先日、娘が「今年の秋こそ自家製いくらに挑戦したい」と言い出したんですよ。
聞けば、去年スーパーで生筋子を買ったものの、ほぐし方がわからなくて結局そのまま醤油漬けにしてしまったんだとか。
それはもったいない!
お湯を使えば網いらずで簡単にばらせるのに、知らない方が本当に多いんですよね。
秋の旬を迎える前に、今のうちにコツを覚えておきましょうね。
やりがちNG|生筋子を水でほぐすと失敗する理由
生筋子のほぐし方で一番多い失敗が、冷たい水の中でばらそうとすることなんです。
冷水だといくらの膜が硬くなって、指で押すとプチッと潰れてしまうんですよ。
せっかくの卵がつぶれて、もったいないですよね。
それから、焼き網やテニスラケットを使う方法もネットで見かけますが、道具を出すのが面倒で結局やらない…という方も多いのではないでしょうか。
実は、特別な道具なんて必要ないんですよ。
正解はお湯|生筋子を簡単にほぐす方法【7ステップ】
チエばあちゃんがずっとやっている方法は、40度くらいのお湯と塩だけで簡単にほぐせるやり方です。
取りかかってから20分もあれば、漬け込みまで完了しますよ。
【手順】
1、ボウルに40度くらいのお湯を用意して、塩を小さじ1杯ほど入れます。
お風呂くらいの温度で大丈夫ですよ。
塩を入れることで、いくらの膜が丈夫になって破れにくくなるんです。
2、お湯の中に生筋子を入れて、皮を指で軽く破いておきます。
3、菜箸で筋子を挟んで、思いきりぐるぐるかき混ぜます。
乱暴に見えますが、お湯の中なら驚くほど潰れませんので、豪快にいきましょう。
4、時々持ち上げて様子を見ます。
お湯が赤く濁りますが、これは卵がつぶれたのではなく血筋の色なので心配いりませんよ。
5、ほとんどのいくらが外れたら、残りは手で丁寧に取り除きます。
6、水を何度か替えながら、白っぽい薄皮や汚れをきれいに洗います。
このときは優しく扱ってくださいね。
7、ざるにあげて水気を切れば完了です。
キッチンペーパーを敷くと、しっかり水分が取れますよ。
失敗しない漬けだれ|めんつゆで簡単いくら醤油漬け
ほぐしたいくらは、タレに漬け込んでいきましょう。
醤油だけだと濃さの加減が難しいので、チエばあちゃんのおすすめはめんつゆとお酒の組み合わせです。
割合はめんつゆ2:お酒1。
一腹(約250g)なら、めんつゆ大さじ6、お酒大さじ3でちょうど良い量になります。
ジップロックなどの密閉袋に入れて漬け込めば、少ない調味料でもしっかり味が染みますよ。
秋にたくさん仕込んで冷凍保存しておけば、お正月にも楽しめます。
ガラス瓶に入れて冷凍すると品質が変わりにくいですよ。
食べるときは自然解凍か、急ぐなら流水解凍がおすすめです。
生筋子の旬と選び方|秋に備えて知っておきたいこと
生筋子がスーパーに並ぶのは、9月から10月ごろが中心です。
鮭が産卵のために川に戻ってくる時期ですね。
選ぶときは、粒がふっくらしていてオレンジ色が鮮やかなものを選びましょう。
一腹2,000円前後しますが、同じ量のいくらを買うよりずっとお得ですし、なにより手作りのプリプリ感は格別なんですよ。
それから、生の魚卵を扱うときはアニサキスにも注意が必要です。
目視で確認して、白い糸のようなものが見えたら取り除いてくださいね。
心配な方は、一度冷凍してから解凍すると安心ですよ。
まとめ|生筋子のほぐし方はお湯と塩だけでOK
生筋子のほぐし方のコツをおさらいしますね。
・40度のお湯と塩を使えば、網いらずで簡単
・菜箸でぐるぐる混ぜれば、いくらは意外と潰れない
・薄皮は臭みの元なので丁寧に取り除く
今年の秋に生筋子を見かけたら、ぜひこの方法を思い出して挑戦してみてくださいね。
自分で作ったいくら丼の美味しさは、一度味わったらやめられませんよ。




