むかし母がね、洗濯機の調子が悪くなると、お酢やお湯を使ってせっせと掃除していたんですよ。
チエばあちゃんです。
あの頃は「洗濯槽を掃除する」なんて発想すらない時代でしたけど、母はいつも洗濯物をきれいに保つことにこだわっていましたね。
今は酸素系漂白剤という便利なものがありますから、洗濯槽掃除がぐっと楽になりました。
今日はドラム式と縦型、それぞれのやり方とコツをお伝えしますね。
ステップ1:酸素系漂白剤とは?昔と今の洗濯槽掃除の違い
昔のおばあちゃんたちは、洗濯槽の汚れが気になるとお酢や重曹を使って掃除していたものです。
お酢には殺菌作用がありますし、重曹は研磨効果があるので、それなりにきれいになったんですよ。
でもね、黒カビをしっかり落とすにはちょっと力不足だったんです。
そこで現代のおすすめが酸素系漂白剤(過炭酸ナトリウム)なんですよ。
白いサラサラした粉末で、お湯に溶かすと活性酸素が発生して、漂白・除菌・消臭を一度にやってくれます。
市販の洗濯槽クリーナーよりもコスパがよくて、しかも強力なんです。
塩素系と違って、ツンとした嫌なにおいがしないのも嬉しいところ。
小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して使えますよ。
ステップ2:ドラム式洗濯機の洗濯槽掃除のやり方
ドラム式洗濯機は構造上つけ置きができないので、少しコツがいるんですよ。
でも手順どおりにやれば大丈夫ですからね。
【用意するもの】
- 酸素系漂白剤:200〜300g
- 40〜50度のお湯
- ゴミ取りネット(あると便利)
【手順】
- ドラムの中を空にして、ドアからあふれない程度に40〜50度のお湯を入れます。
- 酸素系漂白剤を200〜300g、お湯の中に入れます。
- ドアを閉めて、洗いコースで10分間回します。
- 一度ドアを開けて、浮いてきた汚れやゴミをネットですくい取ります。
- 再びドアを閉めて10分間回し、またゴミをすくいます。
- 最後に、すすぎと脱水を2回繰り返して完了です。
汚れがひどい場合は、この流れを2セット繰り返すとスッキリしますよ。
ちなみに最近のドラム式洗濯機には「槽洗浄コース」がついている機種も多いです。
その場合はそのコースを使って、酸素系漂白剤を入れるだけでもOKですよ。
取扱説明書を一度確認してみてくださいね。
ステップ3:縦型洗濯機の洗濯槽掃除のやり方
縦型洗濯機のほうはつけ置きができるので、ドラム式よりもしっかり汚れが落とせます。
昔ながらの「浸して落とす」方法に近いですね。
- 洗濯機の水位いっぱいまで40〜50度のお湯をためます。
- 酸素系漂白剤を500〜800g、洗濯槽に入れます。
- 5分ほど運転して停止し、そのまま2時間〜一晩つけ置きします。
- 浮いてきた黒い汚れをネットですくい取ります。
- 3分ほど運転して排水します。
- すすぎと脱水を2回繰り返して完了です。
一晩つけ置きしたあと、ドロッとした黒いカビがごっそり浮いてくることがあるんですよ。
びっくりするかもしれませんけど、それだけ汚れが溜まっていた証拠ですからね。
きれいになった証と思って、しっかりすくい取ってくださいね。
ステップ4:洗濯槽掃除の頻度とコツ
昔のおばあちゃんたちは「季節の変わり目に大掃除」とよく言っていましたけど、洗濯槽も同じ考え方でいいんですよ。
おすすめの頻度は1〜2か月に1回です。
特に梅雨どきや夏場は湿気でカビが繁殖しやすいので、こまめにやると安心ですね。
日頃のちょっとした習慣でも、汚れの溜まり方がずいぶん変わりますよ。
- 洗濯が終わったらフタやドアを開けておく(湿気を逃がす)
- 洗剤は適量を守る(入れすぎると溶け残りがカビのエサに)
- 洗濯物を入れっぱなしにしない
昔の母は洗濯が終わるといつもフタを開け放って、風を通していました。
「湿気は敵よ」が口ぐせでしたね。
この昔ながらの知恵は、今の洗濯機でもそのまま使えます。
ステップ5:酸素系漂白剤は洗濯洗剤がわりにもなる
実はね、酸素系漂白剤は普段のお洗濯にも使えるんですよ。
洗剤のかわりに粉末洗剤と同じくらいの量を入れるだけ。
洗濯槽も同時にきれいになるので、一石二鳥なんです。
ただし、注意してほしいこともあります。
- ステンレス以外の金属製品には使わないでください(変色や劣化の恐れ)
- シルク・ウール・草木染めの衣類には向きません
これらは別で手洗いしたほうが安心ですよ。
洗濯槽のお掃除も、毎日のお洗濯も、酸素系漂白剤ひとつで済むのは本当に助かりますね。
昔の母が見たら「便利な世の中になったものね」と目を丸くすると思いますよ。
よかったら一度試してみてくださいね。




