インフルエンザ予防接種2016年、厚生労働省の見解は?

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インフルエンザの予防接種は、受けたほうが良いとされる一方で、効果や副作用について不安に感じる声も多いようです。2016年の厚生労働省の見解について調べてみました。

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インフルエンザ予防接種2016年はいつから受けるべき?

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2016年のインフルエンザ予防接種は、10月1日から開始されています。
インフルエンザは、例年12月から感染者が増加し、1月~3月に流行のピークを迎えます。

インフルエンザの抗体ができるまでに3~4週間かかるので、インフルエンザが流行し始める1月までに抗体をつけておく必要があります。それを踏まえると、12月中旬頃までには予防接種を終えておきましょう。

インフルエンザの予防接種は、2017年1月くらいまで予防接種を行っている病院も中にはあるようですが、インフルエンザワクチンには数に限りがあり、なくなると受けられなくなってしまいます。

予定に合わせて接種する日程を決めなければなりませんが、もし、受験などで遅めの接種を希望するのであれば、早めに病院へ確認しておきましょう。

中にはすでに予約が取れない病院もあるかもしれません。

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予防接種は効果ない?厚生労働省の見解

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インフルエンザに感染しないようにと、毎年ワクチンを接種している人も多いことでしょう。

しかし、予防接種を受けたのにインフルエンザに感染したという人もいるのでは?

残念ながら、インフルエンザワクチンを接種しても、インフルエンザ感染を100%予防することはできないといわれています。

インフルエンザウイルスは、口や鼻から体内に入ると、細胞に侵入して増殖します。この状態が感染です。

インフルエンザワクチンには、感染を完全に阻止する働きはありません。

ウイルスが増殖すると、数日間潜伏し、その後発熱やのどの痛みといったインフルエンザの症状が出ます。この状態を発症といいますが、ワクチンには発症を抑える効果が認められています。発症すると、通常1週間程度で回復します。

しかし、中には肺炎や脳症といった重い合併症を引き起こす人もいます。
特に、基礎疾患のある人や高齢者は、重症化する可能性が高いのですが、ワクチンは、この重症化を予防するのに最も大きな効果を発揮するといわれています。

厚生労働省のホームページを見ると、「インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があり、また、たとえかかっても症状が重くなることを阻止する効果があります。ただし、この効果も100%ではないことに御留意ください。」とあります。

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予防接種の価格や回数

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12歳以下の子供の場合、ワクチンは1~4週の間隔をあけて2回接種することになっています。その理由は、子供はインフルエンザに対する免疫力が少ないからです。

13歳以上の場合は、1回または2回、接種します。

通常、1回のワクチン接種でインフルエンザを64%予防することができると言われています。しかし、65歳以上の高齢者や喘息など気管支に持病を持つ人、免疫力が低下している人などは積極的に2回受けた方がよいとされています。

アメリカで、「インフルエンザ予防接種ワクチンは午前中に投与した方が効果的」という報告がされました。
予防接種を受ける場合はぜひ、参考にしてください。

インフルエンザ予防接種にかかる費用は、13歳未満の場合、2回分合わせて5,000~6,000円程度です。

13歳以上の場合は、1回分の平均が3,000円前後となっています。
65歳以上の場合は、無料で接種できるところから2,000円前後のところなどさまざまです。

インフルエンザ予防接種の費用は、病院や地域によって異なっています。
それは、ワクチンのメーカーや成分の違いの他、インフルエンザ予防接種が自由診療のため、費用は各医療機関で決められているからです。

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