じめじめする季節、気を付けていないと意外とすぐに生えてしまうのが、室内のカビですよね。
特に、押入れや靴箱などの、普段空気が通りにくい場所は要注意。たまには換気をしたり、天気の良い日に虫干ししたりするのがおススメです。
そんな室内のカビの中で、見落としがちなのがカーテンのカビ。
しかも、カーテンのカビは冬の乾燥した時期に生えやすいのです。
カーテンのカビ取り方法やカビ取り剤について、今日はまとめてご紹介します。
目次
レースカーテンに黒いカビはなぜ生える?
窓に取り付けているレースのカーテン。何気なくめくってみたら、下のほうにビッシリと黒いカビが!こんな経験はありませんか?
レースカーテンにカビが生えるのは、冬の季節が多いと言われています。
原因は、ズバリ結露です。
冬に窓が結露すると、その湿気を窓に一番近いレースカーテンが吸い取ります。時には、べちゃっと窓にカーテンが張り付いていることも…。冬はついつい窓も締切りがち。そうするとカーテンが乾かないので、気付かないうちにカビが増殖してしまうのです。
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白いレースカーテンのカビ取り方法
さて、では生えてしまった黒カビは、どうやって取り除くのが良いのでしょうか?
ここでは、白いカーテンにおススメの方法をご紹介します。
カビキラーで撃退する
知恵ばぁが実際にいつも行う方法は、カビキラーでカビを撃退するもの。
泡で出てくるスプレータイプのカビキラーを使います。
お風呂掃除にも便利ですので、買っておいて損はないですよ♪
手順は以下の通り。
- ゴム手袋をはめる。できればメガネ、マスクもつけましょう。
- レースカーテンを取り外します。
- 洗面台、または浴槽の中にカーテンを入れ、カビの生えた部分を広げます。
- カビの部分に直接、カビキラーをスプレー!
- ゴム手袋をはめた手で、カビキラーをカビにも揉みこむ!
- そのまま5分時間を置きます。
- 流水ですすいで、洗濯機に入れます。
- その後は、普通に洗濯します。
この方法で、白いカーテンのカビはかなり落ちるはずですよ!
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漂白剤に漬け置く
カビキラーではなく、漂白剤に漬け込む方法もあります。
洗面台か浴槽に水をため、キッチンハイターなどの漂白剤をとかした液を作ります。
濃度は濃いめがポイント!パッケージに書かれている漬け置き用の分量を参考にしてみましょう。
知恵ばぁの場合は、倍くらいの濃度にしてしまいます。が、濃度は自己責任でお願いします(笑)
その後、カーテンを漬け込んで、30分くらい経ったら流水で流します。
洗濯機で洗濯すれば、カビがかなり落ちているはず。
スチームアイロンで撃退する
これまでは市販の薬品を使う方法でしたが、強い薬品ですので使いたくないという方もいるかもしれません。
薬品を使わない方法としておススメなのは、スチームアイロンでカビを撃退する方法です。
手順は以下の通り。
- スチームアイロンを一番高温にし、スチームは最強にセットする。
- アイロン台の上にタオルを敷き、その上にカーテンのカビが生えている部分を乗せる。
- カビの部分にスチームアイロンを当てていく。
- 風通しの良い場所にカーテンを干し、乾燥させる。
スチームアイロンはじっくりと当てた方が良いですが、カーテンの素材によっては縮んだり変色する場合もありますので、様子を見ながら行います。
また、スチームで湿気を与えることになるので、④でしっかりと乾かさないと、すぐにカビが再発してしまいます。
この方法は、軽度のカビには有効ですが、根強いカビでは黒ずみが残ってしまう場合もあります。
これらの方法は、白いカーテンには大変有効です。でも、色のついたカーテンでは、色素が抜けてしまうので注意が必要です。もし安いカーテンでしたら、思い切って買い替えることもひとつの選択肢ですよ。
高級なカーテンの場合は、クリーニングに出すことをおススメします。
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と、ここまでは、カビ取りについて紹介してみましたが、根本のカビを発生させないためにはどうしたらいいのでしょうか?
カビの元を絶つには?
生えてから対策をするよりも、初めからカビの発生を防ぐ対策をした方がもっとカビを増やさずに生活できそうですね。
それには、カビの大好きな餌を失くせばカビが発生しなくなります。
「カビの餌?」と聞くと、「何だろう?」と思いますが、埃や垢、ダニの死骸、石鹸カス、皮脂などがそれに当たります。
カビの餌になる物を除去してしまうと、カビが生えにくくなります。
ここでは、カビを生えにくくするポイントをまとめてみました。
壁や床、天井の埃を除去しよう。
毎日クイックルワイパーや、タオルを使って埃を取るようにして水ぶきをしましょう!
アルコール拭きだともっと良く落ちますよ♪
寝具のダニを除去しよう。
寝具の内部にはカビの餌となるダニが沢山います。天日干しにしても、完全に除去できません。
それならば、レイコップなどを使ってダニを退治すれば、とは思いますが、レイコップではダニは、死滅する事はできません。
それでは、布団乾燥機に入れて熱してから掃除機をかければダニを死滅させる事ができます。
でも、なかなか家庭でこのような作業をする事は、難しいですよね~。
そんな時は、プロの業者にお願いしてきれいにしてもらう事も一つの手だと思います。
浴室の石鹸カスや皮脂の汚れを取ろう
浴室などのカビの餌となるものは、石鹸カスと皮脂です。
これらの汚れを常にきれいにする必要があります。
カビを増やさないようにするにはどうしたらいいのでしょうか?
それは、入浴後に風呂の壁や、天井に熱いお湯をかけ流すといいようです。カビ菌は、熱に弱いからです。
そしてその後に冷水で流してから拭き取ります。こうする事によってカビの除去が可能になります。
エアコンの中の埃を落とそう
エアコンの中には、埃がたくさんあります。フィルターや、内部には埃がたくさん付いています。
こまめにフィルターを掃除する事で、エアコンの効率を上げるだけではなく、カビ予防にもなりますよ。
最低でも年に一回、または、季節の変わり目にはフィルターのお掃除をする事をオススメします。
こちらも、もっと完璧にカビを撃退したい場合は、エアコンお掃除の専門業者にお願いすると安心です♪
お部屋の湿度を管理しよう
皆さんは、カビ菌にはそれぞれ好みの温度があるという事をご存知でしょうか?
でも、そのほとんどが湿度の高いところで発生しやすくなるようです。
そのため、室内の天井や壁にカビを生やさないようにするためには、除湿と換気をする必要があります。
除湿機を使って除湿を行い、その後に換気をする必要があります。
換気をする方法の一つに換気扇を回してみたり、サーキュレーターを使うのがいいと思います。
特に、湿気は天井近くの隅に溜まりやすくなっています。空気を回して循環させてカビを生やしにくい環境を作りましょう。
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結露が起こってしまうと、壁紙や窓枠が湿ってしまいます。
その様な状態にしておくと、カビが生えやすくなってしまいます。どうすればカビを防ぐ事ができるのでしょうか?
- こまめに拭く
- 室内を除湿する
- 二重ガラスや、断熱コーティングにより温度差をなくす
これらの事を毎日の生活で行っていくと、カビを防ぐ事ができるようです。
家具の配置に気をつけよう
カビを発生を防ぐためには家具の配置も大事になってきます。
空気の流れを滞留させないように配置をする必要があります。
家具を壁際にべったりとつけてしまった場合は、背面に空気が溜まってしまいます。
それに、お掃除もしにくくなるので、埃が溜まりやすくなってしまい、カビを増やす原因になってしまいます。
そのため、家具と壁の間には10cmの隙間を作るようにしましょう。
そうする事によって風の通りも良くなり、光も入るようになるので、風と光が嫌いなゴキブリの繁殖の抑制になり、一石二鳥となりますね。
家具と床の隙間も忘れずに!
家具と壁の隙間について考えてみましたが、勿論、家具と床の隙間についても考えてみましょう。
家具と床の隙間を開けると家中の空気の流れをよくする事ができます。
湿度は下の方に溜まりやすくなるので、クローゼットやタンスなどは、下にすのこや除湿マットを敷いて通気性をあげましょう。
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やはり、カビを根こそぎごっそりと落としてしまうのが効果的です。
自分でカビ取り剤を使って取る方法もありますが、ここは専門の業者におまかせしてしまうというのも手だと思います!
お願いする場合は、ハウスクリーニングの業者ではなく、専門のカビ取り業者に頼むがオススメです。
なんと、カビを99.9%除去してくれるそうですよ~!