楽しくて、時間を忘れてついつい飲みすぎてしまった日。
そんな日の翌日に、必ず訪れるのが･･･2日酔い。
ズキズキとした頭痛や吐き気、胸焼け、全身のだるさなど、つらい症状ばかりです。
そんな2日酔いが1秒でも早く治ってくれたらうれしいですよね～。
目次
どうして2日酔いになるの？
2日酔いが起こる原因には、大きく分けて3つあります。
水分不足による脱水
お酒を飲むと異常にトイレが近くなりませんか？
アルコールには利尿作用があり、お酒を飲むことで体内の水分がおしっことして外に出ているんです。
その上、お酒のお供であるおつまみには塩分を多く含むものが多いため、過剰な塩分を外へ出すためにも水分が使われています。
そして体が脱水状態になってしまい、2日酔いの症状である頭痛やめまいなどを引き起こすのです。
アセトアルデヒド
体に入ったアルコールは肝臓で分解されますが、その時にアセトアルデヒドという成分に変化します。
アルコールを摂りすぎると、このアセトアルデヒドが全身にまわって神経細胞に影響を与えるのです。
それにより、2日酔いの症状である頭痛や全身のだるさを引き起こすのです。
胃食道逆流症（逆流性食道炎）
普段の胃と食道は、逆流を防ぐために細く締まっています。
しかし、お酒を飲むとアルコールの作用によって緩んでしまうんです。
緩んだことで胃液が食道の方へ流れてしまい、吐き気や胸焼け、胃のムカムカといった2日酔いの症状を引き起こすのです。
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2日酔いの即効対処法！
ここでは、二日酔いになってしまった時に即効性のある対処法をご紹介します。
まずは水分補給
2日酔いの対処としてまず行うことは、水分補給です！
アルコールの利尿作用や塩分過多の影響で、体はカラカラ。
すぐに水分を体内へ入れてあげましょう！
真水もいいですが、2日酔いの水分補給として特におすすめなのはスポーツドリンクです。
2日酔いのときは胃が荒れていることが多いので、少し塩分が入っている方が胃にやさしく、刺激も少ないんです。
また、おしっこが出ることで糖分も不足しているはず。
糖分不足は、体のだるさの原因になります。
塩分や糖分が含まれ、吸収もいいスポーツドリンクで、体の水分を補いましょう！
気持ち悪くなければ、お味噌汁や野菜ジュースなど、自分が飲みやすいものでも大丈夫ですよ。
アミノ酸やビタミンB1の補給
体に入ったアルコールのほとんどは、肝臓で代謝されて呼気や尿として体外へ出ていきます。
しかし、アルコールの量が多すぎると、分解しきれなかったアセトアルデヒドが体中を巡ることに！
そこで、肝臓の働きをアミノ酸とビタミンB1でアップさせましょう！
アミノ酸は、肝臓の解毒作用やアルコール代謝の促進など、肝機能向上に効果があります。
特に「BCAA」という分岐鎖アミノ酸には、炎症を抑えて肝臓を保護する効果も認められていて、2日酔い対策には最適なんだとか。
また、アルコールが肝臓で分解される際にはたくさんのビタミンB1が消費されています。
ビタミンB1には、糖質の代謝を助けてエネルギーを作り出す働きがあるので、不足すると体がだるさを感じることに。
BCAAは魚や肉、ご飯、そばなどに、ビタミンB1は豚肉やうなぎ、たらこなどに多く含まれています。
サプリメントも活用して、2日酔いの時には積極的に補給しましょう！
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2日酔いの症状別対処法！
次は、二日酔いの症状別に対処法を見て行きましょう！
頭痛がある
2日酔いの症状として頭痛がある場合、だいたいの原因は脱水でしょう。
まずは水分を補給して様子を見ましょう。
もしも、アセトアルデヒドの作用によって血管が拡張されていることで頭痛が起きているのなら、血管を収縮させる作用があるカフェインを摂るといいですよ。
コーヒーやお茶を飲んでみてください。
それでもよくならない時は頭痛薬を飲んでもいいですが、副作用で胃を荒らすことになります。
胃が弱っているときには頭痛薬を飲み過ぎないように注意しましょう。
吐き気・胃もたれがある
アルコールは、胃を刺激して食べた物を消化するために胃酸の分泌を促します。
胃酸は強い酸性なので、アルコールの刺激で胃の粘膜の働きが弱っていると、胃のもたれや吐き気を引き起こすんです。
特に、空きっ腹でお酒を飲む行為は、最も胃がアルコールの刺激を受けやすい行為です。
胃もたれや吐き気がきつい場合は、胃薬を飲みましょう。
特に、吐いたりすると胃は荒れています。
胃酸を抑える制酸薬がおすすめですよ。
また、整腸剤や乳酸菌製剤、吐き気止めなども効果があります。
まずは胃を早く治し、普通の食生活に戻すことを目指しましょう！