今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。
チエばあちゃんです。
秋の楽しみといえば、さつまいも掘り。
あなたも家族で出かけたことがあるんじゃないでしょうか。
でも帰ってきてから気づくんですよね、手や服についたさつまいもの黒いベタベタや白い液体が全然落ちない!って。
「これ、ただの泥汚れじゃないの?」と思った方、実はちゃんとした理由があるんですよ。
今日は昔ながらの知恵と現代の便利な方法を比べながら、落とし方をお伝えしますね。
さつまいもの白い液体・ベタベタの正体「ヤラピン」とは
さつまいもを包丁で切ったとき、断面からじわっと白い液体が出てくることがありますよね。
これを見て「傷んでるのかしら」と捨ててしまう方もいるそうですが、もったいないですよ。
この白い液体の正体は「ヤラピン(ヤラッパ樹脂)」という植物性の天然樹脂なんです。
さつまいもはヒルガオ科の植物で、樹脂を持っているのが特徴。
むしろヤラピンがたっぷり出るさつまいもは新鮮な証拠ですから、安心してくださいね。
昔からおばあちゃんたちは「切り口が白く濁るおいもは元気なおいもだよ」と言っていました。
科学的にもその通りで、ヤラピンには整腸作用があるとも言われているんですよ。
食物繊維と合わせて、おなかにやさしいのがさつまいもの良いところですね。
さつまいもの黒いベタベタ汚れの原因と仕組み
さつまいも掘りのあと、手や服が黒くベタベタに汚れてしまうこと、ありますよね。
「土を洗えば落ちるでしょう」と思ったら大間違い。
これがなかなか手ごわいんです。
さつまいも掘りの前には、地上に出ている蔓(つる)を刈り取る作業があります。
蔓を切った断面からはヤラピンがどんどん染み出してきます。
このヤラピン、時間が経つと空気に触れて黒く変色する性質があるんですよ。
だから掘るときには、すでにさつまいもの表面に黒い樹脂がべったりついている状態。
土の色と混ざっているので泥汚れだと思ってしまいがちですが、実は樹脂汚れなんです。
昔のおばあちゃんたちは「おいもの汁は松ヤニみたいなもんだから、こすっても取れないよ」と教えてくれたものです。
だからこそ、さつまいも掘りには汚れてもいい服と軍手が必須というわけですね。
【昔の知恵vs現代の方法】ベタベタ汚れの落とし方
では、実際についてしまったベタベタをどう落とすか。
昔の知恵と今の便利な方法を比べてみましょう。
◆手についたベタベタ
【昔の知恵】塩をひとつかみ手に取って、ゴシゴシもみ洗い。
そのあとぬるま湯で流すと、かなりスッキリ落ちます。
【現代の方法】台所用洗剤を手につけて、もむように洗うのが一番手軽。
食器用洗剤は油分を分解する力が強いので、樹脂汚れにも効果的ですよ。
◆包丁・まな板のベタベタ
【昔の知恵】お酢を含ませた布で拭き取ってから洗う方法。
【現代の方法】普通にスポンジと食器用洗剤で洗えばきれいに落ちます。
どちらもついてすぐ洗うのがコツ。
時間が経つと黒く固まって落としにくくなりますからね。
◆服についたベタベタ
【昔の知恵】重曹をペースト状にして汚れに塗り込み、しばらく置いてからもみ洗い。
【現代の方法】台所用の塩素系漂白剤をシミの部分につけると汚れが浮いてきます。
酸素系漂白剤を40℃ほどのお湯に溶かして30分つけ置きする方法も、色柄物には安心ですよ。
ただし、樹脂が繊維に染み込むと完全には落ちないこともあります。
やっぱり捨ててもいい服で行くのが一番の対策ですね。
さつまいも掘りを思いきり楽しむためのチエばあちゃんの知恵
最後に、さつまいも掘りをもっと楽しむためのコツをまとめておきますね。
まず服装は、長袖・長ズボンの汚れていい服。
手には軍手をして、できればビニール手袋を中に重ねると手が黒くなりにくいですよ。
これは最近のお母さんたちの間で広まっている現代ならではの工夫ですね。
昔はおばあちゃんたちが「新聞紙を持っていきなさい」とよく言ったものです。
掘ったおいもを新聞紙で包めば、車も服もベタベタにならずに済みますからね。
今ならレジャーシートやビニール袋でも代用できますが、新聞紙は湿気も吸ってくれる優れものなんですよ。
さつまいもの黒いベタベタも白い液体も、おいもが元気な証拠。
怖がらずに、秋の味覚を家族みんなで楽しんでくださいね。
よかったら、今日お伝えした知恵を使ってみてくださいね。




