「とろろを作ったのに、なんだかシャバシャバで全然粘らない…」なんて経験はありませんか?
チエばあちゃんです。
長芋・大和芋・自然薯、スーパーで並んでいると「どれを買えばいいの?」と迷ってしまいますよね。
実はこれ、選び方を間違えると料理が台無しになることもあるんですよ。
今日は、知らないと損する山芋の違いと失敗しないポイントをお伝えしますね。
そもそも「山芋」とは?長芋・大和芋・自然薯の違いを整理
まず知っておいてほしいのが、「山芋」は総称だということです。
スーパーで「山芋」と書かれていても、実際には長芋だったり大和芋だったりするんですよ。
大きく分けると、こんな違いがあります。
長芋は中国が原産で、細長い棒のような形をしています。
水分が多くてサラッとしているのが特徴です。
大和芋は南方が原産で、イチョウの葉のような平たい形や、丸い形をしています。
粘りが強くて濃厚な味わいですよ。
自然薯は日本原産の希少な山芋で、育つのに3〜4年もかかります。
粘りの強さはダントツで、すりおろしても箸でつかめるほどなんです。
この違いを知らずに買ってしまうと、思っていた料理にならないことがあるので気をつけてくださいね。
【失敗1】とろろに長芋を使ってしまう
これが一番多い失敗です。
長芋は水分が多く粘りが少ないため、すりおろしてもサラサラになってしまいます。
「とろろご飯にしよう」と思って長芋を買ってきたのに、ご飯にかけたら水っぽくて残念…という経験、ありませんか?
とろろには大和芋か自然薯を選ぶのが正解ですよ。
特に自然薯のとろろは風味が豊かで格別です。
ただし自然薯は値段が高めなので、普段使いなら大和芋がおすすめですね。
大和芋なら1本300〜500円ほどで手に入りますよ。
【失敗2】お好み焼きに長芋を入れてふわふわにならない
お好み焼きに山芋を入れるとふわふわになる、というのは有名な話ですよね。
でも長芋を入れても期待したほどふわふわにならないことがあるんです。
お好み焼きをふわふわに仕上げたいなら、大和芋を使うのがコツです。
大和芋の強い粘りが生地に弾力を与えて、ふっくら焼き上がりますよ。
チエばあちゃんの家では、お好み焼きの日は必ず大和芋を用意するようにしています。
【失敗3】加熱しすぎて栄養を壊してしまう
山芋には消化酵素のジアスターゼやアミラーゼがたっぷり含まれていて、胃腸の働きを助けてくれます。
疲労回復やむくみ解消にも良いと言われているんですよ。
ところが、これらの栄養素は60〜70度以上の加熱で壊れてしまうんです。
せっかくの栄養を活かしたいなら、生のまま食べるのが一番ですよ。
とろろにしたり、短冊切りにしてポン酢をかけたり、サラダに加えたりするのがおすすめです。
加熱する場合は、さっと火を通す程度にとどめてくださいね。
【失敗4】手がかゆくなる対策を知らない
山芋を触ると手がかゆくなった経験、ありますよね。
これは山芋に含まれるシュウ酸カルシウムの針状結晶が皮膚を刺激するためです。
対策はとても簡単ですよ。
皮をむく前に酢水に手をつけるか、手に酢を塗っておくだけでかゆみを防げます。
もしかゆくなってしまったら、酢水で手を洗うと落ち着きますよ。
チエばあちゃんは昔から、台所に酢を用意してから山芋の皮むきを始めるようにしています。
【失敗5】アレルギーのリスクを見落としてしまう
山芋は栄養たっぷりの食材ですが、アレルギー反応を起こす方もいることを忘れないでくださいね。
口の周りがかゆくなったり、吐き気や下痢、皮膚に湿疹が出たりすることがあります。
特にお子さんに初めて食べさせるときは少量から始めてくださいね。
症状が出た場合は、すぐに専門のお医者さんに相談するようにしましょう。
「体に良いから」と無理に食べさせないことが大切ですよ。
山芋の種類別おすすめ料理まとめ
最後に、それぞれの山芋に合った料理をまとめておきますね。
長芋:短冊切り・サラダ・揚げ物・和え物など、シャキシャキ食感を活かす料理向きです。
大和芋:とろろ・お好み焼き・つくねのつなぎなど、粘りを活かす料理にぴったりですよ。
自然薯:だし汁で伸ばしたとろろが最高です。
そのまま醤油や塩で食べても絶品ですよ。
山芋は滋養強壮・疲労回復・便秘解消・むくみ改善など、うれしい効果がたくさんあります。
カリウムも豊富で、特に大和芋に多く含まれていますよ。
種類ごとの特徴を知って正しく選べば、毎日の食卓がもっと豊かになります。
よかったら今晩のおかずに、山芋を取り入れてみてくださいね。




