家の隅っこに白いふわふわした塊を見つけて、ドキッとしたことはありませんか?
チエばあちゃんです。
それ、もしかしたら蜘蛛の卵かもしれませんよ。
蜘蛛の卵は「卵のう」といって、一つの中に数十匹から数百匹の赤ちゃん蜘蛛が入っていることもあるんです。
間違った対処をすると、かえって家中に蜘蛛が広がってしまうこともあるので、正しい駆除方法を知っておくことがとても大切なんですよ。
蜘蛛の卵の特徴|ホコリと間違えやすいので要注意
蜘蛛の卵は「卵のう」と呼ばれていて、蜘蛛が自分の糸でくるくると卵を包んだものなんです。
家の中で見つかる卵のうの多くは、白くてマシュマロのようなふわっとした塊をしているんですよ。
大きさは種類によって違いますが、だいたい5ミリ〜1センチくらいのものが多いですね。
ここで気をつけてほしいのが、ホコリや綿ボコリと見間違えてしまうこと。
「あら、ただのゴミかしら」と放っておくと、数週間後に一気に孵化して小さな蜘蛛がわらわら出てきた…なんてことになりかねません。
見分けるポイントは、触ると少し硬さがあって糸でしっかり固定されていることなんです。
ホコリのようにふわっと飛んだりしないので、よく観察してみてくださいね。
卵のうが見つかりやすい場所は、本棚の裏・戸棚の隅・天井の角・家具の隙間など、暗くて静かで人の手が届きにくいところです。
蜘蛛は安全な場所を選んで卵を産むので、ふだん掃除が行き届かない場所ほど注意が必要ですよ。
やってはいけない蜘蛛の卵の駆除方法|潰すのはNG
卵のうを見つけたとき、いちばんやってはいけないのが素手や道具で潰してしまうことなんです。
卵のうの中にすでに孵化した赤ちゃん蜘蛛がいた場合、潰した瞬間に小さな蜘蛛が四方八方に散らばってしまうんですよ。
チエばあちゃんもご近所さんから「潰したら大変なことになった」というお話を何度か聞いたことがあります。
もう一つの失敗が、掃除機で吸い取ってそのままにしてしまうこと。
紙パック式の掃除機ならまだ良いのですが、サイクロン式だとダストカップの中で孵化してしまうこともあるんです。
掃除機で吸った場合は、すぐに紙パックを交換するか、ダストカップの中身をビニール袋に密閉して捨ててくださいね。
殺虫スプレーを直接かける方法もありますが、卵のうは糸で厚く覆われているため薬剤が浸透しにくいのが難点です。
スプレーだけで安心してしまうと、実は卵が生き残っていた…ということもあるので気をつけてくださいね。
正しい蜘蛛の卵の駆除手順|安全で確実なやり方
では、正しい駆除の手順をお伝えしますね。
①ビニール袋とヘラ(または厚紙)を用意する
まず卵のうに触れる前に、ビニール袋を手元に準備しておきましょう。
②卵のうをそっと剥がしてビニール袋に入れる
ヘラや厚紙を使って、壁や天井から卵のうをそっと剥がします。
このとき潰さないように慎重に作業することが大切ですよ。
剥がしたらすぐにビニール袋に入れて、口をしっかり縛ってください。
③袋を密閉して燃えるゴミとして処分する
二重にビニール袋に入れておくとより安心です。
もし高い場所にあって手が届かない場合は、粘着テープを棒の先に巻きつけて貼り付ける方法もおすすめですよ。
くっつけたらそのままビニール袋にポイッと入れるだけなので簡単です。
蜘蛛の卵を予防する対策|産ませない環境づくり
駆除も大切ですが、いちばん良いのは蜘蛛に卵を産ませない環境をつくることなんです。
蜘蛛が家に入ってくるのは、エサとなるダニ・コバエ・ゴキブリなどの害虫がいるからなんですよ。
つまり、こまめにお掃除をして害虫を減らすことが、蜘蛛の卵の予防につながるんです。
チエばあちゃんが実践している予防のコツをお伝えしますね。
・本棚や戸棚の裏は月に一度は掃除する
・窓やドアの隙間をテープやパテでふさぐ
・換気扇や通気口にフィルターを取り付ける
・蜘蛛が嫌がるハッカ油スプレーを隅に吹きかける
ハッカ油スプレーは、水100mlにハッカ油を10滴ほど垂らすだけで作れるので、よかったら試してみてくださいね。
薬品が気になる方にもおすすめの自然派の予防方法ですよ。
家にいる蜘蛛は益虫の場合もある
最後に一つ、知っておいてほしいことがあるんです。
家でよく見かける小さな蜘蛛「アダンソンハエトリ」は、実はダニやコバエを食べてくれる益虫なんですよ。
体長5〜9ミリほどの茶褐色の小さな蜘蛛で、ピョンピョン跳ねるのが特徴です。
また、大きくてびっくりする「アシダカグモ」も、ゴキブリを退治してくれるありがたい存在なんです。
見た目は怖いですが、人を噛むことはほとんどなく毒もないので、できれば外に逃がしてあげてくださいね。
もちろん卵のうを放置するのは困りますから、見つけたらきちんと駆除しつつ、蜘蛛そのものとは上手に付き合っていけたらいいですね。
昔からおばあちゃんたちの間では「朝の蜘蛛は殺すな」なんて言い伝えもあるくらいですから。
今日お伝えしたことを覚えておけば、蜘蛛の卵を見つけても慌てずに対処できますよ。
よかったら参考にしてみてくださいね。




