皆さんの家庭の風呂釜は一つ穴?二つ穴?
風呂釜掃除をするときは、このどちらかで掃除の仕方は変わってきます。
風呂釜掃除の洗剤もホームセンターなどで見かけますが「重曹」でも掃除できるのをご存知でしょうか?
家庭で常備している「重曹」を使い、今回は一つ穴の風呂釜掃除のやり方を紹介します。
風呂釜掃除、一つ穴を重曹で洗浄する方法
昔と今の風呂釜にはかなり違いがあるのを知っていますか?
昔の風呂釜は、お風呂のお湯を沸かす釜のことで、直接火で温めていました。
五右衛門風呂というとわかりやすいですね。
私の小さい頃もマキで火をつけたお風呂に入っていましたが、今では見ることもなくなりました。
現在のお風呂というと風呂釜に直接温かいお湯がでてきているので、沸かしているって感覚はあまりありません。
お風呂を沸かす装置からお湯が流れてきているのですが、今でも風呂釜と呼ばれていますよね。
そのお風呂を沸かす装置から風呂釜まで流すのにはパイプが必要になります。
そのパイプに垢や皮脂などの汚れが溜まり、パイプを通ってお風呂に入ってきてしまう恐れがあります。
そのため風呂釜掃除が必要になってくるのです。
そこで今回は、家庭で最も多い一つ穴風呂釜を、これまた家庭に常備されている「重曹」を使って掃除していきたいと思います。
- 穴より上の状態まで水を入れます。
- 計量カップ1杯の重曹を用意して入れ、入浴に適した温度(少し高めのほうがよい)まで追い炊きし、数時間放置した後にお湯を抜いたら終了です。
- 汚れが気になる場合は、数回給湯と排水を繰り返すといいです。
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風呂釜掃除、一つ穴の場合頻度は?
基本的な風呂釜掃除は、一ヶ月に一回になっています。
風呂釜が一つ穴の場合は、パイプが長く強制的にお湯を循環させているため、汚れが溜まりにくいといいますが、少なくても2~3ヶ月に一回は実施したほうがよいでしょう。
私の家庭の風呂釜掃除は、メーカーの説明書を読むと半年に一回のお手入れと書いてあったので半年に一回しています。
風呂釜掃除はメーカーによっても違うので、説明書をもう一度読み直して確認してみてくださいね。
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風呂釜掃除をずっとしないとどうなる?
お風呂は毎日沸かすものだから、お風呂掃除は当然毎日する人は多いですよね。
でも風呂釜の汚れって目で確認できないぶん忘れてしまい、掃除をしない人も少なくありません。
しかし、ずーっと風呂釜を掃除せずに放置しておくとこんなことにになる恐れもあります。
レジオネラ菌に感染
レジオネラ菌とは、河などに生息している細菌で、36℃前後が一番繁殖するといわれています。
この菌に感染すると、高熱や頭痛・筋肉痛などの症状が現れるレジオネラ症を発症してしまいます。
最悪な場合は死に至ることもありますが、お湯を毎日入れ替えている場合はレジオネラ菌は繁殖できないので心配はないようです。
ただ、お湯を循環ろ過して長期間使用している24時間風呂の場合は、レジオネラ菌が繁殖する可能性があるので注意が必要です。
お風呂場は体を清潔にする場所ですが、一日の疲れをとる場所でもあります。
ホッとできる空間を清潔にし、ゆっくりリラックスできる空間をつくりましょう!