お刺身やお寿司が大好きなあなた、アニサキス食中毒って聞いたことありますか?チエばあちゃんです。
最近はアニサキスによる食中毒のニュースをよく耳にするようになりましたよね。
昔からおばあちゃんたちは「お魚は新鮮なうちにさばいて、内臓はすぐ取りなさい」と言ってきましたが、これにはちゃんと理由があったんですよ。
今日は、昔ながらの知恵と最新の予防法を合わせて、アニサキス食中毒からあなたの体を守る方法をお伝えしますね。
アニサキス食中毒とは?原因と仕組みをやさしく解説
アニサキスというのは、サバ・サケ・アジ・イワシ・イカなど、160種類以上のお魚に寄生している小さな寄生虫のことなんですよ。
体長は2〜3cm、幅は0.5〜1mmほどの白くて細長い糸のような姿をしています。
普段は魚の内臓にいるのですが、魚が死ぬと時間とともに身のほうに移動してくるんです。
そのアニサキスがついたお刺身やお寿司を食べてしまうと、胃壁や腸壁にアニサキスが刺さって、激しい腹痛を引き起こすのがアニサキス食中毒です。
昔のおばあちゃんたちが「魚は買ってきたらすぐにさばきなさい」と言っていたのは、内臓から身に寄生虫が移るのを防ぐ知恵だったんですね。
現代では、お店で買うお刺身用のお魚は一度冷凍処理されていることが多いので安心ですが、釣ったお魚や鮮魚を自分でさばくときは特に注意が必要ですよ。
アニサキス食中毒の症状と発症までの時間
アニサキス食中毒の症状は、普通の食中毒とはちょっと違うんです。
一般的な食中毒では下痢になることが多いですが、アニサキス食中毒では下痢の症状がほとんど出ないのが大きな特徴なんですよ。
主な症状は激しい腹痛・吐き気・嘔吐で、「のたうち回るほどの痛み」と言われるくらい強い痛みが出ることがあります。
お魚を食べてから2〜8時間後に症状が出るのが「胃アニサキス症」、十数時間後に出るのが「腸アニサキス症」と呼ばれていますよ。
まれにアニサキスに対するアレルギー反応として、じんましんや呼吸困難が起きることもあるので注意が必要です。
治療は内視鏡でアニサキスの幼虫を取り除くのが基本で、取り除いた後は比較的すぐに痛みが引きます。
ただし重症化すると開腹手術が必要になる場合もあるので、お魚を食べた後に激しい腹痛が起きたら、「アニサキスかもしれません」とお医者さんに伝えることが大切ですよ。
アニサキス食中毒の予防法|昔の知恵と現代の対策を比較
昔から「お刺身はよく噛んで食べなさい」とおばあちゃんたちは言ってきました。
これはよく噛むことでアニサキスを傷つけて無力化するという考え方なんですね。
ただ正直なところ、アニサキスは小さくて弾力があるので、噛んで確実に退治できるとは限りません。
あくまで「やらないよりはまし」くらいに考えておいてくださいね。
現代の科学でわかっている確実な予防法は次の通りですよ。
【冷凍】マイナス20℃以下で24時間以上冷凍すると、アニサキスは死滅します。
家庭用の冷凍庫はマイナス18℃程度のものが多いので、心配な場合は48時間以上冷凍するのがおすすめです。
【加熱】60℃以上で1分以上、70℃以上なら一瞬で死滅します。
煮魚や焼き魚にすれば安心ですね。
また、お魚をさばくときは昔ながらの知恵どおり、新鮮なうちに内臓をすぐ取り除くことがとても大切です。
最近では「ブラックライトでアニサキスを見つける」という方法も話題になっていますよ。
お寿司やお刺身を安心して楽しむために
「怖いからお刺身はもう食べない!」なんて思わなくて大丈夫ですよ。
回転寿司チェーンなどでは、一度冷凍処理したネタを使っているお店がほとんどなので、アニサキスのリスクはかなり低いんです。
気をつけたいのは、釣ってきたお魚をその場でお刺身にする場合や、鮮魚店で丸ごと買ってきたお魚をさばくときですね。
おばあちゃんの時代は目で見て丁寧に取り除いていましたが、今は冷凍技術という強い味方があります。
昔ながらの「鮮度管理」と現代の「冷凍・加熱」を組み合わせるのが一番賢い方法ですよ。
お魚は栄養たっぷりで体にとても良い食材ですから、正しい知識を持って、これからもおいしくいただきましょうね。
よかったら今日お伝えしたことを、ご家族にも教えてあげてくださいね。




