茨城県ひたちなか市のひたち海浜公園といえば、真っ青なネモフィラの丘が有名ですが、真っ赤なコキアの丘もおすすめです!
まるで絵本の中に迷い込んだようなコキア一面の絶景、2018年にはいつ見頃になるのでしょうか。
ここでは、ひたち海浜公園のコキアの見頃が2018年はいつになるのか、また駐車場や混雑情報についてもまとめました。
ひたち海浜公園のコキアの丘
5月のネモフィラが終わると、ひたち海浜公園のみはらしの丘では、コキアが植え替えられます。コキアは一年草ですが、観賞期間が長くて育てやすいため、ガーデニングとして育てている方もいるようです。別名をホウキ草ともいい、コキアの枯れた枝をホウキとして使用されていたことが由来のようです。
また、コキアの実は「とんぶり」という食材としても知られ、畑のキャビアと言われるほど栄養豊富である上、プチプチとした食感がクセになると、とても人気な食材でもあります。
コキアは成長するにつれてその姿を変化させていきます。初めのうちは黄緑色をした小さな妖精のような出で立ちで地上に現れます。成長すると大きな綿菓子のようなもっこりとした緑色の姿に変わります。
日がたつにつれてオレンジへと色を変化させ、紅葉シーズンになると真っ赤に色づきます。
一面のコキアが紅葉すると、ひたち海浜公園のみはらしの丘は、真っ赤に染まるんです。日光の当たり方や時間帯によっては、同じ赤色でもその印象をがらりと変え、さまざまな表情を魅せてくれます。
妖精のような緑のコキアも、芸術的なオレンジ色のコキアも、情熱的な真っ赤なコキアも、それぞれに魅力を感じられます。
枯れてしまっても、ひたち海浜公園のスタッフによって、翌年の干支をモチーフにしたアート作品へと生まれ変わり、観覧車からその姿を見ることができます。
ひたち海浜公園のコキア、見頃はいつ?
緑のコキアの丘が見たい方は、8月から9月上旬が見頃になります。
夏の真っ青な空の下に広がる緑のコキアを見れば、まるでミニチュアの世界に迷い込んだような気持ちになります。
9月下旬からのコキアは、だんだん色を変化させていきます。
うっすらとオレンジがかったコキアも芸術的です。
真っ赤なコキアを見たい方は、例年10月上旬から10月中旬までが見頃であると言われています。
この時期は、すぐ隣のコスモス畑も見頃を迎えますので、さらに色とりどりの丘を楽しむことができます。
このように、緑・オレンジ・赤と色を変化させていくコキアには、3回も見頃があります。
それぞれに色の世界観が楽しめますので、1度と言わず何度でも訪れて欲しいものです。
コキアの丘の混雑状況は?
コキアは、緑の姿の夏から赤い姿の秋までシーズンを通して楽しめる植物ですので、どの時期に混雑しているのかは訪れる方々の好みによって変わってきます。
とはいえ、真っ赤なコキアが見頃となる紅葉シーズンの10月は、例年混雑しており、午前中であれば比較的周辺道路の混雑は避けられますが、帰りの道路で車がなかなか進まないことが予想されます。
混雑を避けて行きたいなら、コキアの色の変化が楽しめる9月下旬の頃がいいでしょう。
また、ひたち海浜公園自体、子供から年配の方まで人気の高いスポットですので、シーズン限らず土・日はいつも混雑しています。
ゆっくり楽しみたい方は、平日に訪れることをおすすめします。
駐車場については、コキアが見られるみはらしの丘に一番近い西駐車場がおすすめです。
開園の9時半より1時間ほど早く到着できれば、混雑せずに西駐車場には停められるでしょう。
しかし、到着が遅れた場合は、西駐車場周辺にある臨時駐車場を利用する方がスムーズに停められます。
ネモフィラの見頃シーズンと比較すれば、コキアの見頃シーズンはそれほど混雑とはならないでしょうが、それでもやっぱり混雑することは予想できます。
HPなどを利用し、道路混雑状況を確認しておくことをおすすめします。