学校でインフルエンザが流行っていると、体調が悪いだけでもインフルエンザを疑ってしまい、病院で検査を!と思うお母さんもいるでしょう。
でも、インフルエンザには検査してもらうタイミングもあるので、早々と病院にいっても意味がないケースもあります。
今回は、インフルエンザの検査料金とタイミングについてまとめました!
目次
子供のインフルエンザ検査料金の相場
子供の症状がインフルエンザの症状(高熱38度以上・悪寒・関節の痛みなど)がある場合や、熱が高熱でなくても家族や友達などにインフルエンザにかかっている人がいる場合・学校などで流行している場合は、インフルエンザの検査をします。
インフルエンザの検査料金の相場は、基本的には保険が適用されます。
- インフルエンザの一般的な検査費用
- 感染症免疫学的検査・・・150点
検体検査判断料・・・144点
初診料・・・282点(再診料72~73点)
合計すると5,760円(インフルエンザの場合は殆どの病院で初診者扱いになります)になります。 - 負担額が3割負担だと1,730円、2割負担だと1,150円、1割負担だと580円になります。
しかし、インフルエンザの検査が保険適用されない場合もあります。
一つ目は、問診した医師が検査までする必要がないと判断しているのにも関わらず、検査をしてもらう時や保険適用外の新しい検査キットで検査をおこなう場合は、保険は適用されません。
又、インフルエンザの検査は「一日一回それも1つの病院」!というのが厚生労働省の方針なので、午前中に検査をして陰性で、夜に検査をしてもらいたい場合は、検査をする前に病院で確認してください。
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病院によって、検査料金は違う?
検査料は上記でも紹介しましたが、厚生労働省で定められているのが原則として、一日一回1つの病院になっているので、二回目の検査代金は実費扱いになります。
他にも、病院によって診察時間が違うので、時間外加算がされる場合は追加料金が発生します。
インフルエンザの検査料は、基本的には金額は変わらないみたいなのですが、薬の調剤代は病院によって「調剤技術料」が違うので、病院によって合計金額が異なる場合があります。
迅速診断キットによる診断方法
インフルエンザにかかったことのある人や疑いのある人は、インフルエンザの検査「迅速診断」をしたことがあると思います。
「迅速診断」は15~30分ほどでインフルエンザの陰性か陽性が調べることができるので、多くの病院で使われています。
この方法は検体を採取して調べる方法で、やり方としては2通りあります。
「綿棒で採取」
ニュースやテレビでもインフルエンザの検査方法として、よく紹介されているので、見たことがある人も多いと思います。
長い綿棒を鼻の中の奥まで挿入して検体を採取する方法なのですが、これが非常に「痛い!」です。
私の子供も毎年インフルエンザにかかっていたので、この採取方法をするのですが、これが「一番嫌!」だと言っていました。
子供の中には泣き出す子もいるぐらいの痛みがあるようです。
「鼻かみ」
専用のシートに鼻をかんで採取する方法です。
私が昔インフルエンザの検査をする時は、この方法でした。
この方法なら子供も嫌がることがないので、以前小児科の先生に「この方法でお願いしたいのですが」といったことがあったのですが、この方法は正確性に劣るのでやってくれませんでした。
それぞれの病院で検査のやり方も違うので、あまりに「綿棒」での検査を嫌がる場合は、先生に相談してみてくださいね!
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ちなみに最近では、もっと迅速に検査が出来るキットも出てきています。
「ブライトポック」
これは、とっても画期的な新しい検査キットです。
知恵ばあの知り合いのお子さんも今年、インフルエンザにかかってしまって病院にかかりました。
その時に検査のタイミングがよくなかったらしく、検査の結果が出ませんでした。
結局、再度検査する事になってしまいました。
でも、この「ブライトポック」は、1分で検査結果が出るそうです。
それに、発症から3時間ほどでも判定ができ、6時間だと90%ぐらいは正確に結果が出るそうです。
これで結果が出ずに何度も病院に足を運んだり、何度も嫌がる子供に鼻に検査キットを入れて検査をするという事がなくなり、親としても大助かりですね。
子供のインフルエンザ、病院にはいつ行くべき?
インフルエンザの検査なのですが、私の子供も経験しているのですが、今までは、高熱がでて学校でもインフルエンザが流行っていたので、病院に連れて行ったのですが、検査してもその時は陰性だったため、次の日に病院に行き再検査すると陽性という時がありました。
高熱の子供を次の日に病院に連れて行くのが可哀想だったのを覚えています。
このように、インフルエンザであっても陰性になる場合がよくあるので、「いつ」行くかをよく判断しなければいけませんでした。
インフルエンザウィルスは、発症後12時間を過ぎると検査で判定できるまでウィルスが増殖するので、12時間以上経過してから受診すると一回ですむ場合が多いです。
そして注意なのが、48時間以内に受けてインフルエンザだと判断して「インフルエンザ治療薬」を飲まなければいけないことです。
48時間を過ぎてしまうと、薬の効果もなくなってしまうので検査をしても意味があまりなくなってしまいます。
でも、先ほどの「ブライトボック」なら短時間でも正確に検査が出来てしまうという画期的な検査キットです。
どの病院で使っているのかというと、まだまだ出始めた新検査キットだそうです。
詳しくい情報は、お近くの病院までお問い合わせください。
「ゾフルーザ」
こちらも最近出てきた新薬となります。
「ソング フォーユー」でお馴染みのあのシオノギ製薬からの新薬となっています。
「ゾフルーザ」の何がすごいのかというと、一回の服用で効き目があるという事なのです。
これまでのインフルエンザの薬(イナビルや、タミフル)と違い、ウィルスの増殖を抑制します。
一回の服用で効果が期待できます。これまでのリレンザや、タミフルは、一日二回で五日間の服用となっていました。
それに、ウィルスの増殖を抑える成分は入っていませんでした。
でも「ゾフルーザ」を服用すると、インフルエンザの重症化を防ぐ事ができます。
なるべく薬を飲まないで治したいと思っている私にはとてもうれしい薬ですね。
もちろん、薬嫌いのお子さまにとっても、一回で効き目があるので一日に何度も嫌な薬を飲まずにすみます。これはママにとっても、画期的な薬ですよね。
ここまでは、インフルエンザについて紹介していきました。
インフルエンザは、高熱が出てとってもつらい病気の一つです。
しかし、インフルエンザではなくても、普通の風邪でも、病状によって重くなってしまい、長引いてしまう事がありますよね。
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風邪を予防するには?
引いてしまうと辛い風邪です。そんな風邪を予防するのには、まず「接触感染」と「飛沫感染」を防ぐ必要があります。
接触感染を防ぐためには?
「接触感染」とは、ドアノブや、エレベーターのボタン、水道の蛇口、電車のつり革など、不特定の人が触ったものに触れないようする必要があります。
人が触ったところにウイルスは、うつってしまいます。
手で触っただけでは直接感染はしませんが、その触った手で、目をこすったり、口元を触ってしまう事で、感染してしまいます。
そのため、自分の顔などにむやみやたらに触らないように意識することが必要になります。
マスクをつける事で顔を触る癖をやめられるようになります。
その他にも、こまめに手洗いをすることもおすすめとなります。
目安としては、1日に10回以上の手洗いをすると、より効果的になります。
トイレや、外出の後以外にも、学校や塾の授業の一コマが終わった後などにも手洗いをするとより効果があります。
ジェル状のアルコール消毒液などを常日頃から持ち歩くのもおすすめです。
但し気をつけたい事があります。それは、トイレにあるエアータオルです。
ハンカチを忘れてしまったりすると、使用してしまいますが、それは、避けた方がいいようです。
なぜならば、ウイルスが手に付いた人が使った場合、トイレ中にウイルスを拡散させてしまっているからです。
仮にトイレで見かけたとしても、使わないようにした方がいいようです。
「飛沫感染」を防ぐには?
「飛沫感染」を防ぐにはどうしたらいいのでしょうか?
それには、感染者との距離を計ることが有効となります。
教室などの室内や、満員電車などの密閉空間は、特に感染のリスクが高まります。
マスクの着用を心がける事と、教室では、なるべく後ろの方に座り、飛沫感染を避けるようにするといいと思います。
そして、室内に湿度計を設置して、室内の湿度を50%~60%に保つようにすると、ウイルスの活動が鈍くなるようです。
これでしたらご家庭でもできそうですね。
最後に、何はともあれ、バランスの良い食べ物をきちんと食べる。という事も忘れてはいけません。
牛乳や、豆乳や、ハチミツなどは、喉をうるおしてくれます。
乾燥による風邪予防には、とても効果的です。寒い時期でしたら、鍋などもおすすめです。
体の中から温めてあげる事もできますし、簡単にお野菜などをバランスよく摂取することもできますね。
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まとめ
やはり、体が元気にならないと風邪や、インフルエンザを呼び込んでしまいます。
罹るとつらいインフルエンザや、風邪ですが、きちんと対策をしていれば、
バランスの良い食事を心がけてインフルエンザに負けない体を今日からつくりましょう。