自分の年齢が25歳を過ぎたあたりから、頻繁に増えてくるのが「結婚式の招待状」ではないでしょうか。会社に勤めていると同僚や上司・後輩と結婚式に出席する場合も増えてきます。そんな時に必ず必要になるのがご祝儀です。
せっかくのお祝いなのに、自分の失敗で嫌な雰囲気には絶対にしたくありませんよね。しかし、最近は祝儀袋も色んな種類が発売されていて、選ぶのに困ってしまったことってありませんか?相手に失礼にならないように、万全の体制で出席したいものですよね。
今回は、結婚式のご祝儀袋について、初心者にも解りやすく解説したいと思いますので参考にしてみてくださいね。
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ご祝儀袋の金額別の選び方
最近は、ご祝儀袋も可愛い物やスタイリッシュな物など沢山の種類があります。しかし、気をつけたいのは「相手」によってご祝儀袋は選ばなくてはいけないということです。
昔からの知人や友人なら可愛らしいデザインのご祝儀袋でも良いのですが、仕事関係や親族の場合は、昔からある白が基調のシンプルなものが好まれます。
始めに結婚式で使うご祝儀袋の説明をしますね。
結婚式のお祝いに使うのは「のし」と「水引」がついた物を使います。のしとは、ご祝儀袋の右上についている「のしあわび」を簡略化したものです。
昔は、縁起の良い祝い事には、海産物のアワビとお酒などを贈っていたものの名残が今もなお残っていて、結婚式などのお祝い事には必ず使われます。
水引とは、金品を包む紙を結ぶ飾り紐のことをいい、お祝い事の紐の本数は5本ですが、結婚祝いの場合は、喜びが重なるように・倍になるようにと10本が正式になりました。
水引の結び方も決まりがあります。結婚式の結び方は、一度結んだらほどけない「結び切り」を使うのがマナーです。決して間違ってはいけないのが「蝶々結び」です。蝶々結びは、何度も繰り返し結び直せるので、結婚式には失礼にあたります。
では、金額別のご祝儀袋の選び方を説明します。
祝儀袋ならいくら包もうと一緒という考えた間違いです。金額にあったご祝儀袋を選ばないと恥ずかしい思いをする事になります。
「1万円の場合」
結婚式の出席できない場合に包む金額になります。この場合はのしや水引が印刷されているご祝儀袋でも構いません。しかし、必ず、水引は10本のものを選んでください。
「3万円の場合」
会社関係や親族のお祝いに包む金額になります。水引の色は、金銀又は紅白でもOKです。紅白ののし飾りが付いているものを選びましょう。
親しい友人の場合は、カラフルなご祝儀袋でもOKです。
「5万円以上の場合」
夫婦で招待されたときは、5万円を包む場合が多いです。3万円を包んだご祝儀袋より飾りが豪華で、立体感のある鶴や亀がデザインされている高級感のある物を選びましょう。
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ご祝儀袋の名前や金額の書き方
出典:https://www.weddingpark.net/
名前や金額を書くときには、筆もしくは筆ペンを使います。ない場合は太めのフエルトペンでもOKです。
「寿」と印刷されている場合が多いですが、印刷がない場合でも「寿」が一般的で「結婚祝」や「御結婚御祝」と書くのもOKです。
名前は、水引の下にフルネームで書きます。連名の場合は、右から順番に年上順、友人は50音順が一般的です。金額は中包みの表に「漢数字」で書きます。
例(1万円→壱萬円、3万円→参萬円)
ご祝儀で2万円はNG?相場は?
一般的には、ご祝儀の金額は奇数が良いとされ、割り切れる数は「別れる」をイメージするので、割り切れない奇数が良いのですが、結婚式の場合の「2」はペアという意味もあるのでOKになっています。
まだお給料も少ない年代は、結婚式に出席しても、2万でも非常識にはなりません。しかし、披露宴に出席する場合は、3万円包むのが一般的です。夫婦で出席する場合は、5万円、兄弟・姉妹の結婚式なら5万~10万円が一般的です。
自分との関係や年齢で、金額も変わる場合があるので、結婚式に出席する友達や身内と金額を合わせるのも良い方法だと思います。
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