今日はとっておきの知恵をお伝えしますね。
チエばあちゃんです。
「爪の色がなんだか黄色っぽい…」「爪が厚くなってきた気がする…」そんなふうに感じたことはありませんか?
それ、もしかしたら爪水虫かもしれませんよ。
爪水虫は正式には爪白癬(つめはくせん)といって、日本人の10人に1人がかかっているともいわれている、とても身近な病気なんです。
でも「痛くもかゆくもないから」と放っておくと、知らないうちに家族にうつしてしまったり、歩けないほど悪化してしまうこともあるんですよ。
今日は、爪水虫で病院に行くなら何科がいいのか、市販薬で治せるのか、そして放置するとどうなるのかを、しっかりお伝えしますね。
まず知っておきたい|爪水虫の症状と見分け方
爪水虫は、足の水虫と同じ白癬菌(はくせんきん)というカビの一種が爪に入り込んで起こる病気です。
足の水虫を長い間放っておくと、白癬菌が爪の中にまで侵入してしまうんですね。
ここで知っておいてほしいのが、爪水虫はかゆみがほとんどないということです。
爪には神経が通っていないので、普通の水虫のようなかゆみや水ぶくれは出ないんですよ。
だから気づかないまま何年も過ごしてしまう方がとても多いんです。
では、どうやって見分けるのかというと、「見た目」がいちばんのサインです。
次のような変化がないか、ぜひ一度ご自分の爪をチェックしてみてくださいね。
- 爪の色が白く濁っている、黄色や茶色に変色している
- 爪が分厚くなっている
- 爪に白い筋が入っている
- 爪がボロボロと崩れるように欠ける
- 爪が変形してきた
ひとつでも当てはまるものがあれば、爪水虫の可能性がありますので、早めに対処することをおすすめしますよ。
基本のやり方|爪水虫の治療は皮膚科を受診しましょう
爪水虫かもしれないと思ったら、迷わず皮膚科を受診してくださいね。
「たかが爪のこと」と思われるかもしれませんが、皮膚科できちんと検査してもらうことがいちばん大切なんです。
皮膚科では、爪の一部を少しだけ削り取って、顕微鏡で白癬菌がいるかどうかを調べてくれます。
この検査はほとんど痛みもありませんし、その日のうちに結果がわかることが多いですよ。
ここで多くの方が驚かれるのが、爪水虫の治療には飲み薬が使われることが多いという点です。
普通の水虫なら塗り薬で治せますが、爪水虫の場合は白癬菌が爪の奥深くに入り込んでいるため、塗り薬だけでは届きにくいんですね。
2026年現在、爪水虫の治療で主に使われているのは次のようなお薬です。
- 内服薬:テルビナフィン(ラミシール)やイトラコナゾール(イトリゾール)など、体の中から白癬菌を退治するお薬
- 外用薬:エフィナコナゾール(クレナフィン)やルリコナゾール(ルコナック)など、爪に直接塗るタイプのお薬
最近は塗り薬の性能もずいぶん良くなっていて、軽度の爪水虫なら外用薬だけで治せるケースも増えてきましたよ。
お医者さまと相談して、あなたに合った治療法を選んでもらってくださいね。
ただし、完治までには半年から1年ほどかかるのが一般的です。
「もう治ったかな」と自己判断でお薬をやめてしまうと再発しやすいので、必ずお医者さまの指示に従って最後まで続けることが大切ですよ。
よくある失敗と対処法|爪水虫で絶対やってはいけないこと
チエばあちゃんのまわりでも、爪水虫で失敗してしまった方をたくさん見てきました。
よくある失敗をまとめましたので、同じ失敗をしないように気をつけてくださいね。
失敗①「市販の水虫薬で治そうとする」
ドラッグストアで売っている水虫薬は、基本的に足の水虫用に作られたものです。
爪水虫に使っても、薬の成分が硬い爪の中まで届きにくいため、なかなか治りません。
市販薬で何ヶ月も頑張った結果、悪化してから病院に来る方がとても多いんですよ。
失敗②「痛くないからと放置する」
爪水虫を放置すると、爪がどんどん分厚くなったり変形したりして、靴を履くだけで痛い、歩くのがつらいという状態になることがあります。
さらに怖いのは、白癬菌が爪だけでなく体のほかの部分にも広がってしまうことです。
また、ご家族と同じバスマットやスリッパを使っていると、知らない間にうつしてしまうこともありますよ。
失敗③「治りかけでお薬をやめてしまう」
見た目がきれいになったからといって、途中でお薬をやめてしまうのはいちばんもったいない失敗です。
爪の中にはまだ白癬菌が残っていることが多く、再発してまた振り出しに戻ってしまうんです。
もし忙しくてなかなか病院に行けないという方は、最近はオンライン診療に対応している皮膚科も増えていますので、調べてみてくださいね。
自宅にいながら診察を受けて、お薬を郵送してもらえるところもありますよ。
爪水虫は恥ずかしい病気ではありません。
誰でもかかる可能性のある、ごく一般的な感染症です。
大切なのは、早めに皮膚科を受診して、正しい治療を根気よく続けることですよ。
気になる症状があったら、ぜひ一度お医者さまに相談してみてくださいね。




