比較的保存がきくとはいえ、調理に使うのは1片だったり2片だったりして、どうしても余らせてしまう食材のにんにく。
そこで、にんにくの保存方法をご紹介!
オリーブオイルで手軽にできる、にんにくの長期保存方法です。
オリーブオイルが美味しいにんにくの風味を閉じ込め、保存しながらも調理の手間を省いてくれる、一石二鳥の方法なんです!
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にんにくを長期保存する方法
にんにくを保存する場合、発芽させないようにすることが重要です。
にんにくは、温度が20℃ぐらい、日当たりがよく、多少の湿気があると発芽しやすくなります。
この条件が揃わなければ、ある程度常温でも保存は可能です。
しかし、0℃以下になると芽が出にくくなるので、確実ににんにくを保存するのであれば、冷蔵か冷凍、またはオイル漬けや醤油漬けなど、調理加工すれば長期保存することができます。
一番お手軽な保存方法は冷蔵庫での保存です。
にんにくを新聞紙やキッチンペーパーなどで包み、冷蔵庫に入れます。
冷蔵庫のチルド室で保存するのがベストですが、チルド室が無い場合は、なるべく温度変化の少ない場所で保存しましょう。
おしゃれににんにくを保存することができるガーリックポットもおすすめです。
保存期間は、1~2ヶ月間が目安となります。
冷凍保存なら、もっと手軽に簡単に、にんにくを長持ちさせることができます。
にんにくを薄皮までむき、タッパーやジップロックなどに入れて冷凍保存するだけです。
冷凍にんにくは特に解凍の必要はありません。
そのまま刻んだりすりおろしたりして使うことができます。
保存期間は、2ヶ月間が目安となります。
みじん切りやすりおろしなど、調理してからにんにくを冷凍保存する方法もあります。
少し風味は落ちてしまいますが、一度に下ごしらえをするので、料理の際の手間が省けます。
まずにんにくを、料理する際に使う形状(すりおろし・みじん切り・スライスなど)に調理します。
ラップやジップロックに入れ、板状または棒状にしてそのまま冷凍保存します。
板状または棒状にするのは、料理をする際に使いやすくするためです。
そのまま生で使う場合は自然解凍で、火を使う料理の場合は解凍をせず使用できます。
保存期間は2ヶ月間が目安です。
にんにくをもっと長期間保存したいのなら、他のものと合わせて加工し、調味料として保存する方法が一番です。
薄皮をむいたにんにくを、そのまままたは薄切りやみじん切りなどにして保存容器に入れ、その中にオリーブオイルや醤油などを入れて密封すれば完成です。
常温で保存しても1年間は保存が可能です。
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オリーブオイルでにんにくを保存がオススメ
にんにくを、オリーブオイルで漬けて調味料として使えば、いろんな料理にアレンジできます。
保存も効くので一石二鳥です!
まずにんにくの薄皮をむき、みじん切りにしたりスライスにしたりします。
刻むのが面倒なら、薄皮だけむいてそのままでも構いません。
次に、保存容器にオリーブオイルとにんにくを入れます。
その際重要なのは、保存容器は必ず煮沸消毒しておくことです。
菌が多いと、容器の内部で菌が繁殖し、腐ったりカビが生えたりしてしまいます。
90度以上の温度で5分間煮たあと、自然乾燥させて水気をなくしてください。
煮沸消毒した保存容器に、にんにくが隠れるくらいオリーブオイルを入れます。
にんにくがしっかりオイルに浸かっていないと傷んでしまいます。
入れ終わったら、常温で保存します。
オリーブオイルは、低温であると結晶化し味を落としてしまうため、常温保存の方が
適しています。
また、直射日光の当たらない、15~20℃くらいの冷暗所がベストです。
保存期間は1ヶ月が目安です。
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オイル漬けにんにくを使ったレシピ
にんにくの香りが移ったオイルを使えば、食欲をそそる香り付けができます。
そのまま酢や塩コショウと合わせてサラダのドレッシングにしたり、焼き魚や炒め野菜などの油としても使えます。
冷奴やトースト、刺身など何にかけても香りが豊かになって味に深みを出すことができます。
オイルに漬けたにんにくも一緒に使えば、香りだけでなくにんにくの風味もいっそう増します。
何といっても、そのまま使えるのが便利です。
唐辛子を加えれば、簡単にペペロンチーノが作れます。
えびやマッシュルームなど、好きな具材で簡単にアヒージョも味わえますね。