蕎麦の実の栄養成分や効果効能は?米よりローカロリー?

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体にいい栄養素が豊富だとか、食べても太らないなどと言われている蕎麦。

最近、蕎麦の実が話題になっています。
蕎麦の実に含まれる栄養成分は、蕎麦にして食すよりも豊富で、しかも効能効果が高く、さらにダイエット効果まであるとか!

でも蕎麦の実自体のカロリーはどうなのでしょう。
蕎麦の実の栄養成分や効能効果、カロリーについてまとめました。

蕎麦の実は栄養豊富!

蕎麦

蕎麦の実は、殻を取ると三角錐状の麦のような形をしていて、「そば米」とも言われています。

最近では、蕎麦の実を野菜と一緒にスムージーにして摂取する、蕎麦の実ダイエット法があるようです。

蕎麦の実の主成分は、炭水化物です。

蕎麦の実に含まれる炭水化物は、玄米とほぼ同量、精白米より多く含まれます。

蕎麦の実のエネルギーは、100gで364kcal、ほぼ玄米と同じです。

精白米は100gで168kcalなので、精白米と比べると、蕎麦の実の方がカロリーが高いということになります。

蕎麦の実には、良質のたんぱく質が豊富で、100gあたり9.6g含まれています。

必須アミノ酸であるリジンやトリプトファンが特に多く、リジンは肝機能を高めて疲労回復に、トリプトファンは不眠解消やアンチエイジングに効果がある成分です。

また蕎麦の実100gには、成人1日あたりに必要な量の約40%にあたるビタミンB1が含まれており、疲労回復やお肌の美容に、そして夏バテに強い効果が期待できます。

ポリフェノールの一種であるルチンは、毛細血管壁を強化させる成分です。

蕎麦の実にはルチンが豊富に含まれているので、高血圧や糖尿病、老人性痴呆症などの予防に効果が期待できます。

また、抗酸化作用のあるビタミンEを含み、酸化を防いでくれますので、動脈硬化や生活習慣病といった、老化による病気を防いでくれます。

さらに、食物繊維も豊富で、白米の2.5倍あると言われています。

便秘を予防し、整腸作用や腸内環境を整えてくれますので、便秘解消はもちろんのこと、動脈硬化の予防や糖尿病の改善にも良いです。

その他にも、カルシウムやカリウム、鉄などのミネラルも豊富なうえ、高血圧予防効果のあるコリンも含んでいます。

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女性に嬉しいダイエット効果!

体が熱くなったときの対策

カロリーだけを見てみると、精白米よりもカロリーが高いので、蕎麦の実にはダイエット効果はないようですが、なぜダイエットに蕎麦の実がいいと言われているのでしょうか?

その理由は、蕎麦の実に含まれる、ダイエットに不可欠な成分が関係しています。

蕎麦の実には、食物繊維やビタミンB1、レジスタントプロテインが含まれています。

このレジスタントプロテインという成分はたんぱく質の一種で、消化分解されにくい食物繊維のような機能を持った、ちょっと変わったたんぱく質です。

酒粕や高野豆腐といった、限られた食品にしか含まれていないので、摂取することは非常に難しいと言われています。

市販されている蕎麦では、この成分は完全に抜けきってしまっているので、蕎麦の実からしか摂取することはできません。

このレジスタンスプロテインがあることで、脂肪の吸収が抑えられているわけです。

たんぱく質が筋肉を作り、食物繊維が体の老廃物を体外に排出、ビタミンB1がお肌の調子を保ってくれることから、蕎麦の実を摂取することで、美しく健康的にダイエットすることができるのです。

蕎麦の実でアンチエイジング!

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ダイエット効果だけでなく、蕎麦の実にはアンチエイジング効果が期待できると言われています。

ポリフェノールはワインで有名な成分ですが、抗酸化作用が高く、高血圧症や動脈硬化といった、生活習慣病の予防に効く成分です。

蕎麦の実には、ポリフェノール成分の一種であるルチンが豊富です。

ルチンの抗酸化作用で活性酸素を除去してくれ、血行を良くしてくれるほか、毛細血管まで強くしてくれるのです。

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