ご霊前の書き方と印刷マナー|名前・金額・連名の正しい作法

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春の風がやわらかくなってきましたねぇ。
チエばあちゃんです。
今日は、ご霊前の封筒の書き方についてお話ししますね。
急なお通夜やお葬式の知らせを受けて、香典袋を買ったはいいけれど「ご霊前の書き方がわからない!」「印刷された封筒を使っても失礼じゃないの?」と焦った経験、あなたにもあるんじゃないでしょうか。
ここでは、ご霊前の封筒の選び方から、名前や金額の書き方、連名のルールまで、すぐに使える具体的なコツをまとめてお伝えしますね。

ご霊前の封筒は印刷でも大丈夫?選び方のポイント

お店に行くと、無地の封筒や水引が印刷されたもの、「御霊前」と表書きが最初から印刷されたものなど、いろいろな種類が並んでいますよね。
結論から言うと、表書きが印刷された封筒を使っても失礼にはあたりません
昔はすべて手書きが当たり前でしたけれど、今はコンビニでもきちんとした香典袋が手に入る時代ですからね。
大切なのは、お悔やみの気持ちを込めることですよ。
表書きが印刷されていても、名前の部分は薄墨の筆ペンで手書きするのが基本のマナーです。
薄墨には「悲しみの涙で墨がにじんだ」「急いで駆けつけた」という意味が込められているんですよ。
どうしても手書きが苦手な方は、パソコンで印刷しても構いません。
その場合は、フォントを毛筆体にして、文字の色をグレーにすると薄墨の雰囲気が出ますよ。
会社関係で社名や役職名を入れるときなど、印刷のほうがかえって見やすくなることもありますからね。

ご霊前の名前の書き方|連名・夫婦・会社の場合

ご霊前の封筒には、上段の中央に「御霊前」の表書き、下段の中央にあなたのお名前をフルネームで書きます。
ここからが大事なところですよ。
場面ごとの書き方をまとめておきますね。
【夫婦の場合】夫の名前だけでも大丈夫ですが、ご夫婦とも故人と親しかったなら、中央に夫のフルネーム、その左に妻の名前だけを添えます。
妻が代理で参列するときは、夫の名前の左下に小さく「内」と書き入れてくださいね。
【2〜3名の連名】2名なら下段中央に並べて書きます。
3名なら中央に1名、左右に1名ずつ。
目上の方が右側にくるように並べるのがポイントです。
【4名以上・職場の場合】代表者名を中央に書き、左下に「他◯名」と添えます。
部署全体で出すなら「◯◯一同」と書き、右側に社名を入れましょう。
この場合は、全員の氏名と金額を書いた別紙を中袋に同封するのを忘れないでくださいね。
上司の代理で参列するときは、上司の名前の左下に小さく「代」と書きますよ。

ご霊前の金額の書き方|旧漢字と中袋のルール

中袋にはお包みした金額を書きますが、ここには旧字体の漢数字を使うのが正式なマナーです。
たとえば「一万円」なら「壱萬圓」と書きます。
これは「一」に線を足して「二」に改ざんされるのを防ぐための昔からの知恵なんですよ。
よく使う数字をまとめておきますね。
「一→壱」「二→弐」「三→参」「五→伍」「十→拾」「千→仟」「万→萬」「円→圓」。
市販の香典袋で金額欄が横書きになっている場合は、「金30,000円也」のようにアラビア数字で書いて大丈夫ですよ。
金額は中袋の表面中央、または裏面の右側中央に記載します。
書く欄が印刷されている袋ならその通りに。
中袋に住所や氏名を書くときは、薄墨ではなく黒のペンを使ってくださいね。
中袋は受付の方が整理するものですから、読みやすさが一番大切ですよ。

宗教・宗派による表書きの違いに気をつけて

最後にひとつ、大事な注意点をお伝えしますね。
「ご霊前」はどの宗教でも使えると思われがちですが、実は使えない宗派があるんです。
仏教の中でも浄土真宗では「霊」という考え方がないため、最初から「御仏前」を使います。
また、曹洞宗などの禅宗でも「御仏前」が適切とされることがありますよ。
キリスト教のプロテスタントでは「御花料」が一般的です。
迷ったときは、葬儀社や喪家に確認するのが一番確実ですよ。
それでもわからないときは、白無地の封筒に「御香典」と書くのが無難な方法です。
大切なのは形式よりも、故人を偲ぶあなたの気持ちですからね。
よかったら参考にしてみてくださいね。

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