梅雨も終わって、夏本番!
しまっておいたお気に入りのサンダルで、今年はどこへ行こうかしら…♪
ウキウキしながら押入れに仕舞っておいた引き出しを明けたら、さぁ大変!
仕舞っておいたサンダルのうち、皮製のものは表面にビッシリとカビが生えていたのです!
まさかと思い、一緒に押入れに入れていた主人の革靴を取り出すと…無念。
白いホコリのようなカビが表面に積もってる…。
今年はジメジメした日が続いていたし、すっかり対策を怠ってしまって後悔している知恵ばぁです。
こうならないためにも、きちんとしたお手入れと対策をしていきたいと思います。
革靴や靴のカビの取り方
通常のつるっとした皮製品なら、自宅でカビのお手入れが可能です。
お手入れの手順は以下の通り。
- 捨てても良い布(雑巾)を3~4枚用意します。
- 乾いた布で、革靴の表面を強めにこすり、カビを落とします。(この際、布にカビが付着しますので、使った後はすぐに捨てましょう。)
- 布を水で濡らして、しっかり絞ります。そこにアルコールスプレーを吹きかけて、靴をまんべんなく拭き取ります。その際、紐を外して靴のベロの部分も拭き取ります。また、靴の中もまんべんなく拭き取りましょう。(この布も、使った後は捨ててしまいましょう。)
- 風通しの良いところに靴を置き、1日ほど乾燥させます。
- 後は通常のお手入れをして置けばOK!靴墨やクリームを塗ったり、防水スプレーをかければさらに長持ちしますよ。
靴のお手入れは始めるまではおっくうですが、一度やり始めれば気分が乗ってくるものです。
これを機に、気になる靴はピカピカに磨いてしまいましょう。
自宅でお手入れできない皮靴もある
エナメルやスエードの革靴にカビが生えてしまった場合、自宅できれいに取り除くのは難しいでしょう。
エナメルは無理にカビを除去しようとすると、表面のコーティング自体を傷つけてシミやシワの原因になります。
スエードの場合は、表面がざらざらしているので、中までカビが入り込んで自宅ですべて取り除くのは難しいでしょう。
こうした場合は、靴修理店やクリーニング店などのプロに頼むことをお勧めします。
カビのお手入れ、絶対やっちゃダメなこと
カビって気持ち悪いですよね。
見つけたら、すぐに雑巾で拭きとってしまいたくなるのですが、ちょっと待った!
水で濡らしただけの布で拭き取ることは、かえってカビを増殖させる原因となってしまいます。
除菌シートがあれば、それで拭き取るようにしましょう。
丸洗いは一番NGです!!濡れてしまうことで、またカビを増殖させてしまいます。
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おススメのカビ取りスプレー
カビ取りには、アルコールを含んだ除菌スプレーが便利です。
アルコールは100円ショップでも買えますので、常備しておくとなにかと役立ちますよ。
ただし、使う前には念のためにテストをしてからにしましょう。
アルコールをしみこませた布で、靴の目立たない部分を拭いてみて、色落ちや変質がないか確認しましょうね。
靴専門のカビ取りスプレーもいろいろありますよ。
こちらはお値段も安くて口コミも良いようです。
ひとつ持っておくと便利かもしれませんね!
もう二度とカビさせない!対策
せっかくきれいにカビを落とした靴、できればもう二度とカビさせたくないですよね。
カビは湿度と温度が高まると、一気に増殖します。
ただ、そこにはホコリや汗など、カビのエサが必要です。
知恵ばあの家では、革靴は見事にカビが生えていたのに、一緒にしまっていたビニールのサンダルは全くカビが生えていませんでした。
皮製品は汚れが付着しやすいので、特に注意が必要です。
以下、効果的な対策を調べましたのでご参考にどうぞ。
- 収納場所の換気をこまめに行う。できれば毎日、10分ほど風が通るように換気する。
- しばらくはかない革靴は、カビ取りのお手入れをしてから収納する。
- 収納場所には新聞紙や除湿シートを敷き、湿気を靴からなるべく遠ざける。
これらをするだけで、かなり違いがあると思います。
靴も衣替えの季節、お気に入りの靴を長く履くために、きちんとお手入れもしたいものです。