むかしね、母がいつも枕元に文庫本を置いていたんですよ。
「寝る前に3ページだけ読むのが楽しみなの」って言っていてね。
チエばあちゃんです。
秋になると読書を始めたくなるけど、「何を読めばいいかわからない」「続かない」という声をよく聞きます。
でもね、読書はがんばるものじゃなくて、楽しむものなんですよ。
今日は、ズボラさんでも気軽に読書の秋を楽しめる方法と、おすすめの本をご紹介しますね。
読書の秋にズボラでも続く3つのコツ
「読書の秋だし何か読みたいな」と思っても、分厚い本を買って最初の10ページで止まっちゃう…なんてこと、ありませんか?
チエばあちゃんがおすすめするズボラ読書のコツは、たった3つですよ。
まず1つ目は、短編集や連作短編から始めること。
1話が短いから、通勤中やお風呂上がりの10分でサッと読めます。
2つ目は、「寝る前の5分だけ」と決めてしまうこと。
スマホを触る時間をほんの少し本に変えるだけで、不思議と続きますよ。
3つ目は、気に入らなかったら途中でやめてOKということ。
義務じゃないんですから、合わない本は気軽に閉じて次へいきましょうね。
大人におすすめ!読書の秋に読みたい名作小説3選
どれも読みやすくて、読書初心者さんにもぴったりの作品を選びましたよ。
まずは恩田陸さんの『蜜蜂と遠雷』。
直木賞と本屋大賞をW受賞した名作で、ピアノコンクールが舞台の青春小説です。
音楽を知らなくても「音が聞こえる!」と感じるほどの表現力で、一気読みしてしまいますよ。
2019年には映画化もされましたから、読んだ後に映画と見比べるのも楽しいですね。
次に辻村深月さんの『かがみの孤城』。
2018年本屋大賞第1位を獲得し、2022年にはアニメ映画にもなりました。
心に傷を抱えた7人の中学生の物語で、読み終わったあと「誰かにやさしくしたい」と思える作品です。
そして東野圭吾さんの『ナミヤ雑貨店の奇蹟』。
悩み相談に乗る不思議な雑貨店のお話で、5つの短編が最後につながっていく構成が見事なんですよ。
「泣ける」と評判ですが、読後感がとても温かくて、秋の夜長にぴったりですね。
子どもと一緒に楽しむ秋の読み聞かせ絵本3選
お子さんやお孫さんと秋の読書を楽しみたい方には、読み聞かせにぴったりの絵本をご紹介しますね。
いわむらかずおさんの『14ひきのあきまつり』は、秋の野山でかくれんぼをするねずみの家族のお話。
絵の中に秋の味覚や生き物がたくさん描かれていて、「これなに?」と親子で会話が広がりますよ。
いわさゆうこさんの『どんぐりノート』は、どんぐりの種類や遊び方、食べ方まで絵でわかりやすく紹介されています。
公園でどんぐりを拾った日に開けば、いつものお散歩がちょっとした冒険に変わりますね。
マイケル・グレイニエツさんの『お月さまってどんなあじ?』は、お月さまを食べてみたい動物たちの物語。
「どんな味がすると思う?」と聞いてあげると、子どもの想像力がぱっと花開く瞬間に出会えますよ。
まとめ|読書の秋は気楽に始めるのが一番
読書の秋だからといって、無理に長い本を読む必要はありませんよ。
短い本でも、5分でも、それは立派な読書です。
チエばあちゃんの母も「3ページだけ」を何十年も続けていましたからね。
気になった本があったら、まずは1冊手に取ってみてくださいね。
本の世界に「ちょっとだけ」足を踏み入れてみると、秋がもっと豊かになりますよ。
よかったら、今夜から試してみてくださいね。




