今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。
チエばあちゃんです。
中華料理のサクサクした野菜の正体、あなたはご存知ですか?
八宝菜や炒め物に入っている、あのレンコンのようなシャキシャキ食感の正体と、知らないと損する買い方・使い方の注意点をお話ししますね。
Q: 中華料理に入っているサクサクした野菜の正体は芋?
よく聞かれるんですが、あのサクサクした野菜は芋ではないんですよ。
正体は「オオクログワイ」という植物で、英語では「ウォーターチェスナッツ(Water Chestnuts)」と呼ばれています。
カヤツリグサ科ハリイ属に属する水生植物で、中国の揚子江沿岸が原産地なんです。
お正月に食べる日本の「クワイ」とは名前が似ていますが、実はまったくの別物なんですよ。
日本のクワイはオモダカ科で、ほろ苦い味わいが特徴ですよね。
一方、オオクログワイはカヤツリグサ科で、苦味が少なくほんのり甘いのが特徴です。
見た目は確かにお芋のようですが、水田で育つ水草の塊茎(かいけい)、つまり地下茎の先にできる球の部分を食べるんです。
直径3〜4cmほどの偏球形で、薄い皮は暗褐色をしていますよ。
Q: オオクログワイを買うとき、知らないと失敗するポイントは?
ここが大事なところですから、よく聞いてくださいね。
まず、日本では生のオオクログワイはほぼ手に入らないということを知っておいてほしいんです。
中国では果物のように皮をむいて生で食べることもあるのですが、日本で流通しているのはスライス水煮の缶詰がほとんどなんですよ。
缶詰を買うときの注意点がいくつかあります。
①「馬蹄(ばてい)」という名前で売られていることが多い
「オオクログワイ」で探しても見つからないことがあるんです。
中華食材コーナーや業務用スーパーでは「馬蹄」や「Water Chestnuts」という表記で並んでいることが多いですよ。
②缶詰のサイズ選びを間違えやすい
業務用の大きな缶(2号缶)を買ってしまうと、一般家庭では使い切れないことがあります。
初めて試すなら、小さめの缶を選ぶのがおすすめですよ。
③開封後は日持ちしない
缶詰だからと安心していると失敗します。
開封したら水に浸けて冷蔵庫に入れ、2〜3日以内に使い切るのが鉄則ですよ。
Q: オオクログワイの食べ方で失敗しないコツは?
せっかく手に入れたのに、調理で台無しにしてしまう方が意外と多いんです。
一番やってはいけないのが、火を通しすぎることですよ。
オオクログワイの魅力は、あのカリカリ・シャキシャキとした食感にあります。
炒め物に使うなら、最後にサッと加えるのがコツなんです。
最初から他の食材と一緒に炒めてしまうと、せっかくの食感が損なわれてしまいますからね。
缶詰の水煮を使う場合は、水気をしっかり切ってから調理してくださいね。
水気が残っていると、炒め物がベチャッとなってしまいますよ。
おすすめの使い方をいくつかお伝えしますね。
・鶏肉のカシューナッツ炒めに刻んで加える(定番中の定番です)
・餡かけ料理にスライスのまま入れる
・肉団子の中に刻んで混ぜる(食感のアクセントになりますよ)
・スープやシロップ煮にして冷たいデザートにする
Q: オオクログワイが手に入らないときの代用品は?
缶詰が見つからないこともありますよね。
そんなときは代用品を使うこともできますが、代用品選びにも注意が必要なんです。
よく代用に使われるのはレンコンですが、レンコンは火を通すとホクホクした食感になりやすいんですよ。
サクサク感を出したいなら、薄くスライスして短時間でサッと炒めるのがポイントです。
長いもを使う方法もありますが、長いもは崩れやすいので、厚めに切ることを忘れないでくださいね。
日本のクワイで代用する方もいますが、先ほどお話ししたとおり苦味が強いので、味の印象がだいぶ変わってしまいます。
苦味が気になる方には、レンコンか長いもの方がおすすめですよ。
Q: オオクログワイには体にうれしい効能があるの?
実は、漢方の世界でも重宝されている食材なんですよ。
中国では古くから、解熱・利尿・去痰(きょたん)などの効能があるとされてきました。
球茎の絞り汁には、咳を鎮めたり、のどの渇きを癒す働きがあるとも言われています。
ただし、あくまで食材としての健康効果ですから、お薬の代わりにはなりませんよ。
体調が気になるときは、お医者さんにきちんと相談してくださいね。
毎日の食卓に少し取り入れるくらいの気持ちで、楽しんでいただければと思います。
よかったら、まずは缶詰からぜひ試してみてくださいね。




