あさりのおいしい季節には、お味噌汁を作ってみませんか?今日はあさりの味噌汁の作り方、入れるタイミングは水から?お湯から?についてご紹介します。
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美味しいあさりの味噌汁、貝はいつ入れる?
料理本によっては、水から入れると書いていたり、お湯が沸騰したら入れると書いていたりと、あさりを入れるタイミングをよく分かっていない人も多いのではないでしょうか?美味しいあさりの味噌汁を作りたい!と思ったときに、あさりを入れるタイミングは水から?お湯から?一体どちらが正しいのでしょうか。
結論から言うと、生のあさりを使用する場合、どちらのタイミングでも大差はないようです。しかし、あえて区別するならば、生のあさりを水から煮ると、その旨味成分がたっぷりと出汁となって出てきます。だから、生の新鮮なあさりは、水から入れて弱火にかける方が出汁の濃度が高くなるのです。
冷凍したあさりを使用する場合は、鍋の水が沸騰してから冷凍あさりを一気に入れます。解凍してしまうと、あさりはうまく口を開けてくれません。熱湯に入れることが、貝の口を開かせるコツです。
まとめると、新鮮なあさりは水から入れて出汁を楽しみ、冷凍あさりはお湯から入れて身を楽しみましょう。
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あさりの味噌汁の作り方
1.あさりは、まず砂抜き・塩抜きをしてよくこすり洗いをします。
2.水とあさり、10cm角ほどの昆布を鍋に入れ、酒を少量加えて、火にかけます。
3.出汁が沸騰する直前に昆布を取り出してください。
4.あさりは、口が開いてきたものから一旦取り出していき、すべてが開いたものからもとの鍋に戻していきます。こうすることで、火にかけすぎて身が硬くなるのを防ぐことができます。少し手間はかかりますが、これでふっくらと軟らかい身になります。
5.出汁が沸騰してくると、白い泡が出てきますが、これは灰汁です。お玉などですくって捨ててください。
6.火を弱めて味噌を溶けば完成です。
あさりの出汁が良く出ますので、かつおだしや煮干しだしを使うよりも昆布だけの方がおいしく仕上がります。昆布がなければ市販のだしの素をほんの少し入れるだけでもいいです。あさりから充分旨味がでてきますので、だしを加えなくてもいいくらいです。
あさりからは、旨味とともに塩分もでてくるので、味噌もだしも普通の味噌汁より少なめの分量にするのがコツです。
あさりの味噌汁、具は他に何を入れる?
あさりの味噌汁に加えるのに圧倒的に多いのが、あさつきや薬味のねぎです。あさりから出てくる旨味をしっかり味わいたい方には、これだけで十分かもしれません。
しかし、あさりと季節の旬のモノを加えて今だけの特別なあさりの味噌汁も味わってみてはいかがでしょうか?
例えば春。あさりに生のりと筍を加えた、春の具沢山味噌汁なんておいしそうですよね。春キャベツとニンジンを加えれば、色彩きれいな春の味噌汁にアレンジできます。
また秋には、いろんな種類のきのこを加えれば、食感豊かな秋の味噌汁になります。
他にも、味噌を加える前に豆苗を入れた、あさりの出汁と豆苗の食感が美味しい味噌汁もおすすめです。
キャベツとあおさを加えれば、キャベツにあさりの出汁がしみ、食べごたえのあるおかずのようなお味噌汁に。
いつものわかめを加えても、海の幸たっぷり、滋養溢れるお味噌汁になります。
もし、残りのあさりの味噌汁があれば、冷蔵庫の残り野菜にきのこ、豆腐、卵でスンドゥブ風にリメイクも!
また、豆腐にニラ、バター、ラーメンを加えて味噌ラーメン風に!
まだまだ可能性のあるあさりの味噌汁。
ぜひ、皆さんもあさりのオリジナル味噌汁を研究してみてはいかがですか?
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