梅仕事は、梅雨の時期のおうち仕事の中でも楽しいものです。
丁寧に作った分、おいしい味になってくれる気がします。
梅酒に比べて、梅シロップは漬け込み時間が1週間~10日なので、せっかちさんでも大丈夫♪
それでも、もっと早く食べたい~と言う更なるせっかちさんに、今日は梅シロップを早く作る裏ワザをご紹介しましょう!
不器用さんにおススメ!冷凍梅で梅シロップを作る
梅シロップの手順は、詳しくはこちらをご覧ください。
通常は、梅シロップにフォークなどで穴をあけ、砂糖に漬け込みますが、
そうするとだいたいエキスの抽出には1週間~10日かかってしまいます。
その間、一日に1回以上、瓶をゆすって砂糖を溶かすのですが、エキスが出てくるまではなかなか砂糖が溶けないもの。
あまりにも砂糖が溶けない期間が長引くと、発酵の原因にもなるので注意が必要です。
失敗が心配な人には、梅をいったん冷凍させるのがおススメ!
梅を洗ってヘタを取ったあと、ジップロックなどに密閉して、冷凍庫で24時間以上凍らせます。
その後、凍ったまま、砂糖と梅を交互に瓶に入れればOK!
こうすることで、凍らせない場合よりも早く、梅のエキスが出やすくなります。
なんで早く出るかというと、水分は凍らせると膨張する原理を利用しているから。
膨張した水分が、細胞壁を破壊してエキスが出やすくなるのです♪
凍らせることで発酵しにくくもなるので、不器用な人にもお勧めですよ。
※ただ、凍らせると梅の風味が劣るという方もいます。
知恵ばあも、普段はフレッシュな梅を漬け込んで、一生懸命瓶を振って砂糖を溶かしておりますよ。
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炊飯器なら、半日で梅シロップができちゃう!?
では、青梅を手に入れて、すぐに梅シロップが作りたい!というせっかちさんにおススメの方法をご紹介。
方法は至って簡単。
用意するもの:梅1kg、氷砂糖1kg、炊飯器
- まず、青梅を流水で洗います。
- あく抜きのため、青梅を水に1~2時間つけます。
- 青梅を水から出し、タオルなどで水分を拭き取ります。
- 竹串やつまようじを使い、ヘタの部分(ホシ)を取り除きます。
- 梅と氷砂糖を炊飯器に入れます。
- ふたを閉め、炊飯器の保温ボタンをおします。
※くれぐれも、炊飯ボタンを押さないように注意してくださいね! - 時々ふたを開け、しゃもじでかき混ぜて砂糖を溶かします。
- 約12時間で、エキスが梅から出たら完成♪
梅の実を取り出し、シロップは瓶などに移して保存します。
この方法だと、通常の瓶で漬け込むときに比べて2/3程度のエキスしか出ません。
でも、美味しい梅シロップができますよ。
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残った梅は、ジャムにするのがおススメ♪
さて、梅シロップを作った後の梅の実。
これがまた美味しい梅ジャムに変身するのです♪
エキスが出てるからおいしくない?
そんなことありませんよ!
作り方は以下の手順。
- 包丁などを使って、梅の実から種を取り除きます。
- 梅の実を、包丁で刻みます。
- 鍋に梅の実と、ヒタヒタの水を入れます。
※梅の実は非常に酸が強いので、アルミなどの鍋は傷んでしまいます。
ホーロー鍋が理想ですが、ご家庭にある土鍋でも代用可能です。 - 弱火で煮ながら、アクを取る。
- 梅の実の半量の砂糖を加え、かき混ぜる。
- そのまま、弱火で煮詰めてゆるいペースト状になったら火を止める。
- 煮沸消毒した瓶に、熱いうちにジャムを詰める。
これで完成♪
上手に保存できれば、1年はもちますよ♪
ジャムとしてパンやヨーグルトにはもちろん、
蒸しパンの具として入れたりとお菓子作りにも大活躍です。
是非、お試しくださいね。