春先って、暖かくなったと思ったら急に冷え込んだりして、体がびっくりしちゃいますよねぇ。
チエばあちゃんです。
扁桃腺炎で喉が痛くて夜も眠れない…そんなつらい経験、あなたにもありませんか?
今日は扁桃腺炎がどのくらいの期間で治るのか、そしてお金をかけずにおうちでできるケアの方法を、ばあちゃんの知恵も交えてお伝えしますね。
扁桃腺炎とは?まず知っておきたい基本のこと
扁桃腺炎というのは、喉の奥の両側にある扁桃腺にウイルスや細菌がくっついて炎症を起こす病気のことですよ。
扁桃腺は体に入ってくるばい菌を防いでくれる「門番」のような役割をしているんですが、疲れがたまったり、空気が乾燥したりすると、この門番さんが負けてしまうんですね。
扁桃腺炎には大きく分けて2つの種類があります。
「急性扁桃腺炎」は、風邪をきっかけに突然なることが多いタイプです。
38度~40度近い高熱が出て、喉がひどく腫れて、唾液を飲み込むのもつらくなります。
「慢性扁桃腺炎」は、急性扁桃腺炎を年に4~5回以上繰り返してしまう状態のことをいいます。
主な原因は次の3つですよ。
①風邪…鼻が詰まって口呼吸になると、喉が乾燥してばい菌が増えやすくなります。
②空気の乾燥…秋冬はもちろん、エアコンの効いた部屋も要注意です。
③ストレスや寝不足…自律神経が乱れると免疫力がガクッと下がってしまいます。
扁桃腺炎が治るまでの期間と基本の治し方
気になる扁桃腺炎が治るまでの期間ですが、急性扁桃腺炎の場合、お医者さんでお薬をもらえば2~3日で菌が抑えられて、5日~7日ほどで炎症がしっかり治まるのが一般的ですよ。
ただし、ここで大事なのは「楽になっても最後までお薬を飲みきること」です。
途中でやめてしまうと、扁桃腺のまわりにまで炎症が広がる「扁桃周囲膿瘍」になってしまうことがあって、そうなると治るまでにもっと時間がかかってしまいます。
そしてここからが、ばあちゃんがお伝えしたいおうちでできるケアです。
◎塩水うがい
コップ1杯のぬるま湯に小さじ半分ほどの塩を溶かして、ガラガラうがいをしてみてください。
昔からある方法ですが、喉の殺菌と保湿にとても良いんですよ。
◎はちみつ大根
大根を小さく切ってはちみつに漬けておくと、数時間でシロップが出てきます。
このシロップをスプーン1杯ずつ飲むと、喉の痛みがずいぶん楽になります。
おばあちゃんの時代から伝わる、お金もかからない喉の特効薬ですよ。
◎首元を温める
蒸しタオルを首に巻くだけでも血行が良くなって、回復を助けてくれます。
濡らしたタオルを電子レンジで30秒ほど温めれば簡単にできますよ。
◎部屋の加湿
加湿器がなくても大丈夫。
濡れたバスタオルを部屋に干しておくだけで、乾燥を防げます。
洗面器にお湯を張っておくのも良い方法です。
扁桃腺炎が長引くときの原因と対処法
扁桃腺炎がなかなか治らない…そんなときには、いくつか理由が考えられます。
まず多いのが、睡眠不足や疲労で免疫力が落ちている場合です。
お仕事や家事で忙しいと、つい無理してしまいますよね。
でも、体が「休んで」と言っているときは、素直に休むのが一番の薬ですよ。
それから、喫煙やお酒も喉には大きな負担になります。
扁桃腺が腫れている間は控えるようにしてくださいね。
もうひとつ気をつけたいのが、慢性化してしまっている場合です。
風邪を引くたびに扁桃腺が腫れる、年に何度も高熱が出る、というときは慢性扁桃腺炎の可能性がありますので、一度耳鼻咽喉科の先生に相談してみてくださいね。
また、あまり知られていないのですが、慢性扁桃腺炎が長く続くと、免疫物質のIgAが過剰に分泌されてIgA腎症という腎臓の病気につながる可能性があるという報告もあります。
必ずなるわけではありませんが、甘く見ないことが大切ですよ。
扁桃腺炎の手術が必要になるケースとは
「手術」と聞くとちょっと怖いですよね。
でも安心してください、すべての人に手術が必要なわけではありませんよ。
手術が検討されるのは、主にこんな場合です。
・年に4~5回以上、急性扁桃腺炎を繰り返す
・扁桃腺が大きくなりすぎて、呼吸や食事に支障が出ている
・睡眠時無呼吸の症状がある
・発熱のたびに血尿が見られる
大人の場合、扁桃腺は免疫としての役割が小さくなっているので、切除しても日常生活に大きな影響はないと言われていますよ。
手術は全身麻酔で行い、入院期間はおおよそ1週間ほどが目安です。
ただし、手術するかどうかの判断は必ずお医者さんと相談して決めてくださいね。
経過観察で済む場合もたくさんありますよ。
よくある失敗と膿栓(臭い玉)の対処法
扁桃腺炎を繰り返していると、扁桃腺の穴に白い粒ができることがあります。
これは膿栓(のうせん)といって、別名「臭い玉」とも呼ばれるものですよ。
白血球の残骸や食べかすが固まったもので、口臭の原因になることがあります。
「自分で取りたい!」と思うかもしれませんが、無理に取ろうとすると粘膜を傷つけてしまうことがあるので要注意です。
おうちでできる安全な対策としては…
◎こまめなうがい…塩水うがいやうがい薬を使って、喉を清潔に保ちましょう。
◎鼻呼吸を意識する…口呼吸は喉の乾燥を招いて膿栓ができやすくなります。
寝るときにマスクをするだけでも違いますよ。
◎水分をこまめにとる…喉が潤っていれば、ばい菌も増えにくくなります。
どうしても気になる場合は、耳鼻科で取ってもらうのが一番安全です。
チエばあちゃんからのひとこと
扁桃腺炎はつらい病気ですが、早めの受診としっかり休むことが何よりの近道ですよ。
そして日頃から、塩水うがいや部屋の加湿、バランスの良い食事で免疫力を保っておくことが大切です。
特別なものを買わなくても、おうちにあるお塩やはちみつ、大根やタオルで喉のケアはできます。
昔からの知恵には、ちゃんと理由があるんですよ。
無理せず、体の声に耳を傾けて、よかったら今日からひとつずつ試してみてくださいね。




