2、3本置くだけでは効果は得られないので、良質な備長炭を購入し、竹かごなどに入れて置いておけばインテリアとしても活躍してくれますね。
③エアコンの除湿機能を使う
除湿器はもっていなくても、エアコンは部屋についているという方がおおいのではないでしょうか?エアコンのドライ機能は、強力な除湿器と同じですので活用していきましょう。
エアコンの除湿機能を使うのが一番簡単で早く湿度を下げることが出来ます。除湿機能(ドライ機能)とは、まずエアコンが部屋の中の空気を吸い込み冷やします。すると余分な水分が出てくるので、水分はホースを通じて部屋の外にいき、カラッとした空気が部屋の中に戻っていきます。こうすることで、部屋の温度は変わらずに湿気だけを出すことが出来るのです。
ご紹介した方法を使って、湿気が多い日でも快適に過ごせるようにしましょう。
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