右側腹部がなんだかずっと痛い・・・。
それ、もしかしたら盲腸かもしれませんよ!
盲腸は身近な病気ではありますが、我慢していると最悪死に至ることもある恐ろしい病気なんです!
最悪なことにならないよう、盲腸での痛みがでる場所は左右どっちか学んでおきましょう。
ここでは、盲腸は右左どっちにあるのか、また、場所や痛みの特徴をまとめました。
盲腸の痛みとは?
盲腸(虫垂炎)は、誰しもがなる可能性のある、身近な病気です。
しかし、治療や手術が遅れてしまうと、最悪、死に至るほどのとても怖い病気でもあります。
みぞおちに痛みがある、吐き気がする、熱がある、車が揺れたり衝撃があると痛みがある、跳んだり跳ねたりすると痛む、痛みが少しずつ右下腹に移動している、このような症状がみられる場合、高い確率で盲腸の可能性があります。
盲腸の他にも、膀胱炎やその他内臓疾患の可能性も考えられますが、いずれにしても早く病院へ行って診断を受けましょう。
盲腸と確定するためには、基本的に医師の診察と血液検査が必要になります。
盲腸の初期症状が風邪の症状に似ていたり、我慢強い人の場合、痛くても病院へなかなか行かないといったケースが多いようで、深刻になって初めて病院へ行く場合もあるようです。
しかし、盲腸の場合、発見が遅れれば遅れるほど入院期間が長くなり、その分治療費もかかりますので、盲腸の疑いがある場合は、すぐに診察を受けましょう。
治療を受ければ治る病気です。
病院へ行くのを我慢して、最悪死に至るなんてことにならないよう、違和感を感じたら早めの医師の診察が大切です。
基本的に盲腸の治療には手術を行いますが、最近では手術をしないで点滴を投与することで炎症を抑えることができるようになりました。
しかし、点滴投与での治療は、軽症の場合か早期発見の場合に限ります。
また、盲腸を摘出しなければ、再発の可能性はなくなりません。
現在のところ、盲腸を摘出したことでの人体への影響はないと言われています。
再発の可能性を心配するのであれば、摘出手術での治療が最適でしょう。
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盲腸の原因とは?
盲腸になる原因とは何でしょうか?
もし分かっていれば、盲腸になることを防ぐことができますよね。
盲腸は、腸内に存在する細菌が、何らかの理由で虫垂で繁殖することにより炎症を引き起こす病気です。
なぜ虫垂で繁殖するのかということは、現在のところ完全には分かっていないようです。
しかし、腸内細菌の悪玉菌と言われる菌が増殖している状態です。
悪玉菌が増える理由は、脂っこい食べ物の過剰摂取、暴飲暴食、お腹の冷え、ストレスなどが原因です。
悪玉菌の増殖により、盲腸になるリスクが上がっているとも言えます。
また、便秘になっていると、虫垂を圧迫することによって炎症を引き起こすこともあります。
また、便秘も悪玉菌が増えている状態ですので、盲腸になるリスクが高まっていることにもなります。
中には、生まれつき、虫垂の入り口が広い人がいます。
そのような人の場合、盲腸になりやすいと言われており、遺伝の要素も関係するようです。
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盲腸はどっちが痛くなる?
盲腸になると腹痛を起こしますが、お腹の左右どちらが痛くなるかご存知ですか?
盲腸は一般的に右側に位置していますので、右側腹部に痛みを伴います。
しかし、盲腸の初期段階では、みぞおち付近に鈍痛が現われ、時間の経過とともに、少しずつ痛みが右側腹部へ移動していきます。
跳んだり跳ねたりして腹部に衝撃があると、激しい痛みが走る場合もあります。
右側腹部に痛みを伴う病気には、盲腸以外にも、急性ウイルス肝炎や大腸炎、大腸がん、尿管結石、肝硬変、胆石症といった、いろいろな病気の可能性もあります。
普段感じるような腹痛と違う痛みを感じたり、便意ではなく継続した痛みがある場合には、早急に病院での診察を受けましょう。