こんにちは、チエばあちゃんです。
今日はうるち米ともち米の違いについてお話ししますね。
普段何気なく食べているお米ですが、「うるち米ともち米って何が違うの?」「うるち米でもお餅は作れるの?」と気になったことはありませんか?
実はこの2つのお米、でんぷんの成分がまったく違うんですよ。
昔からお米と一緒に暮らしてきたばあちゃんが、科学的な理由もまじえながらやさしく解説しますね。
Q: うるち米ともち米の違いは何?でんぷん成分で解説
私たちが毎日のごはんとして食べている普通のお米、これが「うるち米」ですね。
一方、お餅やお赤飯、おこわなどに使うお米が「もち米」です。
見た目にも違いがあって、うるち米は半透明なのに対して、もち米は白くて不透明なんですよ。
では、なぜこんなに性質が違うのでしょうか。
その答えは、お米に含まれるでんぷんの種類にあります。
お米のでんぷんには「アミロース」と「アミロペクチン」という2つの成分があるんです。
アミロースはブドウ糖が一列につながった構造をしていて、水に溶けやすく、冷めるとパサパサした食感になります。
一方、アミロペクチンはブドウ糖が枝分かれしながらつながった構造で、これがお米の粘りのもとなんですよ。
うるち米にはアミロースとアミロペクチンがおよそ2対8の割合で含まれています。
ところがもち米には、アミロースがほとんど含まれておらず、ほぼ100%がアミロペクチンなんです。
だからもち米はあんなに粘りが強くて、つくとお餅になるというわけですね。
科学的に見ても、昔の人がお餅にはもち米を使ってきた理由がよくわかりますよね。
Q: うるち米でもお餅は作れるの?餅つき機は使える?
「もち米が手元にないけど、うるち米でお餅は作れないかしら?」と思ったことはありませんか。
実は、うるち米でもお餅に近いものは作れるんですよ。
日本各地には、昔からうるち米で作るお餅の郷土料理がたくさんあります。
たとえば岩手県の「しんこもち」や、各地で親しまれている「しとぎ」などがそうですね。
もち米のお餅のようにびよーんとは伸びませんが、お団子のようなやさしい粘りがあって、素朴でおいしいんです。
これには科学的な理由もあるんですよ。
うるち米にも約80%のアミロペクチンが含まれていますから、しっかりつけばある程度の粘りは出るんです。
ただ、アミロースが約20%含まれているぶん、もち米ほどの伸びにはなりません。
それからね、うるち米で作ったお餅には思わぬ良いところがあるんです。
サクッと歯で噛み切れるので、小さなお子さんやお年寄りにも安心して食べてもらえますよ。
お正月にお餅をのどに詰まらせるニュースを見るたびに心配になりますが、うるち米のお餅ならそのリスクがぐっと下がるんです。
Q: うるち米からお餅を作る方法は?餅つき機の活用がおすすめ
うるち米でお餅を作る方法をご紹介しますね。
もち米とは少し手順が違いますので、ポイントをしっかり押さえてくださいね。
【手順】
1. うるち米を洗って、普段ごはんを炊くときと同じように水に浸しておきます。
2. ざるにあけて水を切り、蒸し器で30分以上しっかり蒸します。
3. ここがポイントです。
蒸し上がったお米をお湯で揉み洗いして、余分なアミロースを洗い流します。
これを2〜3回繰り返してくださいね。
4. もう一度ざるで水を切り、再び30分ほど蒸します。
5. 蒸し上がったら、いよいよつき始めます。
ここで大切なのが、うるち米はもち米の約3倍の時間つく必要があるということなんです。
お餅は温かいうちにつき終えないと固くなってしまいますから、手作業では正直かなり大変です。
そこで、餅つき機の出番というわけですね。
餅つき機なら均一な力で素早くつけますから、うるち米でも上手にお餅が仕上がりますよ。
最近のホームベーカリーにもお餅つき機能がついているものがありますので、お持ちの方はぜひ試してみてくださいね。
Q: うるち米ともち米、料理によってどう使い分ける?
最後に、うるち米ともち米の使い分けについてまとめておきますね。
うるち米が向いているもの:普段のごはん、おにぎり、チャーハン、リゾット、お粥など
もち米が向いているもの:お餅、お赤飯、おこわ、ちまき、あられなど
また、ちょっとした裏技として、普段のごはんにもち米を1〜2割混ぜて炊くと、もちもちした食感になっておいしいんですよ。
冷めても硬くなりにくいので、お弁当にもぴったりです。
ばあちゃんも孫のお弁当を作るときによくやっていた方法ですよ。
お米は日本人の宝物ですからね。
うるち米ともち米、それぞれの良さを知って、毎日のお料理に上手に取り入れてみてくださいね。
よかったら今日のお話、試してみてくださいね。




