震災時に話題になったのが「液体ミルク」です。
液体ミルクは震災時に赤ちゃんをもつママにとっては、とても有り難いミルクです。
しかし、日本では認可されない理由があり認可されていません。
デメリットが何かあるのでしょうか?
今回は、液体ミルクが認可されない理由とメリット・デメリットについてまとめます。
2019年ついに液体ミルクが認可されて発売開始となりました!
詳しくは、コチラの記事をご確認ください♪
液体ミルクって何?
現在赤ちゃんをもっているママなら「液体ミルク」が何なのかわかる人も多いですが、赤ちゃんをもっていない人は知らない人が多いです。
私も子供を2人産んでいるのですが、もう20年も前の話しなので、その時代に「液体ミルク」というワードはあまり聞いたことがありませんでした。
しかし、熊本地震の際に被災地にフィンランドからの支援として「液体ミルク」が届き話題になって以来、日本でも液体ミルクが話題にあがるようになりました。
日本では赤ちゃんに与えるミルクは「母乳」と「粉ミルク」の2種類が主流ですよね。
私も母乳で育てましたが、母乳の出が悪くなり粉ミルクと兼用した時期もありました。
通常日本では、私のように母乳+粉ミルクですが、海外では「液体ミルク」を与えるのが一般的なのだそうです。
液体ミルクの正式名称は「乳児用液体ミルク」です。
粉ミルクと成分はほとんど同じですが、すでに液体になっているのでお湯なので溶かす必要がなく、そのまま赤ちゃんに与えることができます。
海外では、紙パックやペットボトルで販売されています。
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どうして日本では「液体ミルク」が認可されないの?
液体ミルクは、お湯もいらないし赤ちゃんが泣いてもすぐに与えられて便利なのに、なぜ日本では認可されていないのでしょう?
認可されない理由は2つあるようです。
1つ目は「食品衛生法」で定められているためです。
日本では、食品衛生法に基づき乳製品の成分・製造基準を定める厚生労働省の省令が「乳幼児用の食品を粉乳に限定」しているからです。
しかし、この省令は1951年に制定されたものなので、現在の状況と昔は違うので今の時代にあった法令を望んでいる人は多くいます。
液体ミルクを日本でも製造・販売できるように署名活動も行われているようです。
そして2つ目が「コストの問題」です。
液体ミルクを製造するにあたってのメーカーが積極的ではないようなのです。
粉ミルクと違い液体ミルクの生産や流通はコストが高いので、商品を開発・商品化したとしてもメリットがないようなのです。
そうなると、もし今後液体ミルクが認可されたとしても商品化されるのかが問題になってきそうですね。
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液体ミルクのデメリットとメリット
海外では主流である液体ミルクですが、日本では上記の理由で販売はされていないため、どうしても購入したい人は、海外からの輸入のみになってしまいます。
わざわざ輸入するのですから「液体ミルク」のデメリットも把握してから購入するほうがいいですよね。
液体ミルクのデメッリとメリットをまとめます!
「デメリット」
まずはデメリットからです。
液体ミルクのデメリットは「コストが非常に高い」点です。
アマゾンなどの通販サイトで調べてみると、7月現在で「Aptamil」という液体ミルクが200ml×30本で23,700円で販売されています。
おぉぉぉ・・・かなりお高いですね・・・。
単純計算で1本790円になります。
液体ミルクだけで育てるのにはかなり無理があると思います。
「メリット」
コストが高い液体ミルクですが、メリットはとっても沢山あるんです!
- 常温で長期間保存できるので、災害時の備蓄として最適です。
- 粉ミルクのようにお湯で溶かす必要がないので、赤ちゃんが泣いた時はすぐに飲ませられるし、外出時の荷物が少ないです。
- 液体ミルクは、無菌状態で製造し、密封されて販売されているので、安全で衛生的です。
液体ミルクは、メリットが沢山あり赤ちゃんがいてる家庭では使いたい商品であるのは明確ですが・・・高いのがネックですよね。
高いので通常使いはできませんが、お出掛け時や災害時の備蓄として少しの量を購入してみるのも良いのではないでしょうか。
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