ぎんなんの下処理と殻の剥き方|電子レンジと封筒で簡単

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先日、お隣の奥さんが「イチョウの木からぎんなんをたくさん拾ったんだけど、下処理がどうにも大変で…」と困った顔で相談に来たんですよ。
わかりますよ、あの臭いには誰だって参りますものね。
でもね、ぎんなんの処理は昔ながらのやり方と今の便利な方法を組み合わせれば、思ったよりずっと簡単にできるんです。
今日は、チエばあちゃんが長年やってきたぎんなんの下処理から殻の剥き方、薄皮の取り方まで、まとめてお伝えしますね。

ぎんなんの下処理の方法|臭い外皮をきれいに取るコツ

ぎんなんの処理で一番の難関は、やっぱりあの強烈な臭いですよね。
あの臭いの正体は、外皮に含まれる「酪酸」と「エナント酸」という成分なんです。
酪酸は足の臭い、エナント酸は腐敗臭に近いと言われていて、そりゃあ鼻が曲がりそうになるわけですよ。

昔は、庭の隅に穴を掘って土に埋めておき、外皮を腐らせてから洗い出す方法が主流でした。
うちのおばあちゃんもそうしていましたけど、2〜3週間もかかりますし、掘り出すときもまた大変で。

今は、もっと手軽な方法がありますよ。
用意するものは、ビニール手袋、ビニール袋2枚重ねを2セット、排水口ネット(100均のしっかりしたもの)です。

1. ビニール手袋を必ずつけて、実と種を分けてそれぞれ袋に入れます。
2. 実の入った袋はしっかり口を閉じてゴミに出します。
3. 種を排水口ネットに入れ、輪ゴムで留めます。
4. 外の水場でネットごとゴシゴシ洗い、ヌルヌルがなくなるまで続けます。
5. 洗い終わったら平らに広げて天日干しし、表面が白く乾くまで待ちます。

素手で触ると手がかぶれることがあるので、手袋は絶対に忘れないでくださいね。

ぎんなんの殻剥きは電子レンジと封筒が簡単

昔はペンチやかなづちで一粒ずつ殻を割っていたものです。
力加減が難しくて、中身をつぶしてしまったり、殻が飛び散ったりと、なかなかの重労働でした。

ところが今は、電子レンジと封筒だけで驚くほど簡単にできるんですよ。

1. 乾燥させたぎんなんを殻ごと封筒に入れます(15粒くらいが目安です)。
2. 封筒の口を2回ほど折り返して閉じます。
3. 電子レンジで600Wなら約1分加熱します。

「パンッ」と大きな音がしますが、封筒の中で弾けているだけなので心配いりません。
取り出してみると、殻がスルッと気持ちよく剥けるんです。
初めてやったときは「もっと早く知りたかった!」と思いましたよ。

ちなみに、封筒は茶封筒のような紙製のものを使ってくださいね。
窓付き封筒やビニールが使われているものは避けましょう。

ぎんなんの薄皮の取り方|鍋と泡立て器でつるん

殻を割ったあとに残る薄皮、指で一枚ずつ剥くのは本当に面倒ですよね。
昔はひたすら爪で剥いていたものですが、今はもっと楽な方法がありますよ。

1. 鍋に殻を剥いたぎんなんと、かぶるくらいの水を入れて火にかけます。
2. 沸騰してきたら泡立て器を入れて、クルクルとかき混ぜます。
3. 薄皮が泡立て器の針金に絡まって、するするっと取れていきますよ。

もし取りきれないものがあれば、冷水につけてからそっと剥くと、きれいに取れます。

下処理を終えたぎんなんは、塩炒りや茶碗蒸し、炊き込みご飯にすると最高です。
秋の味覚を存分に楽しめますよ。

ただし、ぎんなんは食べ過ぎにはご注意を。
大人でも1日10粒程度、お子さんは5粒以下にとどめるのが安心です。
適量を守れば滋養強壮にもよいと昔から言われていますからね。

よかったら今年の秋に試してみてくださいね。

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