先日、お隣の奥さんが「なんだか喉に違和感があるんだけど、痛いわけじゃないのよね…」と相談してくださったんですよ。
実はこういうお悩み、本当に多いんです。
喉の違和感といっても、痛みがある場合とない場合では原因がまったく違うことがあるんですよ。
今回は、チエばあちゃんが長年の経験と医学的な知識をもとに、喉の違和感の原因と自分でできる対処法をやさしくお伝えしますね。
まず知っておきたい|喉の違和感が起きる仕組み
喉の違和感を感じたとき、まず知っておいてほしいのが「なぜ喉は不調を感じやすいのか」ということなんです。
喉は外から入ってくる空気や食べ物が最初に通る場所ですから、ウイルスやアレルゲンにさらされやすいんですね。
医学的には、喉の粘膜にはたくさんの免疫細胞が集まっていて、異物が入ると炎症反応を起こして体を守ろうとするんです。
この炎症が「痛み」や「イガイガ」として感じられるというわけなんですよ。
だから喉の違和感は、体が「何かおかしいよ」と教えてくれているサインだと思ってくださいね。
痛みがある喉の違和感|考えられる原因と見分け方
喉の違和感に痛みが伴う場合、まず考えられるのは風邪や気管支炎などの感染症です。
ウイルスや細菌が喉の粘膜に感染すると、体の免疫機能が働いて炎症が起き、痛みが出るんですよ。
通常は1週間ほどで免疫が勝って、痛みも違和感も自然に治まっていきます。
ただし、1週間経っても痛みが治まらない場合は、次のような病気の可能性もありますから注意してくださいね。
●扁桃炎(へんとうえん)
とにかく喉の痛みが強いのが特徴です。
扁桃腺が細菌に感染して腫れ上がることで起きるんですよ。
初期は風邪とよく似ていますが、数日経っても痛みが引かない、あるいはどんどん強くなる場合は、早めに耳鼻咽喉科を受診してくださいね。
●咽頭炎(いんとうえん)
鼻腔や口腔から食道につながる部分が炎症を起こす病気です。
喉の痛みに加えて、咳や発熱を伴うことが多いんですよ。
原因はウイルスや細菌の感染ですから、病院で適切なお薬をもらえばきちんと治ります。
●咽頭がん
初期症状として喉の痛みや違和感が出ることがあります。
痰に血が混じったり、首にしこりがある場合は、一刻も早く受診することが大切です。
早期発見であれば治療の選択肢も広がりますから、「おかしいな」と感じたら迷わずお医者さんに相談してくださいね。
痛みがない喉の違和感|意外な原因と対処法
「痛くはないけど、なんだか喉がおかしい」という痛みのない喉の違和感も実はとても多いんです。
私も若い頃、喉の奥が熱いような感覚やイガイガする感じに悩まされたことがありましたよ。
●逆流性食道炎
食事のあとに喉が熱く感じたり、酸っぱいものが込み上げてくるような症状が特徴です。
これは胃酸が食道に逆流して粘膜を刺激しているんですね。
科学的には、食道と胃の境目にある「下部食道括約筋」という筋肉が緩むことで起こるとされています。
暴飲暴食や脂っこい食事、ストレスが原因になりやすいですから、食事の量を腹八分目にすることを心がけてみてくださいね。
●アレルギー反応
特定の食べ物を食べたあとに喉がかゆくなったり違和感が出る場合は、食物アレルギーの可能性があります。
体の免疫がその食べ物を「異物」と認識して、ヒスタミンという物質を放出することで症状が出るんですよ。
どの食べ物で症状が出たかメモしておくと、お医者さんに相談するときにも役立ちます。
●肩こり・首のこり
意外に思われるかもしれませんが、肩や首の筋肉がガチガチに固まると、喉に異物感を感じることがあるんです。
首の周りには喉につながる筋肉や神経がたくさん通っていますから、筋肉の緊張が喉の感覚に影響するんですね。
私はストレッチやヨガを続けたら、この症状がすっかりなくなりましたよ。
●ストレス・自律神経の乱れ(咽喉頭異常感症)
検査をしても異常が見つからないのに喉に違和感がある場合、ストレスや自律神経の乱れが原因かもしれません。
医学的には「咽喉頭異常感症」と呼ばれ、ストレスで自律神経のバランスが崩れることで喉の感覚が過敏になると考えられています。
自分でできる喉の違和感・痛みの対処法
病院のお薬と合わせて、おうちでもできる喉のケアをご紹介しますね。
●喉の保湿を心がける
喉の粘膜は乾燥すると防御力が下がってしまいます。
マスクをつけたり、加湿器を使って湿度50〜60%を保つのがおすすめですよ。
寝るときに濡れマスクをつけると、朝起きたときの喉の痛みがずいぶん楽になります。
●はちみつを活用する
はちみつには抗菌・抗炎症作用があることが研究でも確認されています。
ぬるま湯にスプーン1杯のはちみつを溶かして飲むと、喉がしっとり潤いますよ。
ただし、1歳未満のお子さんには絶対に与えないでくださいね。
●うがいをこまめにする
ぬるま湯に少量の塩を溶かした「塩水うがい」は、昔からの知恵ですが科学的にも効果が認められています。
塩の浸透圧で喉の粘膜の腫れを和らげてくれるんですよ。
●首元を温める
首にタオルやマフラーを巻いて温めると、血行がよくなって喉の回復を助けてくれます。
●ストレスを溜めない工夫をする
十分な睡眠をとること、自分なりのリラックス方法を持つことが大切です。
散歩やぬるめのお風呂にゆっくり浸かるのも、自律神経を整えるのによいですよ。
よくある失敗と注意点|こんなときは病院へ
「たかが喉の違和感」と放っておくのが一番よくない失敗なんです。
1週間以上続く痛みや違和感は、必ずお医者さんに診てもらってくださいね。
特に、声がかすれる・食べ物が飲み込みにくい・痰に血が混じるといった症状がある場合は、すぐに耳鼻咽喉科を受診しましょう。
また、市販ののど飴やスプレーに頼りすぎるのも気をつけたいところです。
症状を一時的に抑えているだけで、根本的な原因が隠れていることもありますからね。
喉は毎日使う大切な体の一部です。
少しでも「おかしいな」と感じたら、まずは今回ご紹介したおうちケアを試してみて、それでもよくならないときは遠慮なくお医者さんを頼ってくださいね。
あなたの喉が早くすっきりしますように、チエばあちゃんも願っていますよ。




