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空気が乾燥し、病原菌のすごしやすい季節にはいってきました。
病原菌が元気になると、私達は風邪をひきやすくなるので体調を整えて、かかりにくい体にしなくてはいけませんね。
しかし、大人とは違い子供達が通う幼稚園や学校は、冬に近づくにしたがって菌がウヨウヨしています。
したがって、色んな病気に感染してしまいます。
その中でよく間違われるのが「風邪」と「マイコプラズマ肺炎」です。
この2つの症状はよく似ているため、判断もつきにくいといわれています。
今回は、判断に難しいといわれている「マイコプラズマ肺炎」についての症状や子供の検査方法を説明します。
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マイコプラズマ肺炎とは
マイコプラズマ肺炎は、なんと!細菌やウィルスではなく「微生物」なのです。
風邪と症状が似ているので、ウィルスだと思っていたのですが違っていました。
マイコプラズマ肺炎の他にも「細菌性肺炎やウィルス性肺炎」などがありますが、それと区別するために「非定形肺炎・異型肺炎」とよばれているみたいです。
マイコプラズマは、病原性微生物の中では最小クラスの大きさで、人体に入ると、主に気管支や喉などに感染し炎症を起こします。
感染してから発症するまでの期間は、通常の場合で2週間~3週間とされています。
感染経路は、咳やくしゃみなどによる「飛沫感染」と感染者との接触や手すりなどからの「接触感染」があります。
マイコプラズマ肺炎は、毎年大流行するインフルエンザのような感染力はもっていませんが、濃厚な接触だと感染してしまうので、家族や親しい友人には感染してしまう恐れがあるので、注意が必要です。
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マイコプラズマ肺炎の子供の症状
幼稚園や学校から感染してくる場合が多いのですが、症状は上記でも説明しましたが、風邪と似ています。
初期症状では、5割り以上の子供が38度以上の発熱があり、それに伴い頭痛や倦怠感があります。
熱が出て2日後くらいから「乾いた咳」がでます。
乾いた咳は次第に激しくなり、数日後には痰が絡んだ咳へと変化していきます。
マイコプラズマ肺炎の最大の特徴は「咳」なので、長期間「咳」が続く場合は、マイコプラズマ肺炎を疑ってください。
他にもこんな報告もあります。
子供の口が臭い!といって感染に気づくお母さんも多いというので、咳が長期間続き、口臭がいつもと違う場合は、マイコプラズマ肺炎に感染している可能性があるので、受診してみてください。
子供のマイコプラズマ肺炎の検査方法
マイコプラズマ肺炎かどうか判断する方法で、子供が一番おこなわれる検査方法が「レントゲン検査」です。
レントゲン検査なら子供も怖がることがないので、お母さんも病院に連れて行きやすいのではないでしょうか。
私の子供の場合は、病院に行くと注射されるケースが多かったので、病院に連れて行くのが大変でした。
検査と聞くと反射的に「注射される!」と思うらしいです。
しかし、マイコプラズマ肺炎の検査が「レントゲン」だというと、結構すんなり病院にいってくれました。
レントゲン検査をすると、肺のあちこちにガラス状の白い陰がみえるようです。
他にもレントゲン検査の前に、肺や呼吸音を聴診で聞き、病気を見極めるようです。
最近では「LAMP法」といっって、気道の粘膜を綿棒で採取して調べる方法や「血液検査」で白血球数が正常なのか調べる方法もあるようです。