胃痛と腹痛が同時に起きたら、どんな病気が疑われるのでしょう?
薬や、治す方法についてご紹介していきます。
胃痛と腹痛が同時に起きる原因は?
胃痛と腹痛が同時に起きる場合、一番最初に疑われるのは、ウイルス性の胃腸炎になります。
ウイルス性胃腸炎で多いのはこちら。
- ノロウイルス
- 病原性大腸菌O-157
胃痛と腹痛が同時に起きる場合は、大体が急性胃腸炎の場合が多いでしょう。
その場合は、発熱を伴ったり、嘔吐を伴ったり、下痢を伴ったりすることが多いです。
それ以外ににも、次のような原因が考えられます。
- 冷たいものの取り過ぎ
- アルコールやカフェインの多いものを摂取した
- 刺激物の多いものを取り過ぎた
胃炎や胃潰瘍の場合、悪化して、胃がんになりうることもあります。その場合も、胃痛と腹痛が同時に起きることがあります。
胃痛と腹痛が同時に起きた原因が、まず何かを突き止める必要があります。
そして、その原因によって治す方法も変わってきます。
ウイルス性の場合は、発熱や悪寒・胃痛などが初期症状で起きます。
それ以外にも倦怠感や頭痛や関節痛などもあります。
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胃痛、腹痛を治す方法
一旦、胃の中を空っぽにすることが最優先です。そして、食べ物に注意することが必要です。
約1日程度の断食をし、固形物を取らず、水分補給のみで過ごしましょう。
脱水症状が強い場合は、即、病院に行ってください。
そのほうが、治りが早く、いつまでも、体調不良は続きません。
3日経っても回復の兆しがない場合は、他の病気になっている可能性はあるため、早期受診をしてください。
腹痛が続く場合などは、少し気を付けてみてくださいね。
脱水は思いのほか体力を消耗します。下痢が続く場合もです。
その場合は、一旦食事等をやめ、点滴で様子見をするほうが治りも早いでしょう。
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胃痛、腹痛が同時の時、薬は何を飲む?
胃薬と鎮静剤もしくは、胃薬と下痢止めの組合わせで飲むのが良いでしょう。
しかし、飲み合わせの関係もあるため、市販薬購入の場合は、薬剤師さんに相談することをお勧めします。
下痢をしている場合は、無理に下痢止めを飲まないようにしましょう。
なぜなら、滞留させることにより、回復が遅れてしまう可能性が出てくるからです。
その場合は、下痢止めを飲むのではなく、整腸剤を飲む方が効果的です。
市販薬で怖い場合は、かかりつけに相談する方が安心で、治りも早いですね。
症状の改善が思わしくない場合は、一度飲むのをストップしてみてくださいね。
そうすることでいったん収まる場合もあります。
ウイルス性の疾患であれば、特に対処療法、つまりは、薬がありません。
そのため、水分補給などが治療のメインとなってきます。
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胃痛腹痛の対策とまとめ
まずは、食品を食べるときに、食中毒などにならないよう、きちんと加熱することが必要です。
少しでも違和感を感じた場合は、食べるのをやめましょう。
患ってしまうと、最悪命を起こす可能性も出てきます。
そういうことを防ぐためにも、火をちゃんと通しましょう。
その時期によって気を付けないといけない食べ物や保存方法などもあります。
改めて、食生活や食材の保存方法を見直してみましょうね。