今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。
チエばあちゃんです。
お通夜や葬儀に参列するとき、御霊前と御香典の違いがわからなくて焦った経験はありませんか?
実はこれ、間違えると大変失礼にあたることもあるんですよ。
今日は、御霊前の書き方からお札の入れ方、金額の相場まで、知らないと恥をかきやすいポイントをしっかりお伝えしますね。
ステップ1:御霊前と御香典の違いを正しく知る
まず最初に、御霊前と御香典の違いをはっきりさせておきましょうね。
「御香典(ごこうでん)」というのは、お通夜やお葬式に持っていく金品の総称のことなんですよ。
一方で「御霊前(ごれいぜん)」は、不祝儀袋の表書きのひとつです。
つまり、「御香典を御霊前の表書きで持っていく」というのが正しい言い方になりますね。
お通夜・お葬式では「御霊前」と書くのが基本です。
これは仏教だけでなく、キリスト教や神道でも使える万能な表書きなので、故人の宗教がわからないときも安心ですよ。
ただし、ここで気をつけたい落とし穴がひとつ。
浄土真宗の場合は「御霊前」ではなく「御仏前」を使うのがマナーなんです。
浄土真宗では、亡くなった方はすぐに仏様になるという教えがあるからですね。
もし宗派がわからない場合は、「御霊前」で問題ありませんよ。
ステップ2:御霊前の金額相場を関係別に確認する
次に悩むのが、御霊前にいくら包むかですよね。
金額の相場は、亡くなった方との関係の深さによって変わってきますよ。
2026年現在の一般的な相場をまとめますね。
・友人や知人の場合:5,000円〜10,000円
・職場の同僚や上司の場合:5,000円〜10,000円
・親戚(おじ・おば等)の場合:10,000円〜30,000円
・親や兄弟姉妹の場合:30,000円〜100,000円
ここで絶対に避けたいのが「4」や「9」がつく金額です。
「死」や「苦」を連想させるので、縁起が悪いとされていますよ。
また、偶数の金額も「割り切れる=縁が切れる」と嫌がられることがありますので、奇数の金額にするのが無難ですね。
迷ったときは、周りの方に相談してみるのもよい方法ですよ。
ステップ3:表書きと名前の書き方で失敗しない
御霊前の表書きの書き方にもマナーがありますよ。
まず、表書きは薄墨(うすずみ)で書くのが正式です。
「悲しみの涙で墨がにじんだ」という意味が込められているんですね。
コンビニなどで売っている薄墨の筆ペンを一本持っておくと安心ですよ。
よくある失敗が、濃い黒のペンやボールペンで書いてしまうことです。
急いでいるとつい手近なペンで書きたくなりますが、これは目立ちますので気をつけてくださいね。
名前はフルネームで、表書きの「御霊前」の真下に書きます。
夫婦連名の場合は、中央に夫のフルネーム、その左側に妻の名前だけを書きますよ。
ステップ4:お札の向きと入れ方を間違えない
ここが一番間違えやすいポイントなんですよ。
不祝儀袋にお金を入れるとき、お札の向きや状態に注意が必要です。
まず大事なのが、新札は使わないということ。
新札を入れると「前もって不幸を予想して準備していた」という意味になってしまうんですね。
もし手元にピン札しかない場合は、真ん中に一本だけ折り目をつけてから入れましょう。
ただし、クシャクシャにするのはやりすぎですよ。
あくまでもお供えものですから、軽く折り目をつける程度で十分です。
お札を入れる向きは、表から見たときにお札が裏向きになるようにします。
そして人物の顔が下側に来るように入れてくださいね。
これは「悲しみで顔を伏せている」という意味があるんですよ。
中袋がある場合もない場合も、この向きは同じです。
ステップ5:不祝儀袋の包み方にも要注意
お札を入れたあとの外包みの折り方も、実は間違えやすいところなんですよ。
不祝儀袋の裏側を見ると、上の折り返しと下の折り返しがありますよね。
弔事の場合は、上の折り返しが手前(上側)に来るようにします。
つまり、下の折り返しを先に折って、その上に上の折り返しを被せる形ですね。
これを逆にしてしまうと、お祝い事の折り方になってしまいます。
チエばあちゃんも昔、慌てていて逆に折ってしまったことがあるんですよ。
出かける前に一度落ち着いて、「悲しみは上から降ってくる」と覚えておくとよいですよ。
ステップ6:お通夜当日に慌てないための準備
最後に、当日慌てないための事前準備のコツをお伝えしますね。
・薄墨の筆ペンは普段から一本用意しておく
・不祝儀袋は急に必要になるので、自宅に2〜3枚ストックしておく
・袱紗(ふくさ)も忘れずに。紫色のものなら慶弔どちらでも使えますよ
・お通夜に持参する場合は、受付で袱紗から出して両手でお渡しするのがマナーです
袱紗なしでバッグからそのまま出す方もいらっしゃいますが、丁寧な印象を持っていただけるので、ぜひ袱紗は使ってみてくださいね。
こういったマナーは、知っているだけで気持ちに余裕が生まれるものです。
急な訃報で気が動転しているときこそ、事前の準備が助けてくれますよ。
よかったら、このページをブックマークしていつでも確認できるようにしておいてくださいね。
チエばあちゃんの知恵が、あなたのお役に立てたらうれしいです。




