むかし、子どもたちが小さかった頃、朝起きたら枕に鼻血がべったり…なんてことがしょっちゅうありましてね。
チエばあちゃんです。
布団やシーツについた血の落とし方、じつはちょっとしたコツを知っているだけで、驚くほどきれいになるんですよ。
鼻血や生理の血がついてしまっても大丈夫。
昔ながらのおばあちゃんの知恵と、今どきの便利なアイテム、両方ご紹介しますので、よかったら参考にしてみてくださいね。
昔ながらの知恵で血液汚れを落とす方法
ばあちゃんが若い頃は、今みたいに便利な洗剤なんてなかったものですから、家にあるもので工夫していたんですよ。
まず一番大事なのが、血液汚れは絶対にお湯を使わないこと。
お湯のほうが汚れが落ちそうな気がしますよね。
でも、血液に含まれるタンパク質は熱で固まってしまうので、必ず水か40度以下のぬるま湯で洗ってくださいね。
これはばあちゃんの母から教わった、一番最初に覚えるべき鉄則なんですよ。
昔ながらの方法として面白いのが、大根おろしを使う方法です。
大根おろしに含まれる「ジアスターゼ」という酵素が、血液のタンパク質を分解してくれるんですね。
ガーゼに大根おろしを包んで、血のついた部分をトントンと叩くようにすると、不思議なくらい薄くなっていきますよ。
台所にある大根でできるなんて、昔の人の知恵はすごいものですよね。
それから、固形石鹸と古い歯ブラシを使う方法も定番です。
石鹸をしっかり泡立てて、歯ブラシで血のシミの部分をやさしくこすってあげると、繊維の奥に入り込んだ汚れも浮き上がってきますよ。
現代の便利アイテムで血液の染み抜きをする方法
昔ながらの方法も良いのですが、今は本当に便利なものがたくさんありますよね。
ばあちゃんも最近はありがたく使わせてもらっていますよ。
まずおすすめなのがセスキ炭酸ソーダです。
水500mlにセスキ炭酸ソーダを小さじ1杯ほど溶かして、血液のついた部分にスプレーするか、つけおきするだけ。
重曹よりもアルカリ性が強いので、血液汚れへの効果は抜群なんですよ。
しかも消臭効果もあるので、血液の気になるにおいも取り去ってくれます。
小さいお子さんがいるご家庭でも安心して使えますので、ひとつ常備しておくと重宝しますよ。
それから、オキシクリーンなどの酸素系漂白剤も頼りになります。
40度くらいのぬるま湯に溶かして1〜2時間つけおきすると、かなり頑固な血液汚れでも落ちてくれることが多いです。
ただし、ここで注意していただきたいのが、塩素系漂白剤は使わないということ。
色柄物は色落ちしてしまいますし、生地を傷めてしまうこともありますからね。
必ず「酸素系」と書いてあるものを選んでくださいね。
布団のように丸洗いできないものには、オキシドール(消毒用の過酸化水素水)が便利です。
血液のシミに直接つけると、シュワシュワと泡が出て分解してくれますよ。
ただし素材によっては色落ちすることもあるので、目立たない場所で試してから使ってくださいね。
時間が経った血液汚れの対処法と注意点
朝起きて気づいたときにはもうカピカピに乾いていた…ということ、ありますよね。
お子さんの鼻血なんかは特に、本人も言い出しにくいのか黙っていることが多くて、発見が遅れがちですよね。
時間が経った血液汚れは正直なところ落ちにくくなります。
でも、まずはセスキ炭酸ソーダ水や酸素系漂白剤で一晩つけおきしてみてください。
それでもどうしても落ちない場合や、大切なお布団・高級な寝具の場合は、無理をせずクリーニングのプロにお任せするのが安心ですよ。
それから、洗ったあとのことも大切です。
生乾きのまま放置するとカビの原因になりますので、しっかりと乾かしてくださいね。
天気の良い日なら外干しが一番ですが、雨の日は布団乾燥機を上手に活用してみてください。
最後にまとめると、血液汚れのポイントは「見つけたらすぐ・水で・やさしく」の3つです。
昔ながらの大根おろしも、今どきのセスキ炭酸ソーダも、どちらもちゃんと効果がありますから、あなたのやりやすい方法で試してみてくださいね。
慌てなくて大丈夫。
きっときれいになりますよ。




