先日、近所の若いお嫁さんが遊びに来てくれたんですよ。
春の陽気に誘われてお散歩がてら寄ってくれたんですけど、ちょっと元気がない様子で…。
聞いてみたら「妊娠してからずっと便秘がつらくて」って打ち明けてくれたんです。
実はね、妊婦さんの便秘は本当に多いお悩みなんですよ。
今日は、チエばあちゃんが昔から実践してきた妊婦さんの便秘解消法を、食べ物や体操、ツボ押しまでまとめてお伝えしますね。
Q: 妊婦はなぜ便秘になりやすいの?原因を教えて
妊娠をきっかけに便秘になるのには、ちゃんとした理由があるんですよ。
だから恥ずかしがらずに、お医者さんにも気軽に相談してくださいね。
一番の原因は、女性ホルモン(黄体ホルモン)の変化なんです。
妊娠すると黄体ホルモンの分泌が増えて、大腸のぜんどう運動を抑える働きをしてしまうんですよ。
それで腸の動きがにぶくなって、便秘になりやすくなるんですね。
さらに妊娠後期になると、大きくなった赤ちゃんが腸を圧迫するので、ますます便の通りが悪くなることもあります。
そのほかにも、こんな原因が考えられますよ。
- 運動不足(お腹が大きくなると動きにくくなりますものね)
- つわりによる食事量や水分の減少
- 鉄剤の服用(貧血対策で処方されることが多いですが、便秘の原因になることも)
つらい便秘は薬に頼りたくなりますけど、妊娠中はなるべくお薬を使わずに過ごしたいですよね。
これからご紹介する体操や食べ物、ツボ押しで、やさしく腸をサポートしてあげましょうね。
Q: 妊婦の便秘は痔になるって本当?
実はね、妊娠・出産をきっかけに痔になる方はとても多いんですよ。
軽い方は自覚がないこともありますが、ひどくなると本当につらいものです。
便秘が続くと、硬い便を出そうといきむことで切れ痔になったり、圧迫でイボ痔になったりすることがあります。
「恥ずかしい」と思わなくて大丈夫ですよ。
産婦人科の先生も慣れていらっしゃいますから、気になる症状があれば早めに相談してくださいね。
春は気温の変化で体調も揺れやすい時期ですから、無理をしないことが大切ですよ。
Q: 妊婦でもできる便秘解消の体操やマッサージは?
便秘を解消するには、腸の動きを活発にして便を押し出してあげることが大切なんです。
春のぽかぽか陽気の日は、体も動かしやすくてちょうどいい季節ですよ。
腰回し体操
チエばあちゃんのイチオシは、腰回し体操です。
シンプルだけど、お腹にほどよい刺激を与えられて、お腹が大きくなった妊婦さんでも無理なくできますよ。
やり方はとっても簡単。
足を肩幅に開いて、腰に手を当てます。
そして時計回りにゆっくり5回、反時計回りにゆっくり5回。
これを2〜3セット繰り返してみてくださいね。
すぐに効果が出なくても、腸が動けば便も動きますから、時間を置いてまたやってみるのもいいですよ。
お腹のマッサージ
お腹の上からやさしく腸を刺激するのも効果的です。
おへそを中心に、時計回りにやさしく手のひらで撫でてあげてくださいね。
強い力は必要ありませんよ。
気持ちいいなぁと感じるくらいで十分です。
腸の中を便がするする移動するイメージでやると、より効果が期待できますよ。
Q: 妊婦の便秘に効くツボはどこ?
ツボ押しは血のめぐりをよくして、腸の働きを助けてくれるんですよ。
お腹が大きくても押しやすい手のツボをご紹介しますね。
合谷(ごうこく)
手の甲の、親指と人差し指の骨が交わるあたりのくぼみにあるツボです。
便秘だけでなく、肩こりや頭痛にも良いと言われていますよ。
ただし、合谷は子宮を刺激する可能性があると言われることもありますので、妊娠後期や体調が不安定なときは避けて、心配な方はお医者さんに相談してくださいね。
間使(かんし)
手首の内側から指4本分ひじ寄りにあるツボです。
まさに腸の働きをよくするツボで、即効性が期待できますよ。
苦しいときに、反対の手の親指で気持ちいいくらいの力加減でじんわり押さえてみてくださいね。
Q: 妊婦の便秘解消におすすめの食べ物は?
食事で便秘を解消するコツは、腸内環境を整える食べ物を意識して摂ることなんですよ。
オリゴ糖
チエばあちゃんが特におすすめしたいのがオリゴ糖です。
オリゴ糖は腸の中のビフィズス菌を増やして活発にしてくれるんですよ。
そうすると悪玉菌が減って、便秘解消につながるんです。
お薬が飲みにくい妊娠中にこそ、ぜひ取り入れてほしい食品ですね。
砂糖の代わりに使えるので、ヨーグルトや飲み物に入れたり、お料理にも大活躍ですよ。
食物繊維たっぷりの春野菜
今の時期なら、春キャベツやたけのこ、新ごぼうなど食物繊維が豊富な旬の野菜がたくさん出回っていますよね。
旬のお野菜は栄養もたっぷりで、おいしくて体にもやさしいんですよ。
春キャベツのやわらかい葉をさっと蒸して、オリゴ糖入りのドレッシングで食べるのもいいですね。
水分をしっかり摂る
便秘解消にはこまめな水分補給もとても大事です。
朝起きたらコップ一杯のお白湯を飲む習慣をつけると、腸がやさしく目覚めてくれますよ。
春は過ごしやすい気候ですけど、意外と乾燥していることも多いですから、水分は忘れずに摂ってくださいね。
Q: それでも便秘が治らないときはどうしたらいい?
食べ物や体操を試しても改善しないときは、無理をせずかかりつけの産婦人科に相談してくださいね。
最近は妊婦さんでも使える酸化マグネシウムなどのやさしいお薬を処方してもらえることが多いですよ。
「便秘くらいで…」なんて遠慮しなくて大丈夫。
先生方は毎日たくさんの妊婦さんを診ていますから、便秘の相談はごく当たり前のことなんです。
あなたの体は今、大切な赤ちゃんを育てるために一生懸命がんばっています。
だからこそ、自分の体もいたわってあげてくださいね。
春の穏やかな風を感じながら、ゆったりした気持ちで過ごすのが一番の薬かもしれませんよ。
よかったら、今日ご紹介した方法を気軽に試してみてくださいね。




