むかしね、近所の奥さんが「マッサージに行ったら次の日おなかを壊しちゃって」って慌てて相談に来たことがあったんですよ。
チエばあちゃんです。
リンパマッサージの後に腹痛や下痢が起きると、びっくりしてしまいますよね。
でもね、これにはちゃんとした理由があるんですよ。
今日はリンパマッサージ後の腹痛・下痢の原因と、すぐにできる対処法を順番にお伝えしますね。
ステップ1:リンパマッサージ後の腹痛・下痢の原因を知る
まず安心してほしいのは、リンパマッサージの翌日におなかの調子が悪くなるのは、多くの場合「好転反応」と呼ばれるものだということです。
リンパマッサージを受けると、血液やリンパの流れが一気に良くなります。
すると身体の代謝が活発になって、体内に溜まっていた老廃物を外に出そうとする働きが強まるんですね。
特に胃腸が敏感な方は、腸壁にへばりついていた不要なものを一気に排出しようとするため、水のような下痢や腹痛が起きやすくなるんです。
これは身体が本来の調子を取り戻そうとしている証拠ですから、むやみに心配しなくて大丈夫ですよ。
ステップ2:好転反応の4つのタイプを見分ける
リンパマッサージ後の好転反応には、大きく分けて4つのタイプがあります。
自分の症状がどれに当てはまるか、確認してみてくださいね。
①弛緩反応…滞っていた血流が改善し、神経に栄養が届き始めることでだるさや眠気、倦怠感が出ます。
②過敏反応…慢性的な不調が回復に向かうときに現れるもので、下痢・便秘・腹痛・腫れ・発汗などの症状が出ます。
消化器系が強く反応し、老廃物を一気に外へ出そうとするのが特徴です。
③排泄反応…身体の浄化機能が正常に働き出し、汗・尿・便・吹き出物として老廃物が排出されます。
尿や便の量が増えたり、臭いが強くなったりすることもありますよ。
④回復反応…血行が悪かった部分が改善するとき、一時的に痛みやだるさ、頭痛、発熱が起きることがあります。
もともと低体温の方や、首のこりが強い方に出やすい反応です。
ステップ3:症状はいつまで続くのかを把握する
好転反応が出るタイミングは人それぞれですが、早い方だと施術後数十分、一般的には翌日に出ることが多いんですよ。
症状が現れてから1〜3日程度で自然に落ち着いていきます。
ただし、日頃から食品添加物の多い食事やお肉中心の食生活をしている方、長期間お薬を飲んでいる方は、反応が強く出る傾向がありますね。
ステップ4:リンパマッサージ後の腹痛・下痢を和らげる5つの対処法
好転反応が出たときに、おうちですぐにできる対処法をまとめましたよ。
【対処法①】常温の水をこまめに飲む
好転反応を軽くするには、1日1.2リットルを目安に常温のお水を飲んでみてください。
ハーブティーもおすすめです。
水分をしっかり摂ることで、老廃物の排出がスムーズになりますよ。
【対処法②】施術直後の食事を控える
リンパマッサージの直後に食事を摂ると、せっかく出始めた老廃物が再吸収されやすくなってしまうんです。
施術後は最低でも1〜2時間は食事を控えるようにしてくださいね。
【対処法③】お風呂にゆっくり浸かって汗を流す
老廃物をスムーズに出すには、浴槽にゆっくり浸かって汗をたくさん流すのがとても効果的です。
湯船の中で腹式呼吸を意識して、鼻からゆっくり吸い、口から細く長く吐く。
これを10回ほど繰り返してみてくださいね。
【対処法④】頭痛には蒸しタオルを当てる
好転反応で頭痛がしたら、蒸しタオルを試してみてください。
濡らしたタオルをレンジで40秒ほど温めて、冷めるまで後頭部に当てます。
これを3回繰り返すと、じんわり楽になりますよ。
【対処法⑤】日頃から軽い運動を取り入れる
体内の老廃物を排出しやすい身体をつくるには、普段から適度な運動を心がけることが大切です。
まずは1日15分のウォーキングから始めてみてはいかがでしょうか。
ステップ5:好転反応と病気の症状を見極める
ここでひとつ大切なことをお伝えしますね。
好転反応は通常1〜3日で治まりますが、もし3日以上たっても症状が良くならない場合や、高熱・激しい腹痛が続く場合は、好転反応ではない可能性があります。
そのときは無理をせず、早めにかかりつけのお医者さんに相談してくださいね。
自分の身体の声をしっかり聞くことが、何より大事ですよ。
リンパマッサージは身体をいたわるとても良い習慣です。
好転反応の仕組みを知っておけば、慌てずに対応できますからね。
よかったら、今日お伝えした対処法を試してみてくださいね。




