健康診断で、中世脂肪が低かったと喜んでいませんか?必ずしも良いとは限らないようですよ。こちらの記事では、中性脂肪が低い理由や原因についてご紹介していきます。
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中性脂肪とはどんな役割をしている?
中性脂肪とは、身体を動かすためのエネルギー源になっているものです。もしも何かあった場合に、エネルギーを蓄積していることにより、そのエネルギーを使えるようにする役割が中性脂肪にはあります。
基本的には、脂質や糖質たんぱく質などが変化し、中性脂肪になるとされています。
余ったエネルギー源が肝臓や脂肪組織に皮下脂肪や内臓脂肪として蓄積します。そのほとんどは中性脂肪と呼ばれています。
皮下脂肪が外部からの衝撃などから内臓や脂肪など大事な臓器を守る役目も担っているのです。
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中性脂肪が低い原因と対策
中性脂肪が高いと良くないのはみなさんご存じかもしれませんが、低すぎるのも問題となります。一般的には、30~149が中性脂肪の基準値となっています。
低くなる原因としてエネルギー量の不足が挙げられます。ダイエットで無理をすることにより、栄養素の偏りがでます。そうすることにより、栄養不足になるため、数値が下がってしまいます。
それ以外には、甲状腺機能亢進症や肝機能障害も考えられるため、低すぎたりする場合は、一度病院を受診することもお勧めします。
対策としては、バランスの良い食事をとることになります。中性脂肪が少なすぎると、すぐに疲れやすくなったりしますので、ダイエットをしてても栄養素はきちんと取るように心がける必要性はあります。
ダイエットをしていても、サプリメントなどを上手に利用し、栄養素不足をなるべく避けるようにしましょう。
そうすることにより、中性脂肪を減らすことにもつながります。
中性脂肪が高い原因や対策
逆に中性脂肪が高くなることにも原因はあります。
たとえば、遺伝や糖尿病などの疾患によるもの、それ以外には暴飲暴食をすることにより、過剰な脂質を蓄積することによる急増などが考えられます。
善玉菌が減ることにより腸内環境の乱れが中性脂肪を増やすこともあります。
それ以外にも、喫煙により中性脂肪を増えることが分かっています。喫煙することにより、血中の遊離脂肪酸が増えてしまったり、血中コレステロールが酸化することにより、動脈硬化が進行してしまうため、増える原因となってしまいます。
中性脂肪が上がる原因には、肥満も深く関係しています。肥満になるということは、皮下脂肪などもたくさんあるということになります。中性脂肪が高いことにより脂質異常症=高脂血症になったり、動脈硬化が起きやすくなってしまいます。
動脈硬化は放置してしまうと命を脅かす疾患に直結してしまいます。心筋梗塞や脳梗塞、狭心症などです。気を付けておかなければなりません。
対策としては、暴飲暴食をなるべく控えること、適度な運動を心がけることが必要ではないでしょうか。
加齢に伴い、中性脂肪が増えてくるなど生理現象は仕方ない部分もあります。しかし、気を付けることによって多少変化はみられるはずですので、身体にとって良いことをするように心がける必要はありますよね。少し気にかけてみてくださいね。
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