ボーナス額面100万円の手取り金額!税金はいくら?

スポンサードリンク

待ちに待った楽しみなボーナス!

しかし、明細をみて額面より手取りの金額が随分減っていることに愕然としませんか?

実は、ボーナスにもいろんな税金がかかっているんです。

ボーナス額面100万円であったら、税金がどれほどかかり、手取りはいくらになるのかについてまとめました。

ボーナスから控除されているものとは?

お金のジンクス

ボーナスから控除されているものとは、いったい何なのでしょうか?

実は、毎月のお給料から控除されているものと同ものなんです。

ただし、ボーナスにおいては住民税は引かれていません。

毎月のお給料から控除されているものといえば、まず健康保険料です。

健康保険料は、介護保険第2号被保険者に該当するかしないかで、保険料の率が変わってきます。

次に、厚生年金保険料です。

70歳未満のすべての被保険者が、厚生年金保険料の対象となります。

次に、雇用保険です。

一般事業・農林水産業・清酒製造業・建設業で、その率は異なります。

最後に、所得税です。

ボーナスから源泉徴収する場合、前月における社会保険料等を控除後の給与額を求め、それを「賞与に対する源泉徴収税額の算出方法の表」に当てはめて計算した額になります。

このように、ボーナスにかかる税金は、健康保険料・介護保険料(40才以上)・厚生年金保険料・雇用保険料・所得税の5つで、ざっと計算すると、約15%ほどの税金がボーナスから引かれることになります。

さらに、会社によっては組合費などもかかってくる場合もあり、約20%の税金がボーナスにかかるところもあるようです。

スポンサードリンク

ボーナスの額面と手取りの違い

ボーナスの額面とは、純粋なボーナス額のことをいいます。

税金などの控除がされる前の金額で、賞与明細で見ると、支給欄の「賞与」に記載されている金額が、ボーナスの額面になります。

一般的に年収をいう時には、この額面の金額を計算します。

ボーナスの手取りとは、実際に会社から支払われている金額のことをいいます。

税金などの控除が差し引かれた金額で、賞与明細で見ると「総支給額」に記載されている金額が、ボーナスの手取りになります。

スポンサードリンク

ボーナス額面100万円の手取り金額は?

ボーナス額面が100万円の場合、ボーナスには約20%の税金がかかるわけですから、手取りは約80万円になるということになります。

約20万円も引かれるなんて、かなりがっかりしますよね・・・。

もともとのボーナスとして額面に記載されている金額が、毎月のお給料より大きいため、引かれる金額も多く感じてしまうのです。

2003年4月から、給与形態が「総報酬制」というものに変わりました。

これにより、それまではボーナスにかからなかった社会保険料が、ボーナスにもかかるようになったのです。

しかし、これは支払う税金が増えたというわけではありません。

毎月のお給料だけに社会保険料をかけるのではなく、年間総報酬に社会保険料をかけることにより、毎月のお給料の控除額が低くなったのです。

この制度は、ボーナスは支給されないけれど高給の人と、ボーナスは支給されるけれど給与が低い人との、税金の課せられ方に不公平が生じないようにするのが目的です。

では、ボーナスの額面が50万円だった場合の手取りはどうなのでしょうか?

30歳の人で、配偶者と子供1人がいる家庭の場合、控除額の合計は約9万円となり、手取り金額は約41万円になります。

30歳で独身の方の場合、控除額の合計は約10万円となり、手取り金額は約40万円となります。

ボーナスの額面が100万円から50万円になったとしても、控除額の倍率はほぼ半分になるというわけです。

これを機に、自分のボーナスの明細を見て、どれくらい控除されているのかをしっかり確認してみるといいかもしれませんね。

スポンサードリンク