花粉症の症状で思い浮かぶのは、くしゃみや鼻水・鼻づまり・目のかゆみなど粘膜に関係するところにでる症状です。
しかし、花粉症の症状は粘膜系だけではなく、頭痛や目の奥などにも炎症が起こるようなのです。
今回は、花粉症で起こる症状の「頭痛・目の奥の痛み」の原因や症状・解消法を紹介します。
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目次
花粉症の頭痛の症状
現在の日本では、5人に1人が花粉症だと言われています。
私の家庭ではまだ誰も花粉症を発症していないのですが、知り合いで花粉症で悩んでいる人は沢山います。
そして、その症状はというと大抵が、鼻水・鼻づまり・目のかゆみといった一般的に見られる症状です。
だから「花粉症で頭痛?」と、聞いた時は疑問に思ってしまったのですが、花粉症で頭痛が起こるも症状の1つのようなのです!
花粉症で起こる頭痛には原因がいくつか考えられるので紹介していきますね。
酸素不足
花粉症で鼻に症状がでると、鼻水や鼻づまりを起こしてしまい、鼻づまりになると鼻から取り込む酸素の量が減ってしまい、脳が酸素不足になり頭痛がおこります。
他にも鼻に炎症がでて、鼻呼吸ができずに口呼吸をする人は多くなります。
私達の呼吸方法は、通常鼻呼吸なので口呼吸になると、どうしても酸素を取り込む量が減ってしまい頭痛を引き起こしてしまいます。
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蓄膿症
花粉症の症状が鼻んび現れ、ひどくなると「蓄膿症」になることがあります。
蓄膿症とは鼻の横・目の下あたりにある「副鼻腔」の空洞に膿が溜まってしまう病気で、頭痛を伴うことがあります。
症状としては、色が黄色や緑色の粘ついた鼻水が出た場合や臭いを感じた場合は蓄膿症で起こっている頭痛の可能性があります。
肩こりや首への負担
くしゃみや鼻づまりなどの症状が続くと首にかかる負担や筋肉が緊張することで首や肩がこってしまい頭痛を引き起こす場合があります。
風邪などの頭痛ではなく偏頭痛や鈍い痛みの場合は、花粉症が原因と考えてください。
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花粉症で目の奥が痛くなる?
花粉症が原因で頭痛が起こる他にも目の奥が痛くなる場合もあります。
その場合は頭痛とともに起こる場合が多いです。
原因は上記と下記で説明しているので、頭痛と目の奥の痛みの症状以外がでた場合は、病院での診断をおすすめします。
目の奥だけが痛い場合は、花粉症のアレルギーの炎症で眼球に傷がついている場合も考えられます。
症状が続く場合は病院で診察してもらってください。
花粉症の頭痛、目の奥の痛みの解消方法
花粉症による頭痛・目の奥の痛みの多くは酸欠によるものだと考えられます。
解消法は鼻の通りをよくし、充分に酸素を取り込むことです。
鼻づまり解消グッズなどを利用すると夜も睡眠がとれるようになり、睡眠不足による頭痛も解消されます。
肩こりや首の痛みには、電子レンジで温めたタオルなどを肩と首に乗せ、温めてマッサージすると痛みも軽減されます。
花粉症でなく、こんな病気の可能性も
目の奥の痛みが花粉症でない場合に考えられる病気もあります。
眼精疲労
長時間のパソコンなどで目を酷使することで起こる病気で、目の奥の痛みとともに肩こりや吐き気などの症状も現れます。
三叉神経痛
目の奥の痛みだけではなく、顔面に電気が走るような痛みがあります。
緑内障
眼圧が高くなることで目の神経が圧迫され、視野が狭くなっていく病気で、目の奥の痛みもありますが「嘔吐・結膜充血」などの症状も起こります。
脳腫瘍
脳の周りに腫瘍ができる病気で、慢性的な頭痛や吐き気・嘔吐、手足のしびれなどの症状があります。
花粉症が原因で起こる頭痛や目の奥の痛みは、二次症状とも呼ばれています。
解消法を参考にして嫌な花粉の時期を乗り切ってください。
そして、花粉以外で起こる頭痛や目の痛みは、重要な病気が隠れている場合があります。
特に脳腫瘍は一刻をあらそう病気なので、症状を確認して病院へ行くことをおすすめします。